シーン別でご紹介する、四十代からの大人ファッションをご紹介します
2016/08/17
にいすけ
昔は「背中にタトゥーを入れているのは怖い人」というイメージが強かったのですが、最近若者の間ではファッションの一つとしてタトゥーを入れる事が流行っています!今時な「背中だからこその可愛い、カッコいい」タトゥーをご紹介します!
タトゥーとは一体どんな物の事なのでしょうか?入れ墨とは何が違うの?と思っている方、少なくないと思います。世代での言い方の違いだけではない理由がちゃんとあるのです!
タトゥーと入れ墨の大きな違いはありませんが、厳密に言うと「彫りの深さ」です。タトゥーは皮膚の薄い層までしか針を入れないのに対して入れ墨はかなり深くまで彫り込みます。勿論、タトゥーも入れ墨も「皮膚の内側に色を入れる」という点では同じですので、どちらにしても簡単に消すことのできないものであることは忘れてはいけませんよ。
最近では、和柄(龍や仏像など)を入れ墨、洋柄(スカルや十字架など)をタトゥーと呼び分けるのが一般的な説です。入れ墨とタトゥーの違いについては諸説存在しています。
背中の左肩から肩甲骨下にかけての少し大きめのデザイン。聖母マリア様とイエスキリストです。マリア様の美しさが再現されてとてもおしゃれ!背中に聖母を背負うとは中々の上級者ですね♪
ハート型のタトゥーの中に薔薇が所狭しと彫られた女性向けの可愛らしいタトゥー。背中の右上部にワンポイントで小さく入れるだけでぐっとオシャレ度がアップ♪
背中の腰部分に日付と羊が入った可愛いタトゥー。最近は大切な日を形として残そうとタトゥーにされる方が多いです。子供の誕生日や忘れられない日など、ファッションだけでない目的で入れるのもいいですね!
背中の左肩下部を使って彫られた色鮮やかな鳳凰。鳳凰は、縁起の良い伝説の鳥として有名で、女性の間では和彫りの中でも人気の高いデザインです!
肩甲骨の上に2羽のツバメが相対するように彫られたデザイン。背中は他の部位に比べて対照的な対となるデザインが入れやすいですね。背中の両側へ広がりを十分に表現することで自由を象徴しているように感じます。
薄い赤色の椿を散りばめた鯉のタトゥー。背中の全面ではなく左半分だけを使っているのがオシャレ感がありますね!また鯉の色付けは殆どせずに椿と対照的にすることでメリハリが出てすっきりした印象を受けます。
厳つい柄や日本をテーマにした柄を好む方は和柄、可愛らしい柄やスカルなど外国風の柄を入れたい方は洋柄をおすすめします。背中にタトゥーを入れる時は彫師さんと相談して納得のいく物を彫ってもらいましょう。
サッカー界の有名選手、デビットベッカム。体の随所にタトゥーが入っていることは有名な彼ですが、背中にも入っています。背中のタトゥーには愛する我が子の名前が刻まれており、ベッカムがいかに家族を愛しているかが分かりますね!
おしとやかなイメージの宮沢りえさんの背中にも、小さくタトゥーが入っています。かなり意外ですが可愛らしいデザインなので違和感はそこまで感じませんね!
かなりファンキーなキャラで愛されているLiLiCoさんの背中にもワンポイントタトゥーが数個入っています。明るいキャラクター効果もあって意外性はそこまでありませんが背中以外にもこんなに沢山入ってるのは驚きですね。
日本を代表するミュージシャン、B'zの稲葉浩志さんも背中にタトゥーを入れています。他にも彫っていますが、背中に入っているタトゥーは「家紋」であるとか。背中に家紋を背負ってステージに立つとは、中々素晴らしい心意気ですね。
温泉や海水浴場が出入りできない
一部の温泉や海水浴場ではタトゥーが入っていても入場できるようですが、殆どが禁止となっています。どうしても温泉に行きたい方は個室風呂の旅館を選ぶ必要がありますが、数も少ない上に値段設定の高い旅館などに限定されるので、注意が必要です。
肝炎にかかる可能性がある
最近のタトゥーのインクは進歩してきて可能性は低くなりましたが、必ずしも0%ではありません。天然素材を使っていたり体への負担は少なくなってきましたが、針で皮膚の中へインクを彫り込むのですから、肝炎にならなくとも痛みは勿論血が沢山出るなど弊害は避けられません。
保険に加入しづらい
全ての保険に入れないわけではありませんが、タトゥーが入っていると加入時に知られてしまった場合、審査の厳しい生命保険会社などは審査に通らない可能性があります。上でも説明した通り肝炎などの病気にかかりやすくなる事が理由の一つです。
結婚の際に反対されやすい
背中や腕、足など、タトゥーをおしゃれ感覚で入れる事がポピュラーになって来たとはいえ、まだまだ偏見を持っている方は多いです。見た目だけで門前払いされる可能性も無きにしもあらずですからご注意を!
未成年は禁止
基本、タトゥーは背中に限らず未成年の施術は行っていません。お店により18歳以上からのOKとしている所もありますが、殆どが20歳~の施術となります。勿論施術の前に年齢確認として身分証の提示を求められます。
上記以外にも、タトゥーを消したい時や、金銭面のリスクなどタトゥーを入れるときに知っておきたい事は沢山あります。医療レーザーなどで消すことが出来るようにはなってきましたが、タトゥーを入れるからには「一生」付き合う物であること、後悔しないことをゆっくりと考えて決断してくださいね。
タトゥーは針で肌を刺し、そこに墨を入れて描いていきます。映画やアニメなどのシーンでなんとなく見たことはあるけれど、一体どんな痛みなのか気になりますよね。任侠映画なんかでは「根性試し」として背中に大きな彫り物をしたりするシーンが沢山ありますが、実際の痛みはどんなものなのでしょうか。
勿論個人差があります
痛みに敏感な人、鈍感な人によってかなり個人差はありますが、施術を受けた殆どの人が痛みを感じている様です。背中がチクっとした程度と思う人もいれば強烈な痛みだと感じる人もいます。
痛みの種類としては、スジ彫り(基本的には一番初めに施術するラインを引く工程)がカッターの裏側で切るような痛み、ボカシ・ツブシ(影を付けたり、色を入れたりする工程)が毛先がハリガネのブラシでこすられるような痛みでしょうか。
とあるタトゥースタジオの彫師さんの言葉です。イメージしにくい表現ではありますが、なんとなくは想像できたのではないでしょうか。腕や足に比べて、背中は範囲が広く好みのイメージを表現しやすいですがサイズを大きくすればするだけ、体の負担も増えることを理解しておきましょう。
背骨、脇が痛い!
同じ背中でも肩や腰回りの肉付きの良い部分は割と鈍感で、背骨や肩甲骨、脇などの骨周りは痛みを感じやすいと言われています。また、筋肉があると痛みはかなり鈍くなるようです。
一背中のタトゥーには沢山の種類がありますね!オシャレで可愛い、カッコいいものが沢山ありましたが、きちんとリスクを理解していただけたでしょうか?これからタトゥーを入れようと思っている方も、安易に入れるのではなく後悔しないようにしてくださいね♪
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