夏はやっぱりゆかた!夏の着物であるゆかたは、花火に夏祭りに大活躍
2016/08/05
wakahaya
夏はゆかたで過ごす機会が多い季節です。着物に普段縁のない人でも、ゆかたなら着付けも少し練習すると着られるようになります。自分にぴったりのゆかたの選び方のポイントを押さえて、いざ!試着してみましょう。その方の特徴に応じた選び方のコツをご紹介します。
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着物全般、ゆかたもサイズ表示されているものと多少の誤差があっても問題なく着られます。お肌の色別、色移りの良いゆかたの選び方、体格別にお勧めの選び方と注意のポイントをご紹介します。
好きな柄や色もあります、お店で買う前に必ず姿見でゆかたを身体に当ててみましょう。顔映りの良い柄や色のゆかたがわかります。気にいったものが必ずしも、自分に合うとは限りませんが、気にいらないと結局あまり袖を通さないことになってしまいます。
自分の好きな色や柄の気にいって買ったゆかた、自分のいいところを引き立ててくれるゆかたの選び方でゆかた美人を目指しましょう。
色白な方は、敢えてはっきりした色をお顔の近くに持ってくるとなお一層、肌の白さが際立ちます。色白は三大美人の要素のひとつ、最大限有効になるゆかたの選び方をしてみませんか?
もちろん、パステルカラーや白のゆかたもお似合いのはずです。淡い色のほうがしっくるくるなら、帯や下駄を選び方のコツひとつをお試しください。小物類を濃い色やはっきりした鮮やかな色を選んで、全体を引き締めるのもお勧めです。
髪飾りも大きめで、はっきりした色のものを付けるとお顔が明るく、スッキリ見えます。
夏は小麦色の肌も健康的で魅力的です。小麦色の肌の方は、同じような暗めのゆかたは避ける選び方が賢明です。トータルでなんだか真っ黒な感じでは、折角の健康そうな若々しい印象が台無しです。
古典的な柄で古臭いを思われがちですが、小麦色の肌の方のゆかたの選び方は白地のゆかたに紺染めで大柄の朝顔といった夏の季節を素材にしたものを選んでみましょう。
白地のゆかたを着る時は、帯を赤や黄色といった原色を使ったもので引き締めます。ゆかたの柄が大柄なら、帯は織の柄でシンプルに。ゆかたの柄が細かなものなら、帯には大きな柄がポイントに入っているものといった選び方でごちゃごちゃしないようにしましょう。
お気に入りのゆかたは紺染めなのに、今年はお肌を焼いちゃいましたというなら、ゆかたの柄は大きめで大胆なものを、ファンデーションは白めに仕上げてみましょう。
背が低い方のゆかたの柄の選び方は、小さな柄が全体にちりばめられたものだと可愛く着られます。また甘めの雰囲気ではなくスッキリしたいなら、柄の選び方は縦柄でラインを強調したものを選びましょう。
ゆかたの選び方での注意点は、袖の長さです。手のくるぶしが少し隠れる長さがベストです。長すぎて手の甲が隠れるようだと、ゆかたがぶかぶかで大きすぎる印象になります。購入の選び方でポイントは、裄丈のサイズの確認です。必ずチェックしておきましょう。
ゆかたの合わせる帯の選び方は、ゆかたと同系色で上半身と下半身の境を強調しないほうが背が高く見えます。帯結びの選び方は、あまり大きく強調しない小さめの文庫結び程度にしてみましょう。
ゆかたに限らず着物を着る時、きれいに着るのは襟元、おはしょりの処理が大切です。着物は丈が長いものを紐で調整できます。おはしょりがきれいに見える幅は、4cmから5cmと言われています。
選び方のポイントに、ご自分の背丈にあうものがあります。しかし着物は丈の調整も可能ですから、腰ひもで調整できます。ただ大きな柄のものは調整した時、中途半端になってしまうことがありますので、柄がきれに出るかも確認しましょう。
ユニクロのゆかたの着方(帯の結び方篇)
自分で結べるゆかたの帯結びの方法をご紹介しています。前結びは、何度か練習すれば簡単にできるようになります。たれの長さや結びの大きさも工夫次第、バリエーションが楽しめます。
