ブレスレットタイプの腕時計で、洋服に合わせて腕時計もコーディネート
2015/10/27
セラフィム
電池が要らない、自動式とは？自動巻き腕時計の世界をご案内！
いつもはクオーツ時計ばかりのあなたも、たまには『自動巻き腕時計』なんていかがですか？電池が不要で、腕に装着しているだけでオッケー！そんな便利な『自動巻き腕時計』とは一体…？自動巻きの特徴、メリットからデメリットまで、『自動巻き腕時計』の入門記事です！
目次
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実用性とファッション性を兼ね備えた腕時計。
着けているのといないのとでは、雰囲気が大きく変わってきます。
コーディネートを引き締めてくれる、お洒落には欠かせないアイテムです。
日々当たり前に着けている腕時計ですが、特徴を大きく分ける幾つかの種類があることをご存知ですか？
知っているようで知らない、そんな腕時計の種類を紹介していきます。
これを知れば、さらに腕時計へのこだわりが増すこと間違い無し！
まずは腕時計の種類を知りましょう。
クオーツ
クオーツとは、電池で動く時計のことです。
1969年にSEIKOが世界初となるクオーツ時計を発売しました。
写真は1969年にSEIKOより発売された世界初のクオーツ時計『セイコー・アストロン』。
電池式なので、置いてても自動で時を刻み続けます。
ただし定期的な電池の交換が必要です。
機械式
機械式とは、電池ではなくゼンマイで動く時計です。
機械式には『手巻き』と『自動巻き』の２種類があります。
『手巻き』はその名の通り、ゼンマイを手動で巻かなければいけない時計です。
『自動巻き』とは、時計着用時に腕の振りに合わせて、ゼンマイが自動で巻き上げられる時計です。
機械式はゼンマイが動力となっているので、クオーツと違い電池は不要です。
ただし、『手巻き』は定期的にゼンマイを巻いてあげる必要があります。
『自動巻き』は、数日置いていたら勝手に止まってしまうので、定期的に
着用してあげなければなりません。
ざっとではありますが、時計の各種類を紹介しました。
さて、今記事のメインは『自動巻き』ですので、次からは『自動巻き』について掘り下げていきます！
このように、『自動巻き』の時計には、裏蓋や文字盤などに「Automatic」と書かれています。
その為、『自動巻き』ではなく『オートマティック』とも呼ばれています。
自動巻きとは、時計を着用した時に腕の動きに合わせてムーブメントに内蔵されているローターが回転し、それが歯車類に伝達することでゼンマイが自動的に巻き上げられ動く仕組みのことをいいます。
昔は『手巻き』が当たり前でしたが、
上記の仕組みにより、手巻きのようにいちいち手動で巻かなくても、装着しているだけでゼンマイが巻かれるという、当時としては非常に画期的な時計でした。
『手巻き』という前提があったからこそ『自動巻き』と名付けられたのでした。
『パワーリザーブ』
『パワーリザーブ』とは、「巻き上げられたゼンマイの残持続時間」のことです。
画像は『パワーリザーブインジケーター』といい、パワーリザーブを文字盤上で可視化したものです。
「40」という数字はつまり、あと「40時間持続します」ということです。
腕時計の『自動巻き』のメリットを見てみましょう。
電池要らず
上記でも述べていますが、クオーツと比べると、電池を使わないので電池交換の必要がありません。
手巻き要らず
手巻きと比べると、手動でゼンマイを巻く必要がないので、頻繁に着用する方にはオススメです。
「パワーリザーブインジケーター」が付いていると、あとどのくらい動くのかが一目で確認できるので、わかりやすいですね！
自動巻き腕時計、面倒なことがなく、お手軽にも感じますが…
逆に、自動巻き腕時計のデメリットはなんなのでしょうか？
ゼンマイの停止
クオーツと違い、着用せずに置いておくと、ゼンマイが解け切ってしまい、止まってしまいます。
止まってしまった場合は、リューズを回してゼンマイを巻いてあげなければなりません。
数秒の誤差
クオーツ程の正確性は無く、日に数秒の誤差が出ることがあります。
秒単位までこだわるのであれば、電池式であるクオーツがオススメです。
といっても日に数秒なので、定期的に調整してあげれば、そこまで支障が発生するほどのことでもないのではないでしょうか。
オーバーホール
電池交換こそ必要ありませんが、定期的なメンテナンスが必要になります。
オーバーホールとは、時計をバラバラに分解して、部品一つ一つを掃除し、必要な部分に注油して再度組み立てることです。
時計にもよりますが、だいたい3〜5年に一度オーバーホールしたほうが良いみたいです。
こればっかりは時計屋さんに任せましょう。
自動巻き腕時計、メリットデメリットをよく考えたうえで使いたいですね。
もちろん各ブランドの時計にもよりますので、それぞれの特徴を見比べながらじっくり悩んでください！
そんな自動巻き腕時計のおすすめ商品を紹介します！
定価よりも安くなっていることがありますので、是非チェックしてみてください！
Mechanical【SEIKO】
品番：SARB065
¥57,750(税込)
バーテンダー世界チャンピオンである石垣忍さんとのコラボレーションモデルです。
女性/男性ともに着けられる中性的なデザインが魅力です。
美しい文字盤が印象的なこの時計を身につけて、是非とも大人な時間を過ごしたいですね。
【JUNGHANS Max Bill by Junghans Lady】
品番：047/4542.00
¥90,720(税込)
ドイツの老舗ブランド・ユンハンス マックスビルのレディースモデル。
シックでありながらも、温かみのあるグレーのフェルトベルトに小ぶりなシェイプ。
大人な女性に着けてもらいたい逸品です。
Atlas【Tiffany&Co.】
品番：Z1300.68.11A20A71A
¥475,200(税込)
えらい値段が上がりましたが、世界中で愛されている名ブランド「ティファニー」。
アトラスクロックをモチーフとした、ティファイーでも最も有名なシリーズです。
日付部分がハートになっていますが、決して幼く見せないあたりはさすがですね。
決して安くはない価格の価値は、確かにあります。
デメリットも一つの特徴とも言える自動巻き腕時計。
ちょっとした手間こそありますが、その手間すら愛着に変わること間違い無しです！
今度はクオーツでは無く、自動巻きを楽しんでみてはいかがでしょうか…？
