ファッションの今を知るなら!WEBマガジン「ファッションプレス」
2016/07/15
fujigasako
ハリウッドでトップの地位を守り続けているジョニー・デップ。その迫真の演技力で、世界中の映画ファンをとりこにしています。一方で気になるのは、ジョニー・デップのファッションセンス。ワイルドながらも上品なジョニー・デップのファッションを見てみましょう。
[表示する]
シンプルな白Tシャツもワイルドに着こなすジョニー・デップ
本名:ジョン・クリストファー・デップ2世 (John Christopher Depp II)
生年月日:1963年6月9日
出身地:アメリカ合衆国ケンタッキー州オーエンズボロ
職業:俳優、ミュージシャン
独特の風貌が印象的なジョニー・デップ
ハリウッドスターのなかでも、ひときわエキゾチックな顔立ちのジョニー・デップ。
ロサンゼルスを中心にミュージシャンとしてキャリアを積みながら、自己アピールの大切さも学んでいきました。
そうした経験が、後に俳優としてハリウッドの頂点に君臨する大きな原動力になったようです。
そもそも、ジョニー・デップは自ら俳優の道を志していたわけではなく、ニコラス・ケイジに背中を押される形で役者業に専念することになりました。
「クライ・ベイビー」で主演を務めて以来、強烈で個性的な役を次々に演じ、着実にスターダムへの階段を駆け上がっていきました。
ジャック・スパローを演じた「パイレーツ・オブ・カリビアン」のシリーズでは、そうしたジョニー・デップの才能がいかんなく発揮されています。
ちなみに、このシリーズでジョニー・デップが演じたジャック・スパロウの衣装には、ジョニー・デップの好みのファッションが反映されているそうです。
高い演技力にくわえ、すぐれたファッションセンスも持ち合わせているジョニー・デップ
どんなファッションアイテムでも、おしゃれに着こなしてしまうジョニー・デップ。
その優れた独自のファッションセンスからは、男女を問わず、いろいろなコーデや着こなし術を学ぶことができます。
男性なら自分磨きのために、女性なら彼氏や男友だちへのアドバイスのために、ジョニー・デップのファッションはあれこれ役に立つはずです。
では、ジョニー・デップの定番のファッションアイテムをざっと見ていきましょう。
とくにお気に入りのブランドはGladys Tamez Millinery(グラディス・テイムズ・ミレネリー)
目深にかぶるとよりダンディーに
グラディス・テイムズ・ミレネリーはロサンゼルスに拠点を置く帽子専門のブランド。
ハンドメイドということもあり、帽子にこだわりを持つ人にはマストのブランドと言えるでしょう。
ジョニー・デップも、グラディス・テイムズ・ミレネリーの帽子に魅了された1人で、プライベートでもよくかぶっている姿が目撃されています。
ジョニー・デップが愛用しているグラディス・テイムズ・ミレネリーの帽子は、フェルト製のもの。
シルエットがすっきりしています。
もはや帽子はジョニー・デップのファッションアイコン
ジョニー・デップは、ハリウッドでもトップクラスの帽子コレクター。
2011年には、帽子協会からハット・パーソン・オブ・ザ・イヤーに選ばれています。
フェルトの帽子ばかりが好みと思いきや、麦わら帽子をかぶることも
ファッションコーディネート②
サングラスもまたジョニー・デップがこよなく愛するファッションアイテム
ジョニー・デップがよくかけているサングラスのブランドは、ブラック・フライズ(Black Flys)。
1991年にカリフォルニアのサン・クレメンテで誕生したブランドで、ジョニー・デップだけでなく、多くのハリウッドスターやセレブにも愛用されいます。
サングラスの王道と言えばレイバンでしょう。
でも、ジョニー・デップは流行を先取りするセンスの持ち主。
ポップながらも大人の雰囲気を漂わせるブラック・フライズの魅力を、誰よりも早く見抜いていたようです。
時には、ランドルフのサングラス姿も
ランドルフ(Randolph)はボストンで誕生したサングラスのブランド。
パイロット向けのサングラスが人気ですが、なんと、アメリカ軍の規格をクリアしているという品質の高さを誇っています。
これまで紹介したどのブランドのサングラスをかけるかは、ジョニー・デップの気分次第。
スクリーンやテレビでジョニー・デップを見かけたら、サングラスをチェックしておきましょう。
ジョニー・デップが普段かけているメガネのブランドは、タート・オプティカルやモスコットなど
タート・オプティカル(Tart Optical)はニューヨーク発のアイ・ウェアーブランド。あのジェームズ・ディーンも愛用していたというから驚きです。
やはり、スターは逸品を好むのでしょう。
モスコットもニューヨークで誕生したブランドですが、100年以上の歴史を持つブランドとして全米で注目を集めています。
モスコットのメガネは太めのフレームが特徴で、ジョニー・デップの雰囲気によくマッチしています。
サングラス同様、メガネも大きめのフレームが好み?
