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おしゃれをするなら押さえておきたい『ウール』素材の洗濯方法

おしゃれをする中で様々な素材のアイテムを使用することかと思います。そこで重要なのが着こなしてあとの洗濯方法。あなたは正しいウール素材の洗濯方法をご存知ですか?今回はウール素材の特徴や正しい選択方法を押さえて大切なアイテムを痛まずに長く大切に使う為の基礎を学ぼう

洗濯方法を知るには、ウール素材の特徴を知ろう

布の素材『ウール』の特徴を知ろう

ナイロン、ポリエステルに続いて、アクリル繊維が羊毛攻略の本命として登場したといわれています。ウールは全体的にバランスのいい素材とも言われているようです。

ウール素材の特徴とは


・冬暖かく夏涼しい
・湿気を吸収してくれる
・弾力性あり
・燃えやすい
・色が染めやすく色落ちしにくい
・汚れにくい
・フェルト状になる

ビジネススーツ等の手触りの硬い、しっかりした梳毛織物(ウーステッド生地)と膨らみがあり、やわらかい手触りの紡毛織物(ウーレン生地)の2つのタイプが製造されています。

出典:http://sentaku-shiminuki.com

同じウール素材でも全く違った雰囲気のアイテムですね。

ウール素材・梳毛織物

正しい洗濯方法を知るにはウール素材についても知る必要がありますね。
二種類あるうちのひとつ梳毛織物と呼ばれている生地がこちらです。

ウール素材・紡毛織物

正しい洗濯方法を知る上でもウールの特徴を押さえておく必要があります。
こちらが二種類あるうちのひとつの紡毛織物と呼ばれる素材です。

ウールがフェルト化!?

ウールはフェルト化する

ウールは水につけるとスケールと呼ばれる部分が開くきます。
この状態でもみ洗い等の洗濯方法を行ってしまうと絡みこんでしまう現象が『フェルト化』と呼ばれます。

フェルト化が起きると固い質感になりまた、縮んでしまいサイズが小さくなります。

自宅でウールを選択する場合は?

基本的にウール素材を自宅で選択する場合は、水洗いの場合は、水につけし洗濯機等を回さない事が重要です。すぐにフェルト化が起きてしまいますので注意が必要です。

ウール素材の洗濯おすすめの洗剤

プロ・ウォッシュ

家庭で使えるオシャレ着専用の洗濯洗剤・液体洗剤。セーターやカーディガンなどドライマークを洗うのに最適な洗濯洗剤。ウール、カシミヤ、シルク、レーヨンなど洗うことが出来ます。
プロ用として開発された商品だそうです!

普段洗えないアイテムが洗える!!

普段自宅での洗濯を諦めていたような素材の洗濯も可能にしてくれる洗剤がプロ・ウォッシュとも言われています。その実力は、評判の良さからうかがえます。

衣類を守りながら洗濯できるところが特徴的!!
おしゃれの味方と言っても良さそうです。

ウール素材のセーターなどの自宅でも洗濯の方法

①洗剤を作ります

先ほど紹介したウールでも使える洗濯洗剤を使用して行います。
洋服が入るサイズのバケツなどを用意してそちらに作るようにしてください。

ぬるま湯(30℃)にプロウオッシュを水量に対して
0.2%入れ、軽く混ぜます。

出典:http://sentaku-shiminuki.com

こちらが選択の際に洗剤を作る時の目安です。

②セーターを洗います

ウール素材のセーターなので選択する際には注意点があります。
この時は、もみ洗いなどはせずに触らずにつけ置きにすること(目安3~5分)
その後にきれいな水で短時間ですすぎます。あまり動かさないようにすることです!

そのあと短時間・約15秒程度洗濯機で脱水を行います。

③形を整いえて干します

洗濯する際もシワガ入らないように意識品が行ってみて下さい。
ウール素材の場合はあまり動かさない事がポイントです。
フェルト化が起きてしまいますで…

あまり自信がない人はプロのクリーニング屋さんで行うのをおすすめいたします。

洗濯の他に、出来るウールのお手入れ方法

①一日着たら休ませてあげよう

先ほど紹介したウール素材の特徴にもあったように湿気などを吸いやすい特質を持っているので一日着たらポケットの中に入ってるものなども取り出して形を整えて休ませましょう。
形崩れを押さえられます。

②柔らかい毛のブラシで

毎日は洗濯が難しいウール素材なので毎日のケアも大切になってきます。
柔らかい豚などの毛のブラシでブラッシングしてほこりなどを取ってあげる事も重要です。

③シミが出来たらすぐにふき取る

毎日、洗濯するのは難しいウール素材シミが出来てしまった場合はすぐにふき取ることが重要。他の素材の洋服でも言える事ですが、ウール素材は比較的シミが取れやすい素材なので早めに行えば落ちる可能性が高いです。

④シワが気になったら

洗濯の後でも構いませんがウール素材の洋服のシワが気になった場合はスチームアイロンなどの水蒸気を与えるとシャキッとした印象になりますし、においなども取れると言われています。

⑤保管の際には

毎日洗濯がやりずらいウール素材の洋服は保管方法にも注意が必要。
出来ればあまりシワができないように余裕のあるスペースにハンガーなどで保管するのがおすすめです。

⑥ウール素材にもいろいろ

同じウール素材でも洗濯の仕方がいろいろ存在するため、洗濯を行う際は洗濯ラベルの確認は必須事項といえます。このアイテムはこの洗い方で出来たけどこのアイテムではNGな場合も…!

ドライクリーニングしかできないものや手洗いならオーケーのもの、洗濯機でジャンジャン洗えるウールもたくさんあります。 服に縫い付けられたラベルの絵表示をみて正しいお手入れを。

出典:http://www.woolmark.jp

洗濯機で普通に選択できるウール素材も存在するみたいですね。
洗えないと思っていたものが意外と選択出来たりするかも!?

ウール素材の他にも使える洗濯する際に知っておきたいマーク

洗濯表示マーク

ウール素材の他にも使える知っておいて損はしない洗濯表示マークとなっております。
昔、学生の時に教わったけどあいまいな人も多いのではないでしょうか?

洋服の裏面のタグを確認

基本的には洋服の裏面内側部分に選択する際の表示マークが入ったタグが見つかるとおもいます。それを参考にして洗濯やアイロンなどを行ってください。

若干表示が異なる

日本と海外の製品の洗濯表示マークが若干異なります。
形など似ている部分があるのでなんとなくは理解できる範囲のものもありますが、ものによっては分かりにくいものも…

洋服の情報が詰まっている

洗濯の仕方だけではなく洋服の情報が詰まっている場所とも言えます。
ウール素材の場合は、組成表示の部分にウールとの表記があるかと思います。

素材別の洗濯方法をきちんと知って おしゃれを楽しもう

お気に入りのアイテムを大切にシワや型崩れなく綺麗に着こなすためにも洗濯の方法や洗濯以外でのケアの方法も重要だということがわかりましたね。

綺麗にお手入れをして美しく洋服を着こなしましょう。

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