レディースにオススメなのは、上質でしなやかなカシミアコート　

カシミアコートのカシミアとはこのカシミアヤギから取れた毛、もしくはその毛から織った毛織物を指します。中国のモンゴル自治区等を中心とした地域に生息するヤギです。

カシミアヤギの表面の毛ではなく、その下のうぶ毛を年に一度の生え変わりの時期に刈り取ります。１頭のヤギからはマフラー１枚分しか取れないので、稀少性があるのです。カシミアコートはその何倍も必要となります。

ウールはこちらの羊の毛のことです。オーストラリアやニュージーランドでよく飼われています。カシミアコートとウールのコートは、原料が違うのです。

毛質

カシミアコートを選ぶ際、もっとも重要なのは毛質でしょう。実際に手にとって、手触りを確認します。また、光沢感も大切です。
これはレディースに限らず、カシミア製品に共通して言えます。

重さ

カシミアは保温性に優れており、軽い素材であるのが特徴です。ですから、カシミアコートも軽いものをと思いますが、あまり軽すぎると毛の量が少ないことや縫製が甘いなどが考えられます。型崩れの心配もあるので、手にとってコシがあるくらいの少々重みがある方が良いようです。

縫製

洋服全般に共通していますが、やはり縫製がしっかりしているものを選びましょう。縫い合わされた部分を少し引っ張って、しっかり縫い合わさっていればOK。
レディースの衣料品がいい加減な縫製品では、おしゃれに着れません。

着丈

実際に羽織ってみて、着丈を確認しましょう。長く愛用したければ、流行にとらわれずに自分に合うかどうかが大切です。実際にどういったシチュエーションで着るのかにもよって変わります。

レディースは着丈でバランスが大きく変わるので、必ず試着をしましょう。

デザイン

レディースがコートを選ぶとき、デザインについて悩むことが多いですよね。ただ、カシミアコートを長く着続けるのであれば、オーソドックスな定番デザインが無難です。

流行に左右されると、せっかくの高級品がすぐに着られなくなってしまいます。

値段

値段が高ければ、その分品質もいいというのは十分ありえます。しかし、安いから質が悪いということもなく、ブランド力で高額になっているカシミアコートもあるのです。

レディースは人気ブランドについ引き寄せられますが、ノーブランドでも品質は一級品ということもあるということもお忘れなく。

カシミアコートを着用したら、毎日ブラシで汚れを落とすことが長持ちの秘訣です。コートは汗の汚れや食べこぼしなどではなく、大気中のガスやホコリ汚れがメインなのでブラッシングしてあげましょう。
ズボラなレディースには、少し面倒！？

カシミアコートのクリーニングはシーズンが終わったら出す、という程度で大丈夫です。しかし、シーズンに2、3回くらいしか着なかった場合、丁寧にブラッシングして防虫カバーをかけておいてもキレイに保管できます。

カシミアコートはブラッシングの手入れが基本なので、自宅での洗濯はもちろんNGです。クリーニングも出来る限り最小限にします。カシミアの繊維には天然の油脂がついているので、洗濯でこれが取れてしまうとしっとりとなめらかな手触りが失われてしまうのです。

カシミアコートが雨に濡れてしまったら、ハンガーなどにかけて干しましょう。乾燥機やドライヤーなどはもってのほかです。ウール、カシミヤ、アンゴラなどは濡れた状態で温度をかけて揉むと、縮んでしまいます。フェルト収縮するのです。

カシミアコート

セオリー　
￥129,600(税込)

細身シルエットで、美しいラインで着こなせるシングルコート。レディースが望む着痩せ効果が得られます。

カシミヤラップコート

イネド　
￥172,800(税込)

ウエストリボンで大人のレディースらしさをプラスしてくれるカシミアコートです。と大人のスタイリッシュさも持ち合わせています。

ピュアカシミヤ　ウールコート

23区　
￥118,800(税込)

きめ細かな素材をふんだんに使ったカシミアコート。素材の良さを味わえる、ベーシックでシンプルなスタンドカラーです。

カシミヤビーバーコート

インディヴィ　バイ　
￥129,600(税込)

ビーバー加工という、カシミヤ独自のやわらかさや風合いを増す起毛方法を施したコートです。大人のレディースらしさがあります。

カシミアウール　デコンストラクティッド　クロップト　トレンチコート

バーバリー　
￥367,200(税込)

トレンチコートタイプなら、バーバリーが一押しです。レディース向けに、ソフトなシルエットとフィット感が調和されています。

※ウールが3％ブレンドされている生地です

上質なカシミアコートは、大人の女性に似合います。うっとりとするような滑らかな手触り、その光沢、一生もののコートを手に入れませんか。