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ブレスレットとバングル、どっちがお好み?ところで、その違いは?

ブレスレットとバングル、よく聴く言葉ですが、どう違うんでしょう?留め具があるかないかが1つのポイントになるようですが、そうでもないのねぇ…もあったりするんです。素敵なブレスレット・バングルをご紹介しながら、その違いを確かめていきましょう!!

【ブレスレット】の歴史から…

古代エジプトの、スカラベをかたどったブレスレットが最古のものだと言われています。スカラベは再生と転生を象徴する虫なので、装身具は宗教的な意味で使われていたようです。
日本でも、縄文時代の遺跡から、貝をつないだブレスレットが発見されています。

古代エジプトのブレスレット

亡くなった女王の副葬品のブレスレットです。夜に死後の世界を旅する太陽神ラーに仕える女神たちと縁があるので、ヤマネコがお供に付けられたようです。

元々は宗教的な意味合いで権力者が身に着けた装身具は、中世ヨーロッパではアクセサリーとして王侯から貴族階級にまで広まっていきました。特にイギリスでは銀が豊富に産出され細工技術も発達したので、シルバーのバングルが流行しました。

ビクトリア王朝時代のバングル

渡航者の無事の帰還を願って、名前や幸福のシンボルを配したアクセサリーを送るのが流行しました。幸福な家庭を意味するツバメをモチーフにしたバングルです。

ブレスレットとバングル ~考察その1

ブレスレットは、ひじから手首までの装身具です。バングルは、元々は金属のリング状の装身具全般で、腕輪ならバングルブレスレットになります。
アメリカでは、リング状またはC字状で硬いタイプのブレスレットをカフといいますが、現在では、バングルもこのカフと同義語のように使われるようです。また、カフバングルとも言います。

カスタマイズできるカフ・ブレスレット

仕上げと材質、サイズ、言葉と刻印の場所もカスタマイズできるという、カフ・ブレスレットです。重ね付けしても、統一感があってすっきり見えますね。

異素材のカフ・ブレスレット

松ぼっくりのデザインがアールヌーボーを彷彿させる、カフ・ブレスレットです。木材とアルミの組み合わせがモダンです。

ネイティブアメリカンのブレスレット

1920年代の、ネイティブアメリカンのブレスレットです。ふんだんに使われたターコイズが美しいですね。日本のショップではインディアンジュエリー・バングルと呼ばれますが、アメリカではC形もブレスレットと呼ぶところが多いようです。

ダイヤモンドのブレスレット

豪華にダイヤモンドをちりばめたブレスレットです。スクエアやスター形の配置が珍しく、カジュアルなパーティーにも合いそうです。

チャーム付きブレスレット

真鍮とターコイズ風ストーンビーズが涼しげな、タイ産のブレスレットです。ぐるぐるの渦巻きとゾウのチャームが可愛いですね。

ブレスレットとバングル ~考察その2

一般的には、留め金があって形の変わるものをブレスレットと呼ぶようです。これに対して、留め具のないリング状またはC字状で、形が変わらないタイプをバングルといいます。

ダークブルーのバングル

濃いブルーに、金の唐草模様が浮き上がった、大胆で個性的なバングルです。露出の多いファッションのアクセントに良さそうです。

カラージェムのバングル

カラージェムとゴールドの、ゴージャスなバングルです。研磨していない石やゴールド箔の技法がインド独特の雰囲気を出していますね。

ワイヤーバングル

ゴールドメッキの真鍮ワイヤーとビンテージガラスのワイヤーバングルです。シンプルで華奢なデザインなので、テイストの違うバングルとも組み合わせできそうですね。

スワロフスキーのブレスレット

ブルーの微妙な色合いが魅力の、スワロフスキーのブレスレットです。スクエァカットもあって、クールな印象です。

ロープとチェーンのブレスレット

女性らしいピンクカラーの、ロープとチェーンを重ねたブレスレットです。ボリュームもあるので、ニットにも似合いそうです。

ブレスレットとバングル ~考察その3 語源

ヒンドゥー語でのbungri(ガラス)がバングルの語源になるので、インド風のブレスレットを特にさすこともあるようです。煌びやかで安価なものという意味を含む場合もあります。

ガラスのバングル

レインボーグラデーションの、ガラス製バングルです。インドでは、ガラス製のバングルを重ね付けして、触れ合う音を楽しむ習慣もあるそうです。

かぎ針編みのバングル

金属やプラスティックのリングに被せるように、ねじって編み上げたハンドメイドのバングルです。カジュアルファッションに似合いそうです。

レジンのバングル

樹脂にドライフラワーを散らした、レジン加工のバングルです。透明で涼しげなので、夏のアクセサリーにぴったりです。

ブレスレットとバングル ~考察その4 パワーストーン編

パワーストーンは、丸珠をゴムに通したものが多く、これもブレスレット、または「数珠ブレス」「ゴムブレス」と言います。
バングルは、タイル状の石を繋げた幅が広いものや、くりぬいて作ったリング状のものを呼ぶようです。

ラピスラズリのバングル

夜空と星をイメージさせるラピスラズリは「幸運を招く石」と言われ、古代エジプトの時代から愛されているパワーストーンです。太めのバングルには、存在感がありますね。

モルダバイトのバングル

モルダバイトのバングルです。モルダバイトは、隕石と隕石の落下の熱でできたガラスで、愛の証やヒーリングストーンとされています。

女子力アップブレス

恋愛にも効き女性の魅力を引き出すピンクオパールと、女性らしさをもたらすブルームーンストーンのブレスレットです。ラベンダーアメジストは癒し、インカローズは愛の象徴…女子力全開になりそうですね。

フローライトのブレスレット

フローライトのマルチカラーが美しいブレスレットです。フローライトは天才の石とも、問題の解決に導いてくれるとも言われます。

ブレスレットとバングル ~まとめ

ブレスレットとバングルを調べてきましたが、実ははっきりした区別が見つかりません。国によっても、ジャンル・業界でも変わってくるようです。形が変わらない、または幅広いタイプをバングル、それ以外または全体がブレスレット…といった感じになるでしょうか。

ラップブレス

留め具があって形も変わりますが、広幅にもバングルぽくあるラップブレスです。海外セレブ発で、男性にも人気ですね。

ブレスレットとバングル、いかがでしたか?どちらにも色々な種類がありますし、どれも魅力的ですよね。ぜひお気に入りを見つけて楽しんで下さい。

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