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2017/09/19
2016/06/16 更新
紫外線が気になる季節になりました。遮光、遮熱の新しい日傘が欲しいなぁ。百貨店に行くと日傘の種類がたくさんあって、迷ってしまいます。遮光率・遮熱率が高い日傘はどこを見たらいいのかな?いろんな表示があってわからない!そんな疑問を解決致します。
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なんだか暑くなってきたな
ちょっと日差しが肌を刺すカンジになってきたかな。日陰が欲しくなってきたかな。なんか日に焼けそうだな。そろそろ昨年の日傘を出そうか・・・。
いつから日傘をさせばいいのでしょうか?
遮光・遮熱の必要性
地表に届く太陽の光は主に紫外線・可視光線・赤外線になります。
紫外線によってシミ・シワの原因になると言われ、可視光線によって日焼けをし、赤外線によって暑さを感じます。
日傘によって、これらの熱や光を遮光・遮熱することができます。
曇っていても紫外線は降り注いでいると聞いたことがあると思いますが、いったいどのくらいなのでしょうか。日差しが弱い冬はどうなのでしょうか?
3月は10月よりも紫外線が強い
紫外線の量は1年で6月がピークです。でも実は、まだ寒い3月でも10月より紫外線が強いってご存じでしたか?暑くなってからでは遅いです。将来の美肌の為には、3月から日傘が必要なのですね。
曇り空は快晴より60%程度
快晴時が100%だとすると、薄曇りが80~90%、曇りが60%、雨天が30%の量になります。太陽が見えないからといって日傘がいらないわけではないのです。
写真のように雲の間から太陽が出ている場合には、雲からの散乱光が加わるため快晴の時よりも多い紫外線が観測されることがあります。
紫外線は窓からも入ってきます。日焼け止めクリームはもちろん、カーテンも遮光・遮熱のカーテンを使用する方が日焼け対策には有効です。
そして、目も日焼けをします。長時間日に当たっていて目が痛いなと思ったらキケンです。
どれが一番効果ありそう?
店頭に並んでいる日傘には、「UVカット傘」「遮光率99%」「遮光率99.99%」「完全遮光」のような表記がありますが、どう違うのでしょうか。遮熱の表示はありませんが、遮熱効果はあるのでしょうか。
UVカットや遮光率○○%などの表記のない日傘でも、なんと90%UVカットしてくれます。
しかし、10%は紫外線を通してしまいます。10%分、将来のシミ・シワを作ってしまうということですね。
UVカット加工の日傘は、製品になったものに紫外線吸収剤や反射材を吹き付けたりして加工したものです。
これは、3年ほどでカット率が落ちてしまいます。
遮光率とは、可視光線のカット率です。
遮光率99%なので、遮熱もしてくれます。
とはいえ、上記の写真のように手が透けて見えます。1%の光を通しているんです。
アレルギーの人は当然反応してしまいます。
たかが1%なのに・・・太陽の光は強烈ですね。
遮光率が99%以上に遮光マークあり
2010年より日本洋傘振興協議会では、遮光率が99%以上の日傘を遮光傘、遮光率が99.99%以上の日傘を1級遮光傘と呼び、遮光マークをつけることになりました。
遮熱・遮光マークもあり
2012年より日本洋傘振興協議会では、遮熱加工を施した生地に関して指数35以上をクリアしたものに対して、遮熱・遮光マークをつけることになりました。
遮熱指数というのは、試験をし、計算式によって求められるものです。
指数35というのは、例えば遮熱加工をしていない生地の内側が30℃としたら、遮熱加工をした生地の内側が19.5℃となります。
かなり涼しくなりますね。
遮光率100%の日傘です。可視光線を100%カットし、紫外線も100%カットできます。
光の波長は長いほど、ものを透過しやすくなります。紫外線は可視光線より光の波長が短いため、可視光線を100%カットするものであれば、紫外線も100%カットすることができるというわけです。
