記事ID116746のサムネイル画像

    【NEXTトレンドは?】憧れブランドは絶対チェック♡《パリコレクション2017-18秋冬》

    5大コレクションの中で一番規模が大きく、その年の流行を左右すると言われているパリコレクション。圧倒的ステータスを誇るパリコレクションが終盤を迎えます。名だたる有名メゾンの新作から、いち早く今年のトレンドをキャッチしましょう♡

    パリコレクション 2017-18秋冬が終了!

    ファッション界を賑わせる、パリ・コレクション。

    パリ・コレクションは世界的に一番規模が大きく、その年の服飾の流行が左右されるため、ファッション界からの注目度は非常に高いです。

    世界中が熱い視線を送るパリコレクションが終わりました。名だたる有名メゾンによる新作から、次なるファッション・トレンドをいち早くゲットしませんか?

    CHANEL

    クリエイティブ・ディレクターは、フェンディも手がけるカール・ラガーフェルド。今季も、CHANELのアイコンであるツイード素材のジャケットやワンピースが並んでいます。

    モノトーンを中心としたシンプルなコレクションですが、ブルー×パープルのツイードジャケットや赤系のかわいらしい色でまとめられたルックも登場しています。

    HERMÈS

    クリエイティブ・ディレクターは、2014年就任のナデージュ・ヴァネ=シビュルスキー。

    レンガを想起するようなブラウンやオレンジ味を帯びたレッド、深いグリーンへのグラデーションなど、秋のぬくもりや寂しさを感じさせる、色とりどりのアイテムで構成されたPre Fallコレクション。

    ノーカラーコートやAラインのスカートやワンピース、ウエストマークのベルトにより抜け感が出ています。

    Saint Laurent

    2016年4月にエディ・スリマンがクリエイティブ・ディレクターを退任後、就任したのはアンソニーヴァカレロ。

    ストーンを全面に配したダイヤモンドルックや、キーワードのミリタリーテイストと、アンソニーが得意とするアンバランスなモノづくり。

    80年代を想起させるスクエアパッド、胸まで大きく開いたカッティングドレスなど、メゾンに伝わる歴史を漆黒のベルベットを用いてモダンに蘇らせました。

    LOUIS VUITTON

    クリエイティブ・ディレクターは、ニコラ・ジェスキエール。

    今季の舞台はルーブル美術館の「マルリーの中庭」。大型彫刻の数々が集い、パリならではのクリエーションを感じられる場所であり、メゾンの渾身のコレクションを発表するに相応しい場です。

    キラリと光るチェックのワンピースや、柄×柄のバランスが美しいワンピースの所々に施された黒のレースが、繊細な女性らしさを演出しています。

    それとは対照的にも見えるアニマルを全面的に出したルック。ファーやアクセントのレッドで物々しい雰囲気を醸し出しています。

    Dior

    ディオール初の女性アーティスティック・ディレクター、マリア・グラツィア・キウリによる、大注目の2シーズン目である、2017-18 AWコレクション。

    デニムなどのブルーから漆黒でまとめられています。かっちりとした印象のブルー×ブラックのチェックコートから、海や天の川を想起させるキラキラと光るドレスや銀河の刺繍、水兵を彷彿とさせるデニムで、涼しさを感じさせます。

    Alexander McQueen

    キャサリン妃がドレスを多用していることでも著名なブランド。

    今期のインスピレーションとなったのは、イギリスにあるウィッシュ・ツリー(願かけの木)。人々が願いごとを吊るすカラフルなリボンを、ファブリックや糸そのもので表現。

    たっぷりのフリルやリボンディティールが施され、ひとつひとつに絵画のような迫力があります。

    ホワイトデニム地やレース素材の上からは、世界中から集めたラッキーアイコンを刺繍し、見ているだけで幸福な気持ちにさせてくれます。

    Chloé

    2017 Fall

    2017 Fallは、情熱的で自立した女性のアティチュードを表現。

    黒レースの花柄を施したワンピースなどロマンティックなディテールや、柔らかなシルエット・秋らしいぬくもりのある色味で構成されています。

    余るほど大きな袖が動くたびに揺れ、女性らしさを感じさせると共に、抜け感を手元にまとわせます。

    2017-18 AW

    今回の2017-18年AWは、2011年5月からクリエイティブ・ディレクターを務めたクレア・ワイト・ケラーの最後のコレクション。

    秋の深まりや少しの寂しさを感じさせるようなカラーと、ワンピースやブラウスに施された柄で始まる、ChloéのAWコレクション。

    ショーが進むにつれて、肌が上品に透けるパープルやネイビーのドレスや、胸をハート型に開いた真赤なワンピースなど、徐々にモダンな雰囲気になっていきます。

    BALENCIAGA

    VETEMENTSでもカルト的人気を集める、デムナ・ヴァザリア率いるBALENCIAGA。

    彼のアーティスティック・ディレクションによるブティックが東京に続き、パリコレ期間中にパリのサントノーレ通りにオープン。

    落ち着いたカラーのコートやワンピースから覗く鮮やかなカラーのスカートやタイツが目を引く今季のコレクション。

    首をすべて隠してしまう個性的な形のコートにも注目です。

    PAUL & JOE

    1995年、Sophie MechalyがPAUL&JOEを設立。ブランド名の由来は2人の息子の名前(ポールとジョー)である。

    トレンドの一つであるベルベット素材を用いたり、グリーン、ピンクなど鮮やかなカラーで会場を賑わせました。ウエストマークとして活躍するベルトや、素材違いのラペルなどディテールにもこだわっています。

