【薬指の指輪】由来は何？右手と左手は？海外でも意味はあるの？

両手で指同士を合わせ、中指だけ内側に入れておき、あとの4本の指同士を1本ずつ離してみます。その時、薬指だけ離れにくいという事で、結婚指輪をするという話は聞きますね。

古代エジプトでは、左手の薬指は愛の血管が心臓まで繋がるという事で、愛の証の指とされました。男女が左手の薬指にリングをつけ、互いの心を通わせ絆を強めるといわれています。

古代のローマでは、元々指輪をつける指が薬指という習慣がありました。その後は色々な指に付けるようになりました。

17～18世紀頃からは、指輪をする指それぞれが象徴的な意味をもつようになり、指輪に願いを込めるようになったといわれています。

左手の薬指に結婚指輪をつけるようになったのは、1614年のことです。ローマ典礼儀式書により、結婚指輪を左手の薬指に、と定められたそうです。

薬指の指輪を通して、気持ちのつながりを感じたり、安心感を得られたりするのかもしれません。決して周りへのアピールだけでないのです。

右手の薬指は精神、心の安定をもたらす指とされています。気持ちに不安があって落ち着かない時に右手薬指に指輪をすると自分らしさを取り戻せます。

一方、左手の薬指が結婚指輪だから、右手は恋人だろうという考え方で、恋人同士は右手の薬指としたのが広まったとも考えられています。

結婚していない女性が右手の薬指にファッションとして指輪をすることもあると思います。男性の目にはどう映っているのでしょうか。

実は男性の7割が、女性が右手に指輪をしていても恋人がいるのでは？と考えてしまうというアンケート結果もあるんです。

女性は恋人がいなくてもファッションで指輪を付けることもありますし、その時には誤解を受けないよう左手の薬指を避ける程度で、大した意味はなかったりします。

意外と自分の指輪のサイズを知らない。という女性も多いのではないでしょうか？
彼に号数を聞かれた時には知っておいて損はなしです。

女性の指輪の平均サイズは、身長が145～150cmで体重が45～55kgの女性は6号、身長161～170cmで体重が55～60kgの女性は9号が目安のサイズだそうです。
自分のサイズ目安が分かっていれば安心ですね。

左手や右手の薬指に指輪をつけても二つ以上重ね付けをすると男よけや彼氏がいるんじゃないか？など疑われずおしゃれを楽しめますよね。

指輪の重ね付けはオシャレなだけでなく、指先を華奢に見せる効果もあるので、ぜひこの夏のファッションに取り入れてみてはいかがでしょうか。

もちろん結婚指輪と婚約指輪の重ね付けも可愛いです。
華奢なデザインを選ぶとより重ね付けを楽しめますね。

海外の場合、薬指に指輪を付ける意味は国によって違いがあるようです。アメリカやヨーロッパでは右手薬指の指輪は婚約中という意味になり、婚約者がいる可能性が高いです。

左手は過去、右手は未来を表すという意味も関係しているようです。そのほか、血液の循環が右手側からという考え方もあり、そこから右手に婚約指輪という習慣ができたともいわれます。

小指に結んだ赤い糸、運命の相手、小指に指輪をすると出会いを引き寄せるといわれます。指輪をつける指にはそれぞれ象徴的な意味があります。

薬指は愛の証。絆を強める指です。お互いのハートが指輪でつながるというとても素敵な意味を持ち、指輪をつけることで確かめ合えるのです。

いかがでしたか？
左手の薬指に限らず、指輪を付ける指の意味をまとめました。ファッションで指輪を付けるときにも自分の願いを込めてつけてみてくださいね。