エイジングを楽しもう！本革の財布の魅力。春のおしゃれは財布から。

牛革

財布に使われている本革の中でポピュラーなのが牛革です。
牛革のなかでも種類があり、一番上質で希少価値が高いのは子牛の革を使ったカーフやキップスキン、しなやかでやわらかい雌牛の革を使ったカウハイド、丈夫で耐久性のある成牛の革を使ったブルハイドやステアハイドなどがあります。
ヌメ革のエイジングは美しく、使うほどに飴色に傷さえも味になっていきます。

コードバン

馬のお尻の皮を使用したコードバン。本革の中でも独特のツヤ感と重厚感がありスーツにも合うということでコードバンのお財布は男性に根強い人気があります。
希少価値がある革なので、革のダイヤモンドとも呼ばれています。

ブライドルレザー

牛革をなめしてからロウを表面に塗っていく製法で作られた、本革のなかでも１，２を争う丈夫さを誇るブライドルレザー、もともとはイギリスの貴族が使用する馬具用の革でした。
ブライドルレザーで作られた財布はエイジングも美しく、使うごとにツヤが出て持っている者を魅了します。

ヤギ革

ヤギの革を使用したもので、薄くてとても丈夫です。お財布のほかには鞄などに使われることも多いです。はじめはきれいな薄だいだい色ですが、使うほどに飴色に、ガラスのようなツヤがでてきます。

蛇革

風水でおなじみの蛇の革。ダイヤモンドパイソン（ニシキヘビ）を使ったお財布はお金がたまるということで人気です。あまりポピュラーではありませんが、ごつごつとした鱗が特徴的のラトルスネーク（ガラガラヘビ）も無骨でカッコいいです。

ワニ革

美しいツヤと鱗模様のワニ革。本革の中でも最高級品です。
ワニ革の中でも一番の高級なのがクロコダイル、鱗の大きさでラージクロコ、スモールクロコに分けられ、スモールクロコは最高級品です。そのほか、カイマンやアリゲーターというのがあります。

画像で比較してみましょう。

左が購入時の色合い、そして右側が約2年半使用した状態です。
一目瞭然ですね。いい飴色になり、風合いが増しています。
このエイジングというのは本革ならではのもので、色止め加工をしている革や、合皮のものでは全く起こりません。

こちらも素敵なエイジングです。

素敵なエイジングですね。
商品は同じものですが、左のものはなんとなく味気ない感じですが、どうでしょう。
使い込まれた右側のものは、まるで高級なチョコレートのようです。
同じものとは思えない風格です。
本革ならではの楽しみですね。

ゲンテン、カットワーク

ゲンテンのレディース財布といったらこちら、お花の模様をあしらったカットワークモデル。
使い勝手のよいＬファスナーとたっぷり入る大容量。
かわいいだけじゃない、機能性も備えている一品です。

土屋鞄トーンオイルヌメ

落ち着いた女性をイメージさせる土屋鞄のレディースラインのお財布。
トーンオイルヌメのがま口財布は、レトロな表情なのにコロンとしたディテールが女の子らしさをかもし出しています。本革特有の革のにおいも魅力のひとつ。

ダコタのお財布

ガーリーなデザインがかわいいダコタのお財布。
本革を使用していながら値段もリーズナブルで種類カラーも豊富。
女の子なら一度は持ってみたいシリーズです。

ブライドルレザー

イケてる男性の代名詞のような本革財布、ブライドルレザー。
表面に白く浮き出ているのは、丁寧に蝋が塗られた証拠のブルーム。
ブラシでこすって磨いてから使ってもよし、そのまま使って味を出していくのもよし。
彼の魅力を引き出してくれるのは間違いなし。

コードバン

まさに男性のために作られたといっても過言ではない本革財布。コードバン。
使うその日から艶々と光り輝いています。
どんなビジネスシーンで取り出しても恥ずかしくない風格はまさに大人の魅力です。

クロコダイルのお財布

本革の王様。クロコダイル。美しい鱗模様は今も昔も変わらず人を魅了します。
一度手にすると、二度と手放せなくなるほどです。
ただ、お値段が張るのがデメリット。

ＧＡＮＺＯ（ガンゾ）

メイドインジャパンの最高級本革メーカー、ガンゾ。
大正16年から続く革の歴史は匠と技の極みです。
なめしから裁縫までを自社で行い販売しているメーカーです。

ノイジャパン、キプリス

こちらもメイドインジャパン（一部対象外あり）のメーカーです。
商品ラインのバリエーションが多く、クオリティも高いです。
オイルシェルコードバン＆シラサギレザーという美しいお財布が魅力的です。

レザーＧの本革Ｌファスナー財布

レザーＧという本革財布のショッピングサイドです。
こちらもイタリアンレザーから栃木レザーまで世界各国の革財布がいろいろ選べてバリエーションも豊富です。
なかでも、画像のＬファスナー財布の使い勝手がすばらしい。
小銭入れのジッパーがないので、レジでもたつくこともなく、薄いのでかさばらない。
そしてなんといってもリーズナブル。この品質と使い勝手とコスパがそろっているのはこれだけではないでしょうか？

革用ブラシ

画像のは馬毛です。豚毛のものと、スウェード用のがあります。
1000円前後で買えます。本革の表面をやさしくこするようにブラッシングしましょう。
強くこすってしまうと傷の原因になるので注意です。

革用クリーム

革に栄養を入れ込むクリームです。少量をガーゼやクロスにとって少しずつ塗っていきます。
1000円～2000円くらいで買えます。
普段使っているお財布などは季節の変わり目に、鞄など、他の本革製品にも使えます。

防水スプレー

靴屋さんなんかに売っています。
一本600円前後。
本革のブーツ、鞄、財布やジャケット、革製品なんでも使えます。
ちょっとはなれたところからスプレーするのがコツです。

いかがでしたか？本革財布の魅力。。。

ここまで、本革の魅力をお伝えしてきましたが、１００聞は一見に如かず。
ここでは紹介し切れなかった素材もまだまだあります。やわらかさも、使い勝手も、容量も素材によって様々でそれぞれに魅力があります。
本革は大事に育てれば、一生の伴侶になります。
次はあなたが本革財布を手にとってその魅力を存分に味わってみてください。