さあ、あなたもポリエステルの着物で楽しい着LIFEを始めよう！

ポリエステルの着物は、気楽、お手軽、手間いらず、の三拍子が揃った着物です。
初心者や、気兼ねなく毎日着たいと言う方におススメです。

ポリエステルの着物で「プレタ」と表示されているのもをよく見ると思いますが正式名称は「プレタポルテ」といい、「高級既製服」を意味します。
つまり、すでに仕上がっていてすぐに着られる、と言うことです。

小紋ほど柄のバリエーションが豊富な着物はないでしょう。
ポリエステルの着物でおしゃれライフを楽しんでみませんか？

夢工房

夢工房のポリエステルの着物はしっとり和風な柄が多く、特に若い方のファンが多いようです。
お太鼓結びでお出かけ着に、半幅帯で普段着としてもお洒落を楽しめます。

きもの町

モダンで華やかな柄の着物が多いきもの町。
帯や小物でオリジナリティあふれる装いを楽しむ方が多く、髪型もこだわらないので若い方に人気です。

ボヌールセゾン

シンプルなデザインが多いボヌールセゾンですが、だからこそ帯でいかようにも変化できる着物です。
帯も着物も引き立たせる着物としては、シンプルな小紋や無地がお薦めです。

アッシュ・エル

しっとりと、和風に華やかに着物を着こないたい方にはお薦めです。
モダン柄には流行がありますが古典柄は時代の波が比較的少ないので、若いお嬢さんがいるご家庭では親子で楽しめます。

江戸小紋

小紋の着物の中で江戸小紋だけは別格です。
始まりは、武士が着用していた裃の柄で、格のある柄や華やかな友禅染めなどは家紋を入れてフォーマルとして着ることができます。

小紋タイプ

紬調のポリエステルの小紋の着物です。
縦のラインと柄が着姿をすっきりと見せ、しっとりとした大人の女性をただよわせます。

蚕の繭から糸を繰り出し、撚り（より）をかけて丈夫な糸に仕上げて織ったもので、生地の表情豊がで着物通には人気です。
フォーマルよりも高価なものは沢山ありますが、どんなに高価でもフォーマルとしては着ることはできません。

訪問着

お手軽なポリエステルの訪問着は、観劇や音楽鑑賞、ちょっとした軽いパーティーにおススメです。
フォーマルな場には避けた方がいいでしょう。

絵羽柄

訪問着の一番のポイントは、左から右にかけて流れるような絵羽柄と、黒留袖や色留袖にはない袖と胸に柄があることです。
着物の格で言うと、黒留袖、色留袖、訪問着の順で、家紋を入れずに着られるのはこの中で訪問着だけになります。

振袖は未婚女性の第一礼装です。
しかし昔と違い、今では成人式用の着物というイメージが強く、デザイン重視で生地がポリエステルでもあまり気兼ねなく着ています。
そんな振袖をいくつかご紹介します。

豆千代

着物には縁がないと言う女性も成人式だけは違うと思います。
ポリエステルでもいいのでぜひ振袖を着てください。
周囲の視線が全然違います。

忘れな草

ポリエステルの華やかなレトロ柄の振袖です。
成人式のイメージが強く、若い女性には一番身近な着物ですね。

アッシュ・エル

ポリエステルの振袖は、可愛い柄がいっぱい。
遊び心満載で、パーティーなどで差をつけたいときに良いですね。

和風館

白地にピンクとイエローの大きな椿柄が可愛い振袖です。
結婚前の女性なら、友人の披露宴にポリエステルの着物でも肝要です。
個人的には、洋服で行くより印象は良いですね。

きもの道楽

大胆かつ個性あふれ、そのくせ派手には見えない素敵なポリエステルの振袖です。
人気のレトロモダンな着物が揃ています。

本振袖（引き振袖）

振袖には3種類あります。
・大振袖＝袖の長さが3尺(113cm)以上あるもので、結婚式で見られる引き振袖で一番格が高い。
・中振袖＝袖の長さは3尺(113cm)または 2尺8寸5分(108cm)で、成人式、結納、結婚式のお呼ばれ、パーティの際など、着る機会の多い着物。
・小振袖＝二尺袖(にしゃくそで)とも言われ、袖の長さは2尺(76cm)前後。卒業式の袴を履く時に着る事が多く、軽装なパーティなど、お洒落着として普段着よりワンランク上の装い。

夏物

正絹は、しわになりやすいのがネックですがポリエステルならしわになりにくく気楽です。
お出かけ着として、好感度の高い涼し気な夏着物はいかがでしょう。

左が 紗（しゃ）　右が絽（ろ）

夏物の着物には、絽（ろ）、紗（しゃ）、縮（ちぢみ）、上布（じょうふ）などがありますが、どれも透け感があり、襦袢が透けて見えてとても涼し気な着物です。
ポリエステルでは絽が一番多いようです。

女性にとって一番身近な浴衣にはポリエステルが多くあります。
男性の憧れも強く、女性をいっそう可愛く見せてくれる浴衣をご紹介します。

豆千代

センスの良さでは折り紙付きの豆千代。
プレタという「高級既製服」に相応しいの着物が数多く揃っています。

きもの道楽

こちらにもおしゃれなポリエステルの浴衣が数多く揃っています。
着物風にも着られるものも多く、着物通も夏はプレタと言う人が多いです。

和風館

和風館も浴衣を知る人にとってはお馴染みかと思います。
きもの道楽よりも、若干モダン系でしょうか。
こちらもおしゃれなポリエステルの浴衣が揃っています。

撫松庵

こちらも有名なブランドです。
個性的なものからおしゃれなもの、ポピュラーなものまでポリエステルの浴衣が幅広く揃っています。

浴衣の大きな特徴は正絹がないということです。
元々、寝間着だったわけですから当然で、実用的に動きやすく、裾をくるぶしが見えるくらいまで短く着るのはそのためです。
生活に密着していたからこそ今でも浴衣は一番身近な着物なのかもしれません。

ポリエステルの着物が重宝なのは、ご家庭で洗濯で着てメンテナンスに費用が掛からないことが大きいですが、一方、静電気を帯びやすい、保温性が低いところがネックです。
静電気で裾さばきが悪くなったり絹と比べて冬はちょっと寒いかもしれません。
しかし、そういった弱点や着るシーンを踏まえながら多くの人に楽しい着物lifeを楽しんで頂けたらと思います。