7月の誕生石【ルビー】のスピリチュアルな意味や由来等について。
2016/03/26
HIRO66
宝石の女王と呼ばれ珍重されている7月の誕生石であるルビー。その血の色のような情熱的な赤色の宝石は女性の魅力を引き出し、男性のカリスマ性を発揮させる魅力的なものでした!7月の誕生石・ルビーの種類や魅力についてたっぷりとご紹介します!
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女性が刺し殺された時に滴った血がダイヤモンドの上に落ちた時、最初のルビーが出来た、と言われているルビー。
血の色に例えられることが多く、その色は正に血のように燃えるような色合いですね。
そんな7月の誕生石であるルビーを詳しくご紹介します!
それでは7月の誕生石・ルビーについて詳しく紹介していきます!
和名 : 紅玉
由来 : 語源はラテン語の“ruber”で「赤」という意味です。古代ローマでは「カンブルクルス」ギリシャでは「アクスクラックス」と呼ばれており、燃える石炭という意味でした。
実は、鉱物学ではコランダムの中で赤色の発色のものをルビー、それ以外の色彩はサファイアとされています。
ダイヤの次に硬い鉱物で多くの色彩の中で赤のみしかルビーと呼ばないことから、希少価値が極めて高い鉱物です。
真っ赤なルビーと真っ青なサファイアが同じ鉱物から出来ていたなんて驚きですね!
コランダムにクロムが含まれて生まれたのがルビーですが、微妙な条件の下で生成されている為、通常ではあり得ないこと、だということです。
あり得ない奇跡が起こって生まれた7月の誕生石・ルビー。
正に奇跡をおこす石ですね!
7月の誕生石・ルビーの赤色は3種類に分けられていて、それぞれ動物の血の名前が付けられています。
ルビーの最高の色と言われ、たいへん希少で価値の高い「ピジョンブラッド ルビー」。
ピジョンブラッドとは、鳩の血にたとえられる紫色を帯びた濃い赤色のこと。
ルビー全体の採掘量の1/10,000ほどという、まぼろしの宝石は、高貴で深みのある赤色がその証で、まさに女王の風格たっぷりです。
主にタイ産の、透明度は落ちやや黒みを帯びた赤色のルビーの色合いを指して言う。
ピジョン・ブラッドほどの鮮やかさはないものの、こっくりと深みのある色合いは、非常に味わい深いものです。
スリランカ産の明るい色調で赤みが少し薄く、透明度が高い色合いのものを指して言います。
その名の通り、とてもかわいらしいピンク色をしていますが、ルビーとしての評価は低く、ピンクサファイアと鑑定されることもあります。
なぜ動物の血の色で表現されるのかはわかりません。
しかし、より血のように鮮烈で美しい赤の表現が、ルビーへの賞賛の証だと思います。
ルビーを身につけると優雅さと品位が備わってくるということからか、昔の王族の男子の肖像画では帽子の右側にルビーが描かれていることが多いそうです。
他にはどんな効果があるんでしょうか?
ルビーは宝石の女王と呼ばれるパワーストーンで、女性が身に付けると魅力を最大限に引出し女王の如く美しい人間になれるようサポートしてくれるといいます。
また、男性の方が身に付けるとカリスマ性を発揮してリーダーや中心人物的な要素を高めることができるといわれています。
ジュエリーとしても非常に人気の高い赤色カラーは男性、女性にもオススメのパワーストーンです。
なんとなくアクセサリーを選ぶ時は、自分の誕生石を選んでしまうことが多いと思いますが、女王様のように美しい人間になれるようにサポートしてくれる、なんて言われたら誕生石がなんだとか言ってられないですね!
誕生石に関わらず、また男女問わずおすすめの石なのでぜひ身につけてみてくださいね!
ルビーてなぜ7月の誕生石なの?
そもそも「誕生石」をつくったのって誰?
誕生石は18世紀にポーランドの宝石商によって考案されました。当初、利用される宝石は宝石商によって異なっていましたが、1912年8月にアメリカのカンサス・シティーで開催された米国宝石組合大会で統一されました。
最近では、誕生日別の誕生石(誕生日石)や生まれた曜日別の誕生石(誕生曜日石)も登場しています。
日本の誕生石が発表されたのは1958年です。
アメリカのものを基準にしていますが、国内の事情を反映させて、若干の修正が加えられています。
例えば、3月には桃の節句があることから桃色が美しいサンゴが追加されました。新緑が美しい5月には、古来から日本人に好まれている緑色のヒスイ(翡翠)が加わっています。
しかし、12種類の宝石を選定して特別に取り扱う風習は、もっと古くから存在していました。
旧約聖書の出エジプト記28,15-30で、ユダヤ教の高僧が着用した胸飾りが紹介されています。
胸飾りには、12種類の宝石が3個ずつの4段の列をなして、縫いつけられているそうです。
新約聖書のヨハネの黙示録21,18-21で、聖都エルサレムの城壁の様子が紹介されています。
城壁には12の門があり、それぞれ異なる12種類の宝石で飾られていました。
これらの12種類の宝石が誕生石の基となったという説が一般的です。
更に歴史をさかのぼってみましょう。
紀元前6世紀頃、メソポタミア地方では、バベルの塔で有名なバビロニア帝国が栄えていました。
バビロニア人は数学や天文学に長けていました。12星座を選び、占星術の基礎を築きました。そして、宝石と12星座を関連づけたと言われています。
初めは多数の宝石が選定されていましたが、次第に数が絞られて行き、月に数個程度になったそうです。
誕生石の起源はバビロニア帝国にあると言えるかもしれません。
実際、1世紀のユダヤの歴史学者ヨセフスは、著書の中で、ユダヤ教の高僧の胸飾りで使用した12種の宝石は12星座と関係があると説明しています。
誕生石の起源が旧約聖書からだなんて、皆さんは知ってましたか?
そんなに昔からあったんですね。
国によって多少誕生石の石が異なるのもお国柄が出ておもしろそうですね!
なぜ7月の誕生石がルビーなのかは分かりませんが、やはり7月の熱い太陽が情熱的な赤を思わせるから、でしょうか。
いかがでしたか?
7月の誕生石はルビー、ということは知っている方は多いと思いますが、ルビーがいかに希少な石なのか、その効果などを知っている方は意外と少ないのでは?
誕生石じゃないし、でなんとなくルビーを選ばず、身につけてこなかった方はもったいない!
女子力を上げる石とも言えるルビーを身につけて女子力アップを目指しちゃいましょう!
また、誕生石の垣根を越えて他の石の意味も調べたら、案外自分の探していた効果を持った石が見つかり、願い事が叶う、なんてこともあるかもしれませんよ!
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