ただ、赤外線は可視光線より光の波長が長いため、遮光率100%でも遮熱率100%とはなりません。
このように、遮光マークだけだと紫外線はカットしますが、商品によって赤外線は通してしまうものもあるようです。
涼しさも求めるのであれば、遮熱・遮光マークがあるものを探すか、説明書をよく読んで下さい。
暑さが全然違いますよ。
サンバリア100
紫外線、赤外線、可視光線100%カットの完全遮光・遮熱の日傘です。
日光アレルギー、光線過敏症の方、熱さに弱い方、アンチエイジングを目指す方などに支持されているブランドです。
価格は¥11,000~となっており、高めですがその分とても信頼できるものとなっています。
晴雨兼用で撥水加工をしていますが、メーカーはオススメしていません。
わいわいゆ~さんのYouTube
サンバリア100を愛用しているわいわいゆ~さんのYouTube。サンバリアは日傘だけでなく、帽子、バーカーも完全遮光・遮熱です。
芦屋ロサブラン
こちらも紫外線、赤外線、可視光線100%カットの完全遮光・遮熱の日傘です。
とてもおしゃれなデザインがそろっており、高度な撥水加工で突然の雨にも対応できます。
価格はこちらも¥11,000~となっております。
芦屋ロサブランのYouTube
芦屋ロサブランから紹介の動画です。完全遮光・遮熱で防水も完璧。この日傘のよさがよくわかる動画になっています。
UVION プレミアムホワイト
紫外線99%以上カット、赤外線98.5%カットの日傘です。日傘の色は黒がいいというのが定評ですが、これは白い日傘でありながら黒い日傘と変わらない紫外線のカット率であり、赤外線もカットします。
折りたたみ式で薄くなんと125gの軽さ。かばんに入れてもかさばりません。晴雨兼用で、突然の雨にも大丈夫。
価格は¥10,000~です。
CLASSICO
こちらは紫外線、可視光線100%カットの完全遮光の日傘です。完全遮光なので、完全ではないですが遮熱もあり、不快な暑さを軽減してくれます。遮光機能のある生地を使っており、経年劣化せず破れない限り遮光機能を保ちます。
強力撥水加工で突然の雨にも対応できます。
価格は¥5,500です。
シノワズリーモダン
可視光線100%カットの完全遮光、紫外線も99%以上カットの日傘です。完全遮光なので、完全ではないですが遮熱もし、木陰のような涼しさです。
強力撥水加工で雨傘としても使用できるレベルです。
価格は¥4,700です。
手作り日傘キット制作動画
シノワズリーモダンから、遮光・遮熱効果のある手作り日傘キットの製作動画です。これは日傘としての布なので、雨には対応できません。布を傘骨に縫い付けていくだけで、日傘が完成!ペイントやステンシル、スタッズ・スワロなど自由にアレンジでき、自分だけの日傘を作ることができます。
W.P.C(ワールドパーティ)
遮光率・紫外線は97%以上カットで遮熱効果もあるので約8~11℃温度を下げてくれる。防水加工をしていますので、急な雨にも安心。
価格は¥¥2,500~です。
FEALDOOR
ブラックのみ完全遮光(他の色は99.9%)、紫外線は99.9%カットの日傘です。もちろん遮熱効果もあり、最大で11.7℃の温度差が。晴雨兼用で、雨の日の紫外線もカットします。
Uvistar
100%完全遮光、紫外線は99.9%カット、5℃以上の遮熱効果のある日傘です。自動開閉の折り畳み傘となっています。日傘の裏側には星空がデザインしてあります。晴雨兼用で、突然の雨にも対応します。開閉ボタンは少し力がいるようです。折り畳みにしては少し重めの240gです。
価格は¥2,000です。
いかがでしたでしょうか。
今年の夏は、いろんな種類の日傘から自分のお気に入りの1本を見つけて、ぜひ快適な夏を過ごして下さいね。
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