あなたの財布は大丈夫?大切なお財布のクリーニング方法をご紹介!
2017/06/16
みさとこ
寒い日になると大活躍するダウンですが、使用頻度が高いとどうしても汚れてしまいますよね。でも、ダウンをクリーニング店にお願いするとお高い!そんな時は自宅クリー二ングがおすすめ!ここでは、意外に簡単なダウンジャケットの自宅クリーニング方法を伝授いたします!
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ダウンジャケットのクリーニング料金は、クリーニング店によってとてもばらつきがあります。最近はダウンジャケット自体の価格が下がっているので、クリーニングの料金が買った時の値段より高かった!となってしまう可能性も。
一番ベーシックなジャケット、ジャンパータイプのダウンの料金相場です。
価格帯:700円~7000円
平均:2575円
丈が膝まであるようなコートタイプのダウンの料金相場です。
価格帯:700円~7000円
平均:2867円
ベストタイプのダウンの料金相場です。
価格帯:700円~5000円
平均:1725円
ダウンジャケットは他の衣類よりもクリーニング料金が少々高めに設定されています。汚れるたびにダウンジャケットをクリーニング店にお願いすると、結構な出費になってしまいますね。
そこでおすすめなのが、ダウンジャケットの自宅クリーニング!現在はダウン専用の洗剤なども販売されているので、思ったより簡単に自宅でクリーニングすることが出来るんです!
左のマークが「60℃以下の液温で洗濯機可能」、右のマークが「30℃以下の液温で手洗い可能」という意味です。この2つのマークがあれば自宅クリーニングはOK!
左のマークが「ドライクリーニングができる。溶剤は、パークロロエチレン又は石油系のものを使用する」、右のマークが「手洗い不可」という意味です。心配な場合はお店クリーニングに出す事をおすすめしますが、自宅クリーニングも条件が整えば不可能ではありません。次のNG事項や注意点を確認してみましょう。
レザー・フェイクレザー・ウールは自宅でクリーニングすることは出来ません。皮革素材は色落ちや型くずれだけでなく、革自体が硬化しヒビ割れを起こす場合があります。ウール素材は、水分によってフェルトが縮んでしまう可能性があり危険です。これらの素材はクリーニング店にお願いしましょう!
中性洗剤とは一般的に「おしゃれ着用洗剤」と言われている洗剤のことです。ダウンジャケットに使われている羽毛はアルカリ性に弱いため、一般的な洗濯用洗剤を使用すると羽毛の脂を溶かしてしまい、劣化させてしまいます。中性洗剤であれば羽毛や生地を痛めることなく洗濯することが出来ます。
ダウンのファスナーなどは全て締め、付属品のフードやベルトは外しておきます。フードに付いているファーは、フェイクファーであれば洗濯OK!付属品も個別に洗濯ネットに入れて洗うことが可能です。なお、リアルファーは自宅クリーニングは出来ませんのでご注意を!
袖口などの汚れがひどい部分は、事前に中性洗剤で予備洗いをしておきましょう。柔らかいスポンジや歯ブラシなどを使うとしっかりと汚れが落ちるのでおすすめです。この一手間で、自宅クリーニングの仕上がりにグッと差が出ます!
準備が整ったら、早速ダウンの自宅クリーニングを始めましょう!
ダウンジャケットがつかる程度に30℃前後のぬるま湯を張り、洗剤の使用方法を確認しながら適度な濃さの薄め液を作り、優しく押し洗いをします。
ロングのダウンコートならば、浴槽を利用すると便利です。また、縦型洗濯機の洗濯槽を使用して、つけ置き洗いをするのもおすすめですよ!
洗浄液で押し洗いするとダウンジャケットから汚れが出ます。水が濁らなくなるまで優しく押し洗いをしましょう。浴槽等でシャワーを使い濯ぐのもおすすめです。
洗い終えたダウンジャケットは、強く絞らず大きめのバスタオルで水分を吸い取るように脱水しましょう。バスタオルで挟むよう脱水するとしっかりと脱水出来ますよ!
羽毛をほぐし、形を整えたら風通しの良い場所に干しましょう。生地が傷んでしまうので、くれぐれも直射日光は避けてくださいね。脱水後はダウンがぺしゃんこになって心配になるかもしれませんが、乾かしていくうちに元に戻りますのでご安心を!ふかふかにするには数時間ごとに羽毛を手でほぐして空気を入れるのがポイントです!
ダウンジャケットが完全に乾くには、自然乾燥の場合であれば2〜3日ほどかかります。冬場であれば暖房の効いた部屋へ部屋干しをしておくと時短になるのでおすすめですよ!
ダウンを洗濯機で洗う場合は、洗濯用のネットを使用しましょう。生地を傷めないのはもちろんですが、洗濯機がエラーを起こしてしまうので必ず洗濯ネッットを使用して下さい。
その後、手洗いモードや丁寧モードなどの名前がついた、通常モードよりも優しく洗えるモードでダウンジャケットを洗いましょう。通常モードで洗濯してしまうと、洗う力が強いためダウンジャケットを痛めてしまいます。
洗濯機での脱水は時間に注意しましょう!長時間の脱水を行ってしまうと、生地を痛めてしまうのはもちろんですが、ダウンジャケットの中の羽毛が偏ってしまいます。1分間の脱水後に羽毛をほぐす、という作業を3回程度繰り返すのがおすすめです。
乾燥機をお持ちの方は、生地を痛めないようダウンを裏返しにして低温モードで乾燥させます。その際テニスボールを3個ほど一緒に入れると、固まった羽毛をボールが叩いてほぐしてくれるので、よりふわふわになりますよ!
ダウンの乾燥時間は低温モードで平均40分程度ですが、ダウンジャケットの大きさや温度で乾燥時間に差が出てしまいます。心配な方は、10分置きに乾燥程度を確かめて下さいね。
本格派のあなたには、ダウン専用洗剤がおすすめ!ダウンジャケットの普及により、現在では取り扱い店舗も増え、入手しやすくなっています。専用洗剤を使用すると、自宅クリーニングの仕上がりがグレードアップしますよ!
STORM(ストーム)ダウンクリーナー
¥864(税込)
イギリスのクリーナー専門ブランドのダウン専用洗濯洗剤です。ダウンの持つナチュラルオイルを洗い流さず、汚れだけをきれいに落とします。環境汚染の原因となるPFC(過フッ素化合物類)を使用せず、環境に優しい製品となっています。
NIKWAX(ニクワックス) ダウンウォッシュダイレクト
¥1,512(税込)
撥水ダウンと通常のダウン両方に対応している頼もしいダウン用洗濯洗剤です。羽毛に必要な油分を残したまま、表生地の汚れまでパワフルな洗浄力で除去してくれます。ウィンタースポーツのウェアなど、撥水タイプのダウンにも使える本格派洗剤です。
ダウンジャケットの自宅クリーニング方法は参考になりましたか?冬の必需品のダウンジャケットはいつも清潔にしていたいですよね。難しいイメージのあるダウンジャケットのクリーニングも、ちょっとしたコツを掴めば簡単に自宅で行うことが出来ます。あなたもこれからは、ダウンジャケットを自宅でクリーニングしてみませんか?
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