ピアスホールあなたにはある?あける際の注意点とお手入れ法をご紹介
2016/07/11
HIRO66
2016/07/21 更新
ピアスホールを開けた部分にコリコリっとした小さな「しこり」がありませんか?実はこれ、けっこうな数の人が持っているんです。今回はピアスホールに出来るしこりについてくわしく調べてみました。原因は?対処法は?ぜひご一読ください。
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ピアスを入れようとして、コリコリっとしたものに指が触れたことはありませんか?それはズバリ、「しこり」です!
けれども、ピアスホールのこの「しこり」、放っておいていいものなのでしょうか?悪い病気に変化したりしないの?原因や対処法は?
ピアスホールに出来るしこりについて、詳しく調べてみました。
では早速、ピアスホールのしこりの正体についてチェックしてみましょう!
粉瘤とは?
粉瘤とは、皮膚の下に袋ができ、その部分に垢がたまってできる良性のしこりです。耳以外に、体のあちこちにもしこりはできます。
一度、しこりが出来てしまうと、徐々に大きくなることはあっても、自然になくなることはありません。しかし、通常、痛みや出血もありません。
ピアスホールに、なぜ粉瘤が出来るのでしょうか?
色々な説が唱えられているようですが、最も有力な原因とされているのが、毛漏斗(もうろうと)という毛根を形成している組織を打撲や外傷などにより刺激することで、皮膚の下に袋が形成されてしこり(粉瘤)ができるというものです。
ストレスから来る場合も
また、ストレスや強い疲労感などからピアスホール以外の場所にもしこり(粉瘤)が出来るという見方もあるようです。ストレスは、粉瘤のみならず、様々な病気の引き金になり得ますので、できるだけ発散するようにしましょう。
粉瘤は自然に治癒したり、なくなることはありません。しこりを取り去りたいなら、手術で切除しなければなりません。
しかし、粉瘤は基本的に良性の腫瘍です。しこりが気にならない程度の大きさであれば、放置していても特に問題はありません。特に気にしなくても大丈夫!
しかし、ピアスホールに出来るしこりの正体は、粉瘤とはまた別のものである可能性もあります。
肉芽は私たちの身体がピアスホールに刺さったピアスを「異物である」と判断し、体から追い出そうとすることで発症するしこりです。
肉芽で出来たしこりは、ピアスの素材を樹脂などに変えたり、ピアスホールを塞いでしまうことで、自然に消滅する事があるようです。気になる場合は、一度試してみるのも良いかもしれません。
ピアスホールの肉芽は、しこりが小さい初期の段階であれば、自分で治すことが可能なのだそうです。
その方法とは?
調べてみました。
ピアスを小さくしてピアスホールの負担を減らす
ピアスホールの周りを囲むように円形状にしこり(肉芽)が出来ている場合、その原因としてピアスの重さなどが関係していることも。大きいものや重みのあるものをつけている場合は、小さなピアスに変えて、ピアスホールの負担を軽減してあげましょう。
ピアスホールに抗生物質入り軟膏を塗る
ピアスを外して、シャワーなどできれいに洗った後、抗生物質入りの軟膏を塗って様子を見てみましょう。日数をかけてしこりが小さくなっていきます。
血液循環を良くする「ホット・ソーク」
「ソーク」とは、浸すという意味。
温かい塩水に患部を浸すことで血液循環を良くして体の回復力を高める、という方法。ピアスホールのトラブルに良いとされています。
ホット・ソークはピアスホールの肉芽にも効果があると言われています。
それではピアスホールのトラブルに効くと言われる「ホット・ソーク」のやり方をチェックしてみましょう。
準備するもの
ホット・ソークに必要なものは
〇塩
〇計量スプーン
〇お湯
〇耳(ピアスホールの部分)を浸せるような小さな容器
これだけです。
お湯は40度程度で十分です。
あたたかい塩水を作る
耳(ピアスホールの部分)を浸せる小さな容器のなかに、塩とお湯を入れあたたかい塩水を作ります。濃度は0.9%。お湯100mlに対して、0.9グラム溶かせば良い感じです。
患部を浸す
しこりの気になるピアスホール部分を、そのあたたかい塩水に浸します。時間は10~15分程度がいいでしょう。
朝晩2回が理想
仕上げにシャワーなどで患部をきれいに洗い流します。朝晩2回行うことで、ピアスホールのしこり(肉芽)が徐々に小さくなっていきます。
しこりが肉芽ではなく粉瘤であった場合には、ホット・ソークの効果は期待できません。
また、1週間ほど続けてもしこりに効果が表れない場合には、自己判断などはせず、皮膚科の医師に相談してみましょう。
ピアスホールに出来るしこりについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
意外と多くの方が、ピアスホールにしこりを作っていることも判明しました。
ピアスホールに出来るしこりは良性のものがほとんどで、特に心配はいりません。しかし、ごくまれに重篤な病気が潜んでいる場合も・・・
大きさや痛みなど、気になる点がある場合には、医師に相談しましょうね!
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