【簡単ハンドメイド】着物のはぎれを使ったおしゃれな小物の作り方
2017/06/13
h-shizuyo
着物を美しく着るには、着崩れず快適に着つけることが大切です。着物をいつまでも大事に着るためには肌着にも気をつかいたいものですね。快適に着物を着るにはどんな肌着を選んだらよいか、タイプ別にまとめましたので、見ていきましょう。
快適に着物を着るために肌着を選びましょう
着物を着る際には洋服の時とは違い、身体のラインが出ないようなシルエットが基本です。洋服の時の肌着をそのまま着るのは着物をきれいに着る上であまり合わないのです。
着物は昔から日本人が着てきました。ということは昔、着物を着こなしていた人たちに準じた着やすさというものがあります。肌着も現代のものが合わないのは当然ですね。
特に洋装のブラジャーは、昔の人はそんな肌着を付けてはいませんでしたし、素材が滑りやすいものが多く、着付けにはそぐわないのです。
ブラジャーのように、谷間などメリハリを作るような下着、肌着は着物を快適に美しく着る場合と目的がまるで違います。着物には専用の肌着を選びましょう。
快適に着こなすための着物の肌着
着物の肌着には、スリップタイプや上下に分かれた肌着もあります。また、振袖や婚礼用など目的別にも肌着はあります。
スリップは、ワンピースタイプの肌着です。着物に直接肌を触れさせない、足さばきがよくなるなどの利点があります。
着物の肌着を選ぶとき、通気性を考慮したり気軽に着たいという場合楊柳タイプや綿素材がおすすめです。浴衣などの場合もそうですね。
足さばきの良さなどを重視したい場合の着物の肌着にいいのはシルクです。普段着から訪問着まで幅広く使えて便利です。
上下に分かれたセパレートタイプの着物の肌着
着物の肌着、というとこのセパレートタイプの、上に羽織る方を「肌着」と呼びます。着物の着付けに慣れてきたらこのタイプの肌着を着てもいいですね。
袖口にレースがついていたり、刺しゅうしてあるものがあったりと、着物の肌着は見えないおしゃれさもあるんですよ。日本人女性らしいですね。
袖口にレースなどを付けた肌着が売られた当時、とても好評だったのだそう。それで礼装用にはレース付きを、という風潮が生まれたようですが、レースの有無はマナーに関係は特にありません。
上に肌着を着たら、下には裾よけをはきます。足さばきの良さで選ぶと良いです。どんな着物を着るかで肌着の襟ぐりを考えましょう。婚礼用などは襟ぐりがあいた肌着が向いています。
和装用のブラジャーもありますが、肌着に胸パッドがついているものもあります。ブラジャーを付けないで肌着だけにしてみても、着つけた見た目が良くなる場合もあります。
着物の肌着、裾よけの代わりにすててこも可愛いですね。夏に着物を着る場合、蒸れるのを防いでくれるという効果もあります。
着物の肌着にはタイツタイプもあります。防寒と、裾さばきの良さがあります。股割れといって、トイレの際には脱がなくても済みます。この場合は股割れタイプのショーツも合わせて着用します。
一年中快適な着心地の着物の肌着
発熱、調湿効果のあるヒート素材タイプのスリップ肌着です。冬の寒いときでも薄手でごわごわしない着心地良く着物を温かく着られます。
一見、ドレスのような着物の肌着です。かならずしもおしゃれとは言いがたい、着物の肌着にもこんなおしゃれなものも有るんですよ。
着物の肌着についてまとめました、いかがでしたか?
着物とは、メリハリボディを求める洋装とは逆に身体の線を出さない、いわば寸胴のシルエットにするのが特徴です。昔の人は洋装のようなブラジャーなどは付けていませんでしたから本来なくてもいいくらいですが、和装用のブラやカップ付きキャミなどを付けるのもおすすめです。
きれいにかわいく着物を着こなすには、下着や肌着も和装専用の物を用意して、季節に応じて調節しながら着るのが快適に着こなす秘訣です。
快適に着物を着るための肌着をきちんと選んで着ていれば、着崩れも防止できますしストレスのない着心地でいられれば着物美人になれること間違いなしですよ。ぜひ、着物の肌着をお試しくださいね。
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