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【着物の作り方】お揃いやオリジナルが作れちゃう☆リメイク作品も♪

日本人の心ともいえる着物。かつてほど着る機会は少なくなっているかもしれませんが、お正月や成人式、結婚式など大事な式では着物を着ますよね!そんな着物は実は、作り方が意外と簡単なんです♪作り方を紹介するので、是非トライしてみてください☆素敵なリメイクもありますよ

着物

着物とは日本に古くからある衣服のことですよね。着物を着る機会はかつてよりとても減ってしまいましたが、お正月や大事な会の時には重宝します。

着物の種類

着物には浴衣や打掛、白無垢など様々な種類があります。そして何よりも、着物の生地のバリエーションが豊富で、帯などと合わせてコーディネートするなど、とてもオシャレが楽しめるものです♪

着物は作れる!

着物というと職人さんが作っているイメージもあり、作り方が難しいんじゃないかと思ってしまいますが、実は洋服よりも作りやすいという声も多いんです!

着物の作り方 用意するもの

着物の作り方~準備~①ミシン

着物作りに欠かせないミシンは、直線縫いと布の端のほつれを防止するためのジグザグ縫いが出来る程度の一般的な家庭用ミシンでOKです。

着物の作り方~準備~②アイロン

着物の生地に綺麗にアイロンがけを行ってから作っていかないと、縫い目が斜めになったり、出来上がりの丈に差が出来たりします。

着物の作り方~準備~③裁縫道具

ミシン針、ミシン糸、布用はさみ、チャコペン、ものさし、メジャー等々、着物用じゃない洋裁用の物で良いので揃えておきましょう。

着物の作り方~準備~④型紙

自分の作りたい着物に欠かせないのがこの型紙です。着物と一言に言ってもさまざまなものがあるので、好みの型紙を見つけましょう♪

着物作りに必要なもの⑤ 生地

着物作りの最大の楽しみでもあるのが、生地選び!見ているだけでテンションがあがってしまいそうなものが色々あります!

着物の作り方~準備~⑥接着芯

着物の衿の部分を作る時に必要になるのが、接着芯です。バッグや洋服にもしばしば使われていますが、しっかり作りたい部分に欠かせないアイテムです。

接着芯の種類

着物用専用のものでなくても良いのですが、伸縮性があり肌馴染みがよく、フィット感があるような接着芯を選ぶと、着物を綺麗に着こなしやすくなります♪

着物の作り方~準備~⑦八掛け

八掛とは、女物の着物の袖先や裾の裏に”胴裏”と合わせてつける布のことを言います。元々は身ごろと衿先の合計8枚に付けていたので、八掛けと呼ばれているようです。

着物の作り方~準備~⑧胴裏

八掛けと同じくあまり聞きなれない着物ならではのものに「胴裏」というものがあります。これは着物の裏地で、胴体のの部分に用いる布のことを指します。

着物の作り方 下準備

着物の作り方① 地直し

買ってきたばかりの着物の生地は、一度水にとおすか、少なくともアイロンをしっかりかけて、生地にあるしわや癖を伸ばす必要があります。

着物の作り方 仕立て

着物の作り方② 裁断

作り方①で着物の生地を綺麗にしたら、いよいよ裁断していきます。ずれたりしないように安定したところにおいて慎重に切っていきましょう。

着物の作り方③ 衿

衿に接着芯を張る場合は、この時点でアイロンで接着芯をはっておきます。八掛けを用いる場合はそのまま着物生地に縫い付けていきます。

着物の作り方④ 背中を縫う

まずは着物の背中中心部分を合わせて縫っていきます。左右でずれが出ないように待ち針などで細かく固定しながら縫うとやりやすいです。

着物の作り方⑤ 脇、おくみ付け

作り方④の状態になったら、次は合わせ印を(合わすべき印で型紙に記載されている)合わせておくみ付けします。その後脇部分を縫い付けます。

着物の作り方⑥ アイロン処理

作り方⑤までが出来たら、アイロンで縫い代や裾の部分を綺麗に処理しておきましょう。脇線の縫い代、背中、おくみなど縫い代はそれぞれしかるべき方向へ倒すようにアイロンがけします。

着物の作り方⑦スティッチ

アイロンがけが終わったら、次は作り方⑤のミシンでおくみ付けしたところから裾の端、袖口周り、後ろの身八つ口と袖の振りの部分にスティッチをかけます。

着物の作り方⑧衿つけ

最後は着物の衿の部分を作ります。カーブに沿って縫って行かないといけないのでやや難しいですが、少しずつ慎重に縫い進めていきましょう。

着物の作り方⑨完成

作り方①~⑧が終わったら、無事着物作り完成です!ちなみに、作り方⑤~作り方⑧は、順番が違っても良いようなので、やりやすい順番でしてくださいね。

着物の作り方のポイント

着物の作り方のポイント 布端処理

着物の作り方②の時にミシンでジグザグ縫いをするなどして、布端を処理しておくと、後々ほつれた糸が出てきたりせず、作業もスムーズに進みます♪

着物の作り方のポイント 生地選び

着物を作る時に重要なのが生地選び。好みかどうかはもちろんですが、着た時に綺麗な適度な張り感があるか、ミシンで縫うなら針に負けてしまわないか、などを考慮して選ぶ必要があります。

着物のリメイク

着物から作ったチュニックブラウス。着物は大島ですが、大島ならではの風合いや気品、重厚感が生かされています。

着物から作ったワンピースです。どことなくレトロ感があって落ち着きのある可愛さがありますが、どう見ても洋服で、元が着物だなんてびっくりですよね。

着物から作ったジャケットです。着物の独特の風合いがオシャレな印象です。親子でおそろいで正装として着るのも素敵そうです☆

こちらのワンピースは元々は男性用の浴衣だそうです。着物なら、性別による形の変化があまり多くないのでリメイクしやすいのかもしれません♪

洋服よりも多いのが小物へのリメイクではないでしょうか*髪飾りやバッグ、靴など様々なものにリメイクされているようです。着物との相性もバッチリなので、コーディネートにもおすすめですよ☆

おわりに

いかがでしたか?着物を作ったり、着物から何か別の物を作ったり、着物の世界はまだまだ楽しめるところがたくさんありそうですね♪

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