目指せ世界一！プロテニスプレーヤー錦織圭とユニクロの努力

今や世界屈指のプロテニスプレーヤーとなった錦織圭。試合中に着ているユニクロのテニスウェアもすっかりお馴染みとなりましたが、ユニクロが錦織圭のスポンサーについたのはいつ頃のことなんでしょうか。

錦織圭といえば、リオデジャネイロ五輪・男子シングルスでの銅メダル獲得が記憶に新しいですね。テニス競技において、日本勢96年ぶりとなるメダル獲得の快挙でした。日本のテニスブームを牽引する、大人気のプロテニスプレーヤーです。

カジュアル衣料を専門に展開していて、シンプルなデザインとリーズナブルな価格が人気のブランドですね。ひと昔前までの”ダサい”というイメージを見事に覆し、海外にも展開する有名ブランドとなりました。

そんな錦織圭とユニクロが、スポンサー契約を結んだのは2011年のことです。

2011年当時の錦織圭の世界ランクは、なんとまだ82位。ユニクロは「2020年までに世界一のアパレル業者になることを目指す」と明言していて、同じく世界一を目指している錦織圭と目標が共通する、という理由でスポンサー契約が結ばれました。

共に世界一を目指す錦織圭とユニクロは、話し合いを重ねより良いウェアを開発してきたそうで、良好な関係がずっと続いているようですね。

錦織圭が試合中に着用しているユニクロのテニスウェアは、襟付きのポロシャツですが、そこにはユニクロのこだわりの技術が詰まっています。

そのため錦織は最軽量のウェアよりも、少し重めのものを着用しているんだそうです。襟の部分に重さが足してあったほうが身体の芯がきちんとするそうで、そんなウェアへのこだわりも、錦織圭の粘り強いストロークを支える要因になっているんですね。

汗によるムレやべたつきを抑えて、心地よい着心地を保ち、運動時の体温を上げすぎないような工夫も凝らされています。

技術や体調だけでなく、身につけるものへのこだわりにも妥協を許さない錦織圭と、その要望にしっかり応えるユニクロの技術が、表裏一体となってベストパフォーマンスへとつながっていくんですね。

そんなこだわり抜いて作られた錦織圭モデルのテニスウェアは、ユニクロのオンラインストアで購入することができます。しかもユニクロらしい驚きの低価格ですよ。

準々決勝で、同じくユニクロがスポンサー契約を結んでいるノバク・ジョコビッチに惜しくも敗れました。

自分のアイデアがから生まれたウェアとあって、錦織自身思い入れのあるウェアになったようですね。

ユニクロの公式オンラインストアでは、錦織圭が全豪オープンで使用したその他のアイテムや、やはりユニクロがスポンサーを務める、ジョコビッチと国枝慎吾選手のウェアも販売されています。

この大会では、度重なる雨での中断が印象的でした。錦織圭は4回戦で地元フランスの選手ガスケに敗れました。

黒は相手にプレッシャーを与える色なんだそうです。背面全体にはメッシュ素材が使われ、さらに通気性の高いウェアになっています。

左脇腹の痛みで途中棄権となってしまったこの大会でした。ウィンブルドンでなければ出場しなかった、と言うほど痛みはひどかったようです。

伝統の白い色をベースに、ウィンブルドンが開催されているイギリスの初夏を思わせるような、爽やかなデザインになっています。

世界ランク2位のアンディー・マレーを倒してのベスト4進出でした。惜しくも決勝進出とはなりませんでしたが、2014年の決勝進出といい、全米オープンは相性の良い大会のようですね。

戦国武将たちは、ゲン担ぎとして縁起の良い虫である、トンボを装飾としてつけて戦っていたそうです。そんなストーリーに共感したという錦織は、トンボ柄ウェアで見事大活躍しました。

それでは最後に、錦織圭選手が出演するユニクロのCMをいくつかご紹介しましょう。

こちらの動画は錦織圭出演のCMをいくつかまとめたものです。錦織選手のクリーンなイメージをそのまま出したような良いCMになっていますね。

普段はテニスウェアに身を包んでいる錦織圭の、貴重なジーンズ姿ですね。試合中とはまったく違った柔らかい表情を見せてくれています。

サーブをする動作でスマホを振ると、応援ツイートが選手に届くというUNIQLO TWEET SERVE。面白い企画ですね。

こちらのCMは錦織がジーンズについてのインタビューに答えています。錦織圭選手は、テニスをしていないときはだいぶ天然かもしれませんね。そんなギャップがファンを引きつけるのかもしれません。