背の高い方の選び方のコツは、白系や柔らかいピンクやオレンジなどの暖色系の色を選んでみましょう。くっきり目立つ色合いより、ぼかし効果で全体の印象がやさしくなります。前身ごろに、数個程度の大柄が入ったものを選ぶとさらに効果がアップします。
背の高い方のゆかたの選び方は、ハッキリした色、大柄の模様の浴衣がお似合いです。こうした目を引く柄でも、大胆で粋に着こなすことができます。
子供の時に使ったような柔らかい兵児帯で、ふんわり結んで表情を出すまた半幅帯でも大きめに結んで全体のバランスを取りましょう。
浴衣、帯の結び方兵児帯
二回リボン結びをしている結びかたのご紹介です。兵庫帯は柔らかく扱いやすい帯です。子供のゆかた用に使いますが、大人用のものもたくさん出されています。
ゆかたを買う時に困るのが、サイズです。トールサイズを置いていることろが少なかったり、品薄だったりします。丈と裄が合っていないと、子供のゆかた姿のような幼い着付けになってしまい残念なことに。
仕立ててもらうのは時間も費用もかかってしまいます。選び方のポイントは、一旦試着してみて次のことを確認してみましょう。
おはしょりは美しい幅が4cmから5cmとお話ししました。だた、2cmくらいになってしまっても大丈夫です。短いと感じたら、腰ひもの位置をウエストから腰骨の位置に下げてみましょう。
前見ごろの柄が大きくポイントになっているものは、この時一緒に確認しておくのも選び方のコツです。
裄は袖の長さに影響します。あまり短いと、袖まくりしているように見えたり優雅さに欠けてしまいます。ただ、ゆかたを着て真っすぐ下や真横に腕を伸ばしていることはあまりありません。袖の中で少し曲げていることがほとんどですので、手首より少し短くても大丈夫です。
ぽっちゃりした方に似合う選び方のコツは、縦のラインに沿って柄付けされたもの、帯は半幅帯で全体をスッキリ引き締めて着こなせます。
ゆかたは黒や紺など締まる色の縦の縞模様、帯の色は引き締め効果のある黒や赤といった強めの色がお勧めです。帯結びは平たく幅の出ない矢の字など、お尻を隠す効果があります。
ひとりで着るきもの―半幅帯をしめる(矢の字)
ヒップラインを隠してくれる矢の字の帯結び、一人で結ぶ方法のご紹介です。ピタッと背中につきますので、身体の奥行きに影響しません。ゆかた以外普段着の着物にもよく結ばれます。
洋服サイズでぽっちゃりでも、ゆかたは体型の調整ができます。洋服のブランドにより異なりますが、17号・Lサイズ(バスト92cm、ヒップ97cm)の場合はゆかたの普通サイズで大丈夫なものもあります。サイズ表をもう一度確認してみましょう。
ほっそりした方は、パステル系といった淡い色のゆかたとふんわりした兵児帯を組み合わせるのがお勧めです。帯のふんわりした形と、ボリュームで体型のラインをやさしく見せてくれます。
ほっそりした方のお悩みは、前身ごろ後ろ身ごろがあちこち余ってしまうことです。ウェストがくびれていると、帯もへこんでしまいゆかたの襟あわせの着崩れの原因にもなります。
幅のある前見ごろは身体に巻き込みすぎると、歩きにくくおはしょりがきれいに折り込めなくなってしまいます。そうなると全体的にだらしなく着崩れた印象になってしまいます。
くびれたウェストゆかたの時は残念ですが封印しましょう。胸から腰まで縦方向に筒状のラインになっていると、美しいゆかた姿に仕上がります。
暑い時期はゆかたや紗の着物に合わせた、表に透けないメッシュなどの素材でできた補正着を使って着付けましょう。タオルやサラシをきちきちに巻いて補正をしなくても、補正着などを利用すると苦しくなく着られます。
慣れると自分で着られるゆかた、ぜひこの夏は素敵なゆかた姿でお出かけしてみましょう。汗ばんだ肌に着た後も、じゃぶじゃぶ洗濯機でお洗濯でき、次もすっきり着ることができます。慣れない下駄のはな緒、前もって柔らかくしてからお出かけするのもお忘れなく。
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