京都の古着は、洋服だけじゃありません!和の古着や小物にも注目!
2015/11/08
TONTON2649
古着と言うと良い品がないように思うかもしれませんが、古着の着物の中にはお宝が満載!欲しくても今の技術や原料では作れない着物もあるんです。だから呉服店から帰る時はいつもがっかり。古着の方がはるかに品揃えが豊富でリーズナブル。そんな古着をご紹介します。
ずらり並ぶアンティーク着物の古着です。
東寺弘法市にある古着屋さんですが中にはワンコインで売られているものも!
帯締めをクロスするなんて、浴衣以外では思いつかない発想です。
アンティーク着物の楽しさは枠にとらわれない自由な発想が出来ちゃうから魅力的。
大正ロマン漂う振袖までが古着であるとは「びっくりポン!」です。
私なら、ぜ~ったい手放さない逸品です。
コーディネイトもすっごく素敵で、清楚でいてとても品格があり結婚式にぴったり!
黒や赤、緑のレトロな帯とチェンジしたら成人式だって注目の的。
今の振袖はよほどの物でない限り、右を向いても左を向いても色が違うだけの似たような振袖ばかり。
こんな振袖は呉服店やレンタル店ではお目にかかれない代物です。
今の振袖に100万円出すなら、私はこの振袖に100万円出しますね。
帯がいまいち・・・。
可愛くこんな帯はどうでしょう♪
小粋にこんな帯もいいかも(^^♪
足元は紫の柄足袋でさらにレトロ感をアップ。
羽織と着物のコーデを一番楽しめるのはアンティーク着物かもしれませんね。
古着の羽織もいっぱいあって、色遣いが楽しめてワクワクします。
笹山紬は、着物の町・新潟県十日町市の織物です。
ここは着物祭り発祥の地との噂もあり、毎年5月3日に成人式と着物祭り&山菜祭りを催し大勢の人々が着物を楽しむのだそうです。
どの店のウインドウにも着物が展示され、県内の着物好きの方々もたくさん集まるそうですよ。
モダンなこんな帯はいかがでしょう。
淡い色の格子柄などで若い方でも着こなせますよ。
着物祭りがあるなんて羨ましいです。
着物はけど好きだ気後れしている人も気楽に着物が着れますね。
古着の着物でお洒落をして行ってみたいです。美味しい山菜も頂けるし、一石二鳥!
気持ちもお腹も満腹になれそうです。
憧れの白大島。大島好きなら絶対1枚は欲しい着物です。
しかもこんな素敵な大島が古着として出されるなんて、勿体ない勿体ない。
あえて同系で揃え小物でアクセントを。
下の大島にも合います。
お店でも飛び柄の物がほとんどで総柄の大島は展示会でしかほとんどお目にかかれません。
品揃えのある店でも数点でしょう。
それが古着屋さんにはゴロゴロあるのですから宝の山です。
紬の大様、大島紬。
着物の中では最も細い糸を使い、最高峰はなんと12マルキ!
私も一度お目にかかったことがありますが、大島特有のシャリ感はなく、肌にし~っとり吸い付くような手触りでした。(五重塔のシルエットの訪問着で600万円近くでしたΣ(゚Д゚)!!)
その美しさに暫し離れることができませんでしたっけ。
もしかしたらそんなお宝も古着の中から見つかるかもしれませんよ。
もっともっと古着を探さねば!!
伝統工芸品 本場塩沢紬
大好きなの塩沢紬です。
新潟県魚沼市の塩沢で織られているから「塩沢紬」なんだそうです。
春や秋に単衣としてもいいですね。
大島紬よりも入手困難です。店頭でも滅多にお目にかかれません。
今や織りての数が少なく、若い織りての方でも60代だそうです。
将来は古着屋さんでしか手に入らなくなるかもしれませんね。
ろうけつ染めの結城紬が73.000円だなんて、欲しいです!!
しかも作家物!しかも未使用!!
古着なればこそのこの価格。ありがたや、ありがたや。
でも・・・、作家さんがちょっと可哀想。
訪問着なので少し格の高い帯で。
ほんのり可愛くすっきりと。
可愛い柄の琉球絣です。
絣の柄は可愛いものが多いので柔らかい空気を醸し出してくれます。
勿論、これも古着です。
モダンな宮古上布。
買えば40~50万円はするんじゃないでしょうか。
とっても素敵な柄付けです。
古着の牛首紬。
私の大好きな紬の一つです。
おそらく薔薇ではなく、牡丹では?
でも、素敵にコーデされています。口を挟むところがありませんね。
古着古着と気にする人もいるようですが、誰が古着だと分かるでしょうか。
しかも今は、古着はお洒落アイテムになっていることは世間も承知のことです。
だから多くの古着屋さんが軒を連ね、ネットショップが多彩にあるんです。
しかも、今では入手困難な着物までが手に入るなんて感激です!
着物は時代を超えてうつろい褪めるものではありません。
どの時代も良いものは良いのですから、堂々と古着の着物を楽しんで下さい。
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