高級素材のカシミヤを自宅で洗濯する方法☆カシミヤをもっと身近に！

カシミヤといったら、服地素材業界に残された最後の砦。

一番値段を高額に付ける事が出来た・・・というか、付けても許された素材ですからね～。

「繊維の宝石」と呼ばれる超高級素材です。

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さてさて・・・カシミヤという素材。

これは中国の奥地に住むカシミヤヤギさんですね。

つまりヤギさんの毛ってわけ。

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繊維が細い事です。カシミヤ繊維の平均直径（14～16マイクロン）は、普通の羊毛（19～24マイクロン）に比べて細いため、しなやかなでありチクチクと皮膚を刺激しません。

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繊維表面のスケール（キューティクル）が、まばらで突起が小さいからです。スケールが多く大きいと皮膚刺激の原因になります。
最後は、天然カシミヤに含まれている油脂分が繊維表面を覆っていてカシミヤ独特の滑らかな風合いを生み出しているという事です。

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空気に秘密があります。カシミヤ繊維と他の天然獣毛繊維を、繊維の太さ（繊度）で一本一本比較しますと、カシミヤ繊維は他の繊維より非常に細いという特徴をもっていま

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同じ太さの糸であっても、繊維が細ければ細いほど多くの繊維で束ねられた糸に仕上がります。また、カシミヤや羊を初めとする獣毛繊維の一本一本は、繊維によって形状は異なりますが、クリンプと称する縮れ毛状になっています。

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それは、カシミヤニットの糸の表面形状、キューティクルが大きく影響しています。
表面が凸凹していると、光の乱反射によって光沢は無くなりますが、表面がフラットであればある程、光は綺麗に反射して光沢は増加します。

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カシミヤの風合いを落とさない洗い方を大公開！

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カシミヤは、プロ・ウォッシュのような特別な洗剤を選ぶことがポイント！

そして、洗濯で失われがちな動物性脂分をしっかり補給すること。

また、カシミヤは虫食いにやられやすいので、防虫加工をすることがお勧めです。

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これで、カシミヤは、驚くばかりにヌメリある良い風合いになり、
カシミヤを台無しにする虫食いにもやられにくくなります。

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カシミヤにシミが出来てしまった場合、そのシミが虫食いの原因となってしまう場合があります。その際はすぐにお手入れをしてください。
まず柔らかめのタオルに薄めた洗剤を付けて、シミの部分をふき取ります。

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① プロ・ウォッシュを、タライなどの桶の中に規定量いれ、
　 洗いの準備をします。

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ちなみに、液体の酸素系漂白剤を入れています。
　　　市販されている大手メーカーのモノです。
　　　量は、プロ・ウォッシュと同量ぐらいかな・・・

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② カシミヤのニットを入れる。

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ネットに入れずに、私は衣類の状態を観察したいので、
　　　基本的にネットに入れません。

　　　丁寧に扱えない方は、ネットに入れた方が無難かも・・・

　　　カシミヤを、もんだりは、しません。
　　　写真は、ぐっとつけ込んでいる所。

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③ すすぐ

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上の②の状態のプロ・ウォッシュを入れた洗濯液をすて、
　　　新しい水に張り替えます。

　　　一着毎に捨てるともったいないので、
　　　この時、カシミヤのセーターを、あと３着洗っています。

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この時は、②の後に軽い脱水をしていません。
　　　　
　　　写真を写した時、たまたま手が動いててますが、
　　　手で、ジャバジャバする必要はありません。

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④ 加工液を作る

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まず、タライのなどの桶にプロ革エッセンスを２入れる。
　　　（２リットルの水に、１滴ぐらいの目安）

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　次に、プロ防虫エッセンスを、規定量を入れる。


　　　写真の時は、先にプロ防虫エッセンスを先に入れてしまいました。
　　　２つの順番は、どちらでもＯＫです。

　　　特に、プロ防虫エッセンスの量は厳密に！

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⑤ カシミヤのニットを④につけ込む

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この時も、あと３着、浸けています。
　　　写真撮影ように、この時は１着で・・・

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カシミヤは脱水しすすぎると、シワができ取れにくくなるので、
　　　軽い脱水がお勧め。
　　　私は、高速回転になったら止めてます。

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⑦ 平干しをする

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形を整えて、干してください。

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⑧ 乾いたら、スチームアイロンで仕上げる。
　 最後は、カシミア用のブラシで整える。

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厳密には、この洗いをして、乾かしてから、
　　たたんで数日おいておきました。
　　ブラッシングだけでいいぐらいに復元していました。

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カシミヤのような上質な素材を洗うには、
プロ・ウォッシュのような特別洗剤があると、
本当に安心して洗濯をすることができます。

プロ・ウォッシュが他のオシャレ着洗剤と全く違うのは、
衣類をガードする力が強いこと。

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元々は、革を洗う為に開発したモノですが、
非常に良質な動物性脂分（油分）を、
ご家庭で使いやすい形にしています。

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カシミヤなど、脂分（油分）を補いたい時に使います。
カシミヤ独特のヌメリ感が甦ります！

濃縮なので、少量でしか使いませんので、
かなり長持ちします。

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カシミヤは、衣類を食う虫にとっても、お好みなようで、
油断すると、すぐに虫食いにやれれてしまいます。

私が調査したところ、市販の防虫剤をしても、
３着に２着以上は虫食いにやられています。

なので、私は、自分のカシミヤには、
防虫加工を必ずします。

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