履けなくなったお気に入りの靴リサイクルしますか?リユーズしますか?

日本人の感覚では、靴=土足=汚いというイメージがあり何かにリサイクルって発想はないですが、欧米では履かなくなった靴をリサイクルしている人もいます。土足文化の欧米との文化の違いですね。

流行じゃないから・・・とか古くなって履けなくなってしまったから・・・でも、とってもお気に入りの靴だったので・・・というものは、植木鉢にリサイクルしてしまいましょう。

大好きだった靴に思い入れがある人もいるでしょう。ならば、かわいい多肉植物なんかを入れてプランターにしてしまいましょう。

黒のフォーマルな靴。ちょっと飽きてきてしまったらDIYリサイクルしましょう。クリスタルやビーズなど好きな物を付けてしまえば雰囲気は一気に変わります。剥がれてしまったかかとに集中して付けてもいいですね。

なんの変哲もないつまらない黒の靴でもクリスタルの貼り方によって、こんなに素敵なドレスシューズにリサイクルできました。

古くなってしまった靴にまったく新しい布をすっぽりとかぶしてしまうリサイクルはかなり大胆ですが、丁寧に貼り付けていけばまったく新しい靴の出来上がりですね。

ローファーなどのヒールの低い靴は底部分が大きいので、色を変えてリサイクルするだけで随分と雰囲気が変わりますね。

イラストや絵を描くことに自信があれば、白いキャンバスの靴に自分で絵を描いてみるのも素敵なリサイクル方法ですね。モノトーンにすればとってもおしゃれな靴に変身です。

市販の取り外し式のクリップをつけるだけでも違った靴になります。気に入った物がなければ自分で作るのもいいですね。その時使わなくなったイヤリングとかをリサイクルしてもいいと思います。

まだまだ履ける靴はリサイクルに。もう履けなくなった靴は資源としてリサイクルできます。そんな靴を必要としている人達がいたり、下取りしてくれたりするところがあるんです。

全国にあるマルイでは靴の下取りリサイクルをしています。不要になった靴などを1年のうち2期に分けて回収しています。2月から7月は春夏物。8月から1月は秋冬ものです。

マルイにリサイクル商品を持っていくと、1点につき1枚、マルイ全店で使える｢200円割引券｣と交換してくれます。利用に関しては発行月の翌月末などいろいろとルールがあるのでよく読んでから使いましょう。

マルイにリサイクルで持って行ったものは、支援先のニーズに合わせて分類・メンテナンスをして、災害などで被災された所の衣料品店主の方々に販売をして頂くそうです。現地の経済復興のお手伝いをしています。

マルイで集めた古着や古くなった靴などは、リユースマーケットで販売したり、被災地の方々がリサイクル雑貨を作り、丸井店舗で販売しているそうですよ。

マルイで集めたリサイクル商品は、「認定NPO法人 日本救援衣料センター」を通して海外の途上国に衣料品を寄贈しているそうです。流行などで使えなくなった物でも海外では十分に使えます。

また、ユニクロでは“届けよう、服のチカラ”プロジェクトとして、教育機関と連携したリサイクル活動があ、ユニクロの社員が学校を訪問して子どもたちが主体となり、着なくなった子ども服を回収して難民など服や靴を必要としている世界中の子どもたちに届ける活動だそうです。

リサイクルしたいこども靴を子供服フロア下取りコーナーに持って行くと、こども靴1点ごとに500円割引券と引き換えてくれます。利用には購入金額5,000円以上ごとに1枚使えるなどの規制があります。

イオンモールなどに入っている靴屋さんの「ASBEE」でもリサイクルしています。使える物はリサイクルし、使えないものは資源としてリサイクルするそうです。売り場スタッフにお尋ねください。

H&Mは全世界規模で衣類回収のプログラムを始めた最初のファッション企業だそうです。現在、不要になったどんな衣類でも持ち込むことができるそうですよ。ただし、服のみで靴やバッグは持ち込めないそうです。

H&Mでは、期間限定でワールドリサイクルウィークを開催しているので、その期間にリサイクル品を持っていくと通常50０円の商品券のところ1000円の商品券がもらえるそうですよ。

これは逆の発想で、いらなくなったダンボールをリサイクルして靴を作ってしまいました。履けるかどうかは別として・・・おもしろいですよね。