2016年秋冬トレンドのコートは?定番コートとどちらで勝負する?
2016/12/12
jonasan
2017/01/02 更新
寒い冬の絶対的必需品である「コート」!今季トレンドの”チェスターコート”や”ノーカラーコート”、定番の”ダッフルコート”や”モッズコート”など、コートの違いや特徴をはっきり言えますか?今さら大きな声では聞けないコートのあれこれ、着こなしポイントを伝授します。
ボアコートにファーコート、チェスターコートにノーカラーコート…。着るとどんなイメージになるのか、どんなコーデに最適なのか、きちんと知っておきたい!
「今季トレンドのコート」&「定番コート」の、"今っぽ"着こなしポイントをお伝えします。
ノーカラーのカラーとは「襟」のこと。
つまり、襟が無いコートのことを、ノーカラーコートと呼びます。今年大人気のコートのひとつです。
上品でエレガントな印象になるため、ニット×ミモレ丈スカートのような、綺麗めスタイルにぴったり。襟がなく首回りがスッキリしており、ボリュームのあるマフラーや、ストールも合わせやすい!
名前のままですが、ボア素材で作られたコートのこと。
フードやポケットなど、一部にボアが使われたものも、ボアコートと呼ばれたりします。
今年大人気のボアコート。
見た目もあったかく、もこもこで可愛らしい印象に。ボリューム感が出やすいので、インナーのボトムスはスキニーなどですっきりとまとめて。
ファー素材で作られたコートのこと。
またファー素材を一部に使われたコートのことです。
ボアは「ボア」と「ファー」は違うのでご注意を!
毛足が長ければ長いほど、ボリュームがあればあるほど、ゴージャスな印象に。彼とおしゃれなレストランやディナーに行く時など ”女っぽさを高めたい時” に、ぜひチョイスしてみて。
★今年の流行はリアルファーではなく「エコファーコート」。エコとはフェイクファーのこと。
ムートンとは「羊の毛皮」のこと。
片側が羊のもこもこ、もう片側はスエードなど違う素材のものが多いです。
★リアルムートンはかなり高価。ムートン風の「フェイクムートン」が多く出ています。
ムートンコートで、ちょっとカントリーな雰囲気に。
裏表を見せるデザインにすることが多いので、首元が涼しくなりがち。
そんな時は、タートルネックなどハイネックのトップスを合わせて。ボトムスは、パンツでも、スカートでも、なんでも合います。
チェスターフィールド伯爵が初めて着たため、「チェスターコート」と呼ばれるようになりました。
特徴としては丈が長く、細身でかっちり、写真のような襟がついています。マニッシュな印象のコートです。
かっちりした印象のチェスターも、パステルカラーを選べばこんなにフェミニン。
今年のトレンドは、さらに丈が長い「ロングチェスターコート」。マキシ丈のスカートや、ワイドパンツと合わせるバランス感が、今年っぽい!
元々は、北欧の漁師の仕事着から、イギリス海軍の防寒着となり広まったコートです。
「ダッフルコート」の大きな特徴は、フードがついていること、フロントの留め具は”トグル”と呼ばれる浮きのような形のものが使われていることです。
今年っぽく、可愛いを目指すなら、白のダッフルコートがおすすめ。どんなコーデにもぴったりの万能コート!
フロントを閉めず、インナーを見せて着るのが、今っぽいスタイルです。
名前の通り、ガウンのシルエットを持つコート。全体的にゆったりとして、大きめの襟と丈が長いことが特徴。
共布のベルトは、前で結んだり、後ろで結んだり、自由自在です。
パンツコーデに合わせてあげると、よりこなれ感がアップ!共布のベルトは、やや高い位置に結んで、ヒールを合わせれば、スタイルアップも叶います。
今季は、袖にボリュームがあるトップスが人気。袖にゆとりがあるガウンコートなら、合わせやすい!
「Pコート」は、イギリス海軍が船の上で着る軍服が広まったもの。厚手ウール生地の、ダブルボタンデザインで、腰丈の着丈が特長です。
冬のマリンスタイルや、カジュアルなコーデにぴったりのコート。バランスの取りやすい丈感は、どんなボトムスにも合う万能アウターです。
ナイロンやポリエステルの生地に、ダウンを詰めてキルティングしたものを、「ダウンコート(ダウンジャケット)」と呼びます。
ダウンとは”羽毛”のことで、水鳥の胸元に生えているうぶ毛のことです。
1匹から取れるダウンはごくわずかなため、高価です。
とにかくあったかい「ダウンコート」は、防寒やアウトドアスタイルに最適!
最近では薄くて軽いダウンもたくさん出ており、その上にさらにコートを羽織るスタイリングも人気があります。
モッズコートのそもそものモデルは、アメリカ軍の防寒着のことなのです。
そのため、ディテールひとつひとつに、雨避けや寒さ対策の意味があります。
特徴としては、後ろの裾が紐で絞れる”フィッシュテール”というデザイン。
フード、ファーがついていて、フロントはファスナーです。
左右のポケットには三角のフラップ、両肩にはショルダーテープがついています。
モッズコートは軍服というだけあって、男の子っぽい印象やカジュアルダウンしたい時に使えます。
女性らしく着こなすなら、ボリュームのあるファーやウール素材にアレンジされたものを選んで。
トレンチとは「塹壕(ざんごう)」という意味。
イギリス軍の陸用防寒着が開発したものが、起源だそう。
とにかく細かいディテールが特徴。
襟元はチン・ストラップという帯、手首にもストラップ、腰にはショルダーベルト、肩にはショルダーストラップがついています。
クラシカルな大人っぽい印象を与えてくれるコート。
ワンピースやパンツスタイルに合わせて上品に合わせても良し、足元をスニーカーにして外すスタイリングも◎!
生地やシルエットが名前になったものや、長い歴史を持つものなど、知ってるだけでちょっぴりおしゃれに磨きがかかった気分!
自分にぴったりなコートを羽織って、お出かけしましょう♪
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