普段何気なく見ている有名ブランドのロゴに隠された深い意味★

そもそもロゴってどんなもの？

ロゴとはブランド･ネームをデザインした意匠文字のことを言います。
ブランドのイメージを印象付けるためのもので、ときには関係のあるイラストを盛り込んだりもします。

エルメス

エルメスはファッションブランドの中心地パリで発祥した歴史ある高級ブランドです。
バーキンやケリーなど有名なバッグをはじめ、財布やファッション小物を幅広く取り扱っています。

ブランドロゴ【エルメス】

エルメスブランドのロゴには馬車と御者がいるのに主人の姿がありません！
これこそがエルメスブランドに込められた想いをあらわしているのです。

エルメスの成り立ち

もともと有名ブランドエルメス社は馬具工房として創業しました。
しかし自動車の発展による馬車の衰退を予見し、かばんや財布などの革製品の事業に軸足を移しました。

ブランド“エルメス”のロゴに隠された意味

エルメスのロゴに四輪馬車と従者しかいないのは、「エルメスは最高の品物をご用意しますが、それを御すのはお客様ご自身です」というメッセージです。 美しく丈夫、上質で機能美に溢れる最高品質のアイテムを送り出し続けるエルメス。しかし、このアイテムを、生活の中に組み込み、真価を発揮させることができるのは、他でもないあなた自身であるということなのです。

バーバリー

バーバリーはイギリスのラグジュアリーブランドです。
ブランドの代名詞でもあるトレンチコートを中心に、ウェア、アクセサリー、コスメなど幅広く展開しています。

ブランドロゴ【バーバリー】

中世の騎士を思わせるバーバリーのブランドロゴ。
旗にはいったい何と書いてあるのか、ブランドロゴにどんな意味が託されているのかご存知ですか？

バーバリーのロゴの成り立ち

バーバリーは1901年に公募により「名誉・高潔・勇気」を意味する甲冑の騎士のマークをブランドロゴとして使用開始しました。
旗には“ＰＲＯＲＳＵＭ”(前を見よ)というラテン語が書かれています。

ブランド“バーバリー”に隠された意味

全身と進歩を表すラテン語を掲げたブランドロゴが示すバーバリースピリットは連綿と受け継がれ、これからも新しい伝統を築いていくのでしょう！

マリークワント

マリークワントとはイギリスのファッションブランドです。
コスメ、ウェア、ファッション小物などを展開しています！

ブランドロゴ【マリークワント】

マリークワントのブランドロゴはシンプルで一度見たら忘れられない黒い花。
なぜ黒い花のロゴなのか。このロゴに込められた想いをご存知ですか？

マリークワントのロゴの成り立ち

このロゴはもともとマリークワント自身の落書きによって生まれたものだそうです。
この花のロゴは黒いデイジーと呼ばれ、科学では生み出すことの出来ない色の花だそうです。

ブランド“マリークワント”のロゴに隠された意味

科学の力では生み出すことの出来ない黒いデイジーをロゴには、
自由な発想から商品を作り上げていくというメッセージがこめられています。
またキラリと光るダイヤモンドを表す配色にすることで、「世界で一つの光り輝くブランド」という意味を表現しているそうですよ！

ヴィヴィアンウエストウッド

ヴィヴィアンウエストウッドとはイギリスのファッションブランドです。
反逆性とエレガンスを兼ね備えたアヴァンギャルドなデザインで知られています。

ブランドロゴ【ヴィヴィアンウエストウッド】

ブランド「ヴィヴィアンウエストウッド」のロゴは土星のような球体に十字のモニュメントらしきものがたった可愛らしいデザイン！いったいどんな意味が込められているのでしょうか？

ヴィヴィアンウエストウッドのロゴの成り立ち

ブランド、ヴィヴィアンウエストウッドのロゴの元となったのは英国エリザベス女王が国会や式典の際に携えるロッドに付いているオーブです！

ブランド“ヴィヴィアンウエストウッド”のロゴに隠された意味

ヴィヴィアンウエストウッドによると、オーブは「王位を象徴する宝器」であり、伝統を表しています。一方、オーブの周りを取り囲む輪は「衛星（サテライト）」を表しています。これはエリザベス女王が持つロッドには見られないものです。
衛星は「未来」を表しており、その2つを合わせたロゴは「伝統と未来の融合による新たな発見」を表しているそうです。

ラコステ

ラコステはフランスのアパレルブランドです。
ウェア、バッグ、履物、香水、時計、眼鏡などをとりあつかい、とくにポロシャツのメーカーとして有名です。

ブランドロゴ【ラコステ】

キュートなワニのマークで有名なブランド“ラコステ”。ラコステ自体は創業者の一人、「ルネ・ラコステ」に由来します。しかしワニのマークにはいったいどんな意味があるのでしょうか？

ラコステのロゴの成り立ち

元プロテニスプレイヤーだったルネは、現役時代に当時のフランスチームのキャプテンと試合の勝利に「ワニ革のスーツケース」を賭けるも敗退。
その試合をジャーナリストが「ラコステはワニ革のスーツケースは手に入れることが出来なかったが、その戦いはワニのようだった」と賞され、クロコダイルというあだ名がつけられたことにロゴのマークは由来しています。

ブランド“ラコステ”のロゴに隠された意味

ワニのように諦めず、粘り強いプレーをすることでクロコダイルとのあだ名をつけられたルネ・ラコステ。彼がデザインしたポロシャツによって、当時運動にあまり適さなかったテニスウェアは一新しました。可愛らしいワニのブランドロゴには、ルネのテニスへの情熱が込められているのです！

ブランドロゴ【ザ・ノースフェイス】

ザ・ノースフェイスはサンフランシスコで誕生したアウトドアブランドの一つです。
このブランドロゴにはいったいどんな意味が込められているのでしょうか？

ザ・ノースフェイスのロゴの成り立ち

ザ・ノースフェイスは日本語に訳すと「北壁」です。
ロゴの右側にある三本のラインは世界三大北壁(スイスのアイガー、マッターホルン、フランスのグランジョラス)を表しているそうです。

ブランド“ザ・ノースフェイス”のロゴに隠された意味

北壁は山のルートの中で難関とされる所。
登頂困難なルートにチャレンジするというチャレンジ精神が社名やロゴに込められているのです。

「ブランドロゴに隠された意味」いかがでしたか？

今まで何気なく身に着けていたブランドのロゴにいろんな意味が込められていたなんて、なんだか感慨深いですよね！創業者の顧客に対する姿勢や、ブランドを想う情熱が伝わってくるようです♪