ジョニー・デップの左目がほとんど見えない状態なのは、よく知られています。
しかも、右目の方は近視ということで、ジョニー・デップは日常的にメガネが手放せないのです。
そんな毎日使うものだからこそ、ジョニー・デップはメガネに対して、強いこだわりを持っているようです。
基本は、大きめのレンズに太めのフレーム。
自分を格好良く、しかもクールに見せる術を、ジョニー・デップはしっかりと心得ているようです。
①1920年代、1930年代のファッション
ジョニー・デップのファッションセンスの根底にあるのは、アメリカの1920年代と1930年代のファッション。
革ジャンやジーンズがファッションアイテムのメインストリームになりつつあった時代で、若者特有のカジュアルな感じが特徴的なモードになっていました。
どこか懐かしい印象を受けるファッションです。
②キース・リチャーズ(Keith Richards)
キース・リチャーズは、名ギタリストにしてローリング・ストーンンズのメンバー。
ジョニー・デップは、ミュージシャン時代にローリング・ストーンンズのレコーディングに参加していたこともあって、リチャーズへの思い入れがひとしお強いようです。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」で演じたジャック・スパロウの衣装も、リチャーズにインスピレーションを受けて思いついたとか。
ローリング・ストーンンズが全盛のころは、アメリカでボヘミアンが誕生した時代。
当時の若者たちのファッションスタイルが、ジョニー・デップにも投影されています。
③ロックンロール
キース・リチャーズへの心酔は、そのままロックンロールに対するジョニー・デップのこだわりに通じいるでしょう。
思えば、ジョニー・デップが音楽活動を始めた時には、ローリング・ストーンンズはすでにロックンロールの殿堂のような存在でした。
ロックンロールは若者の反骨心を象徴するジャンル。
そうしたロックンロールにまつわるトレンドを、ジョニー・デップは自らのファッションに取り入れていきました。
ジョニー・デップの愛娘もファッション界から注目される存在に
ジョニー・デップの最愛の娘リリー・ローズ・メロディ (Lily-Rose Melody)は、ハリウッドでもすでに注目を浴びている存在。
15歳にして銀幕デビューを果たした彼女は、ミュージシャンやモデルとしても活躍中で、ジョニー・デップの才能をそっくりそのまま受け継いだような感じがします。
そんなリリー・ローズ・メロディのファッションは、かわいい系。
父親のジョニー・デップとは対照的なトレンドですが、個性あふれるファッションセンスはジョニー・デップ譲りと言えるでしょう。
流行に合わせるのではなく、自然体で着こなすのが大切
ジョニー・デップは、時代の流行に合わせるのではなく、自分の好みに応じて自然体でファッションアイテムを選んでいるようです。背伸びをして無理に着飾るのではなく、自由に好きなファッションを楽しむ。これが、ジョニー・デップのファッションの基本なのです。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局