【着物イベント】着物を着て着物まつりで大手を振って闊歩しましょ♥
2015/12/28
花より団子
着物にピヤスやアクセサリーを身に付ける人は増えてきていますが、どの装いにどこまで、どの様なピアス等を付けて良いのか・・・。悩んだり、気になったりしますよね!着物の種類や豪華さ、場所や趣によっても変わってくるアクセの身に付け方。ピアス等は本当に着物に必要なの?
着物に付けれるアクセサリーは、ピアス(イヤリング)・ネックレス・指輪・帯留め・時計・・・等がありますよね?
でも「基本的には着物にアクセサリーはしない」という話を聞いたことはありませんか?
これは日本人が着物で暮らしていた時代、イヤリング(ピアス)や指輪などで身を飾る習慣はなかったことに由来していると思われます。
着物が日常着だった時代、髪を高く結い上げたり、年齢や未婚既婚が分かる様に髪型が違っていて、髪に簪や櫛はするものの、その他の場所、髪以外に装飾品を身に付ける事はありませんでした。
その後、着物が日本人の生活・日常から離れていき、洋服を着る様になり、特別な日にだけ着物を着る人が増えていきました。
洋服が普及すると同時に装飾品も増え、洋服用のアクセサリーを華やかな席、特別な着物の時にも使う人が増えてきたのです。
「着物」と一言でいっても多種多様に種類があり、難しいので、大まかに2つに分けて考えます。
「礼装・正装と呼ばれる着物」・・・式典や社交目的に参加する時に着る着物
「お洒落して行く時の着物」・・・プライベートのお出かけの時に着る着物
基本的には「式典や社交の目的で着物を着る」時は「アクセサリーはしない」、または「身に付けてはいけない」という考えが多いのですが、アクセサリーの種類によっては身に付けても良いとされるモノがあります。
ピアス・・・耳にぴったり付いていて、ごく小さいものならOK。ゆらゆら揺れるものはNG
これはイヤリングも同等の考え方
注意:留袖を着る時や年齢の高い方が礼装着物を着る時はピアスはNG
指輪・・・“結婚指輪”や“婚約指輪”で平たいものならOK
立爪の指輪もあまりゴテゴテしていないものならOKの範囲内と考えます
帯留め・・・“振袖”や“留袖”の時にはNG
“訪問着”は改まった席の時には「真珠」「ダイヤ」「ヒスイ」「エメラルド」「ルビー」等はOK
それ以外の場所へは「べっ甲」「七宝」お趣味感覚のものを・・・
*“付け下げ”は、宝石を避け「べっ甲」「七宝」「蒔絵」「彫金」が似合う
時計・・・NG(しない方がよいと思われる)
*手首が綺麗に見えるので“しない”方が良いと思われる
もう一つの理由:社交の場で時間を一々気にしたりすれば、その場の雰囲気を濁したり、
相手に失礼にあたる為、腕時計はしない方がよいとされる
“訪問着“や“付け下げ”なら細いエレガントな腕時計ならしていてもよい
ネックレス・・・NG(首を飾るものは全て)
半衿や伊達衿で胸元を飾るので、首を飾る物をしていると違和感がある
その他の装飾品
マニュキア・・・淡くて清潔感のある色ならOK
根付(ねつけ)はしません
プライベートでお出かけする時なら、どんなアクセサリーをしていても良いとの見解を示されている方が多い様に見受けられます。
「品質も格も高い訪問着」「や付け下げ」「色無地」等の着物の時は、安っぽいガラスの帯留め等はバランスが悪いのでNG。
あくまで着物とアクセサリーの品格は合わせるべきだと思います。
(洋装の時のコーディネートと同じ考え方)
身に付けるのであれば、アクセサリー自体、着物姿に合わせないとおかしいので、色や大きさはもちろん、デザインのバランスも考えなくてはなりません。
普段から着ている気軽に着る着物や、友人とのお出かけ等で着る着物なら、洋服の時のアクセサリーを合わせてもOK。(ただし、ネックレスを除けば・・・)
まあるい和みあるピアス
鹿の子柄のまあるいピアス。
ちりめんの様な生地を使い、ぼんぼんの留め金も花柄になっているので、どの角度から見ても「和」のピアス!
梅の花ピアス
葉っぱ付きの梅の花をモチーフにした和柄ちりめんを使ったピアス。
可愛らしい梅の花が耳元を飾ります。
着物地ピアス/丸・小豆色地小花文様
表と裏で全然印象の違う柄布を使っていて、裏が見えても大丈夫!
更に、丸の周囲には小さなビーズを縫い付けてあり、切替しが不自然ではありません。
着物地と天然石の組み合わせで、左右で少し違うデザインになっているのがポイント♫
ちりめんのビーズピアス
ちりめん素材が耳元でひらひら揺れる、ピンクビーズを使った可愛い和風ピアス。
淡色のピンクビーズを左右位置を変えたアシンメトリーデザインにも注目です。
和リボンの着物風ピアス
ちりめんを使ったリボンが可愛いピアス。
リボンの下にコロンとしたちりめんと雫型のビーズで縦にラインが綺麗に揃っていて、リボンが重苦しく強調されていませんので、使い易いピアスです。
風車ピアス
風車をモチーフにしたスタイリッシュなデザインピアス。
千代紙で作った風車が優しい風合いをうみだしています。
和風の折鶴ピアス
お洒落な飾り玉と千代紙で作られた折り鶴が揺れる日本情緒たっぷりな「和」のピアス。
和桜柄ピアス
和桜柄が可愛いパール付きピアス。
小さな花はチェコガラスを使っていて高級感があります!