    アウターのカラーファー、ボアを取り入れたフード付きアウターやロングコート、また花模様を配したニットコートなどは、どれも重量感あるフォルムですが軽やかな配色で重さを感じさせません。

    Acne Studios

    2017 Pre Fall

    ラグジュアリーな雰囲気と主張しすぎないデザイン。ミニマルで実用性も兼ね備えるAcne Studios。クリエイティブ・ディレクターは、ジョニー・ヨハンセン。


    2017 Pre Fallコレクションは、ロックバンド「プライマル・スクリーム」のBobby Gillespieにインスパイア。

    ユニークな丈感覚を大事にしており、トップスとワンピースの教会すら曖昧にするような縦ラインを強調した服たちが面白いです。

    それぞれが主張をし、型にはまろうとしないアイテムですが、自由な発想のコーディネートによって普遍的な美しさをとどめています。

    2017‐18 AW

    今季はロマンティックでフェミニン、それでいてプレイフルなコレクションを目指しています。カギとなるのは、ロングラインのドレス。

    量流れるようなラインと配色が美しく、コンパクトで着心地のよいサイズ感は着る人のことを良く考えられてます。

    スエードコートには、ワックス加工が施されており、服地の上で味わい深い色の変化があります。

    COMME des GARÇONS

    1969年に川久保玲がスタートさせたブランド、COMME des GARÇONS。

    ドレスの上に不規則に並ぶこぶは唯一無二の形状を作り上げ、まるでアートのよう。

    素材も、厚手のフェルト風のものやペイントを施した起毛素材、段ボールのようなシワ加工が施されたものなど統一感はなく、川久保玲らしさが出ています。

    sacai

    2017 Pre Fall

    1999年、阿部千登勢が設立したsacai。ブランドコンセプトは「日常の上に成り立つデザイン」。異素材の組み合わせ、独特なシルエット、細かい部分の技術などにより、強く支持されています。

    2017 Pre Fallコレクションは、踝にまで達するようなロング丈が中心。直線的なラインで重みのあるIラインや、首元を詰めたことにより肌の露出が少なくなり、sacaiに特徴的なスカートのサイドスリットが女性らしさを演出しています。

    ガンクラブチェックなどのメンズウェアの要素と共に、レースのフードや、透き通るシフォンを合わせ、メンズのボキャブラリーにフェミニティを融合するという、ジェンダーにおけるハイブリッドを提示。

    2017‐18 AW

    難解で複雑なsacai特有のシルエット。今季この複雑さに磨きをかけるのが、ジップディテール。あらゆるアイテムにランダムに配されたジップが、躍動感のあるシルエットを作っています。

    スポーツのエッセンスを取り込み、スキージャケットのようなボリュームや、MA-1のようなテキスタイルをのぞかせているものもあります。

    UNDERCOVER

    デザイナーの高橋盾が一之瀬弘法と文化服装学院アパレルデザイン科在学中「UNDERCOVER」を設立。

    何重にも重ねられたレイヤード調のものに、独特なカラープリント、フェミニンなスタイルなど、テーマに合わせて様々な手法を試みています。

    今季は、守衛、軍隊、不良少女、遊牧民、僧侶、扇動者、聖歌隊、新種族、王室と身分・階級の異なる住人たちなど、理想郷に住む新人類を描きます。

    カラフルなカラーやひとりひとり違う生地を用い、シルクやファーなど異なる素材で作られたアームが、権力・地位の象徴と言わんばかりに存在を放ちます。

    それらはまるでコスチューム。私たちを楽しませてくれます。

    beautiful people

    COMME des GARÇONSのパタンナーから独立した熊切秀典が、2007年にbeautiful peopleを発表。服に袖を通すことで、着た人にとって新しい刺激による思考の転換、日常に新たな視点、新たな価値観を提案することをコンセプトにしています。

    創設10周年の節目に、パリ高級服飾組合 の正式登録を受け、パリコレクションにプレゼンテーション枠で初参加。

    初パリコレクションのテーマは「WAFUKU(japanese clothes, vêtements japonais)」。

    西洋の装いをベースとしながら、帯・帯締めの雰囲気や、着物スリーブ、襟元から顔を出す半襟風の別布など、和のエッセンスが取り込まれています。

    また、散りばめられた刺激的な配色が、和服をモダンに魅せています。

    最新モードから、おしゃれのエッセンスを盗んで♡

    どのメゾンもそれぞれの個性があふれ出ていて素敵。コレクションを見ているだけでわくわくしてきます。

    コレクション界の最高峰、パリコレクションで垣間見えた次なるトレンドを、誰よりも早く取り入れちゃいましょう♡

    関連する記事

    この記事に関する記事

    TOPへ