Bohemia Glass(ボヘミアガラス)=チェコガラス
9世紀の頃チェコに伝わったガラス工芸が、16世紀にボヘミア(bohemia)の地において、ヴェネチア技法にオリジナルの繊細な装飾様式を加味したボヘミア・ガラスとして花開いたのが、「ボヘミアガラス」。
帯留めとセットピアス
色んな花が詰め込まれた帯留めとお揃いのピアス。
両方使って着物を引き立て、ピアスのみを使って洋服とコーデしても楽しいですね♪
帯留め?
これ!実は帯留めとしてだけではなく、ピアスとしても使えるんです!
装いによって使い分けるのもイイですよね!
パールピアスロング
シンプルですが、大小と大きさに差を付けて存在感を表しており、ロングチェーンからぶら下がっている小さいパールとストーンが揺れる可愛いピアス。
どんな装いにも合う品の良いパールピアス♪
タッセルピアス
パールの付いている可愛いタッセルピアス。
動く度に耳元で他のピアスとは違う動きをするので、視線が集まります!
飴玉ピアス
まるで美味しそうな飴玉の様なコロンとした可愛いピアス♪
色もカラフルなので、飽きのこない、着物の色に合わせて使えば、もっと可愛く引き立ちます!
これなら洋服でも合わせ易いですよね。
花ピアス
蝶貝が光をキラキラ反射し、花のモチーフが引き立つ可愛いピアス♫
花の中心にあるビーズの赤が色の引き締め効果があり、可愛いけど落ち着き感のあるピアス。
扇ピアス
小さな鮮やかで綺麗な千代紙から小さな扇を作り、その折り紙(扇)を使った美しく可愛らしいピアス。
一本の紐で作る★玉結びピアス
組紐や水引を使った可愛い和風ピアス。
バックキャッチをパールやリボン、レースを選べば、それぞれ違った表情なので、コーデの幅が広がります!
花のガラスボールピアス
ガラスボールの中に、プリザーブドフラワーとガラスの粒を詰めたピアス。
コロンとした形が可愛く、華やかな落ち着いた印象。
生花や葉を特殊液の中に沈めて、水分を抜いた素材のことである。 natural preserved flowers and foliage [注 1]という言葉から、日本ではプリザーブドフラワーという言葉が一般的になった。
とんぼ玉×ピンクゴールドピアス・艶桜
伝統的なガラス細工、 『とんぼ玉』。でも、このピアスは今までのとんぼ玉と違い、花そのものに立体感を持たせた作りなので、耳元で揺れるガラスの玉はユラユラと艶やかに輝くから、とってもきれい!
和風ピアス
まるい合金版の上にいくつかの種類の花模様を施された和風ピアス。
アジアンな雰囲気もあって着物でも洋服でもコーデが楽しそう♪
桜ピアス
リアルな桜を模ったチャームが連なり、さり気ないゴージャス感のあるシルバーピアス。
リングでチャームが繋がっているので、チャーミングに可愛くゆらゆら揺れて♪
ピンク蝶貝×カラーゴールドピアス
桜の花をモチーフに、異なる素材「薄紅色の蝶貝」と「ゴールドモチーフ」の2枚重ねたキュートなロングピアス。
琉球ホタル石×ゴールドアメリカンピアス・ホワルナ
とても綺麗な深い群青色・・・角度を変えると表面が光に反射して輝き、まるで深い海の様な神秘的な色合いは、大人っぽく落ち着きのある仕上がりに。
つまみ細工ピアス
色鮮やかな、細かい細工を施されたピアス。
全て手作業で、つまんで折り畳んでを繰り返して作る特別な技法で作られたピアス。
小さいスワンのピアス 【つまみ細工/正絹】
日本の伝統工芸の「つまみ細工」の技法で「正絹」を使って、白鳥をモチーフとした美しいピアス。、
小さなスワンとコットンパールが耳元を飾り、印象も存在感も抜群です!
江戸時代から伝わる技法で、薄絹の「羽二重」を正方形に小さく切り、これを摘んで折りたたみ、組み合わせることによって花や鳥の文様をつくる東京都指定の伝統工芸です。
如何でしたでしょうか?着物に関するピアスを始めとしたアクセサリーのマナーや「和」アクセサリーを少し取り上げてみました。
着物を着るのは難しいけど、ピアスから「和」に触れてみませんか?
そして来夏に浴衣に挑戦してみるのもいいかもしれませんね。今回ご紹介したピアスは浴衣にももちろん合います!
ぜひ「和」アクセサリーに触れてみて下さい。
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