ブレスレットタイプの腕時計で、洋服に合わせて腕時計もコーディネート
2015/10/27
セラフィム
腕時計の魅力に取りつかれるとアンティークの世界にのめり込んでいくひとも多いでしょう、これから、という人もいらしゃると思いますので、そんな、初心者向けに、腕時計の魅力的なアンティークの世界を探っていきたいと思いますので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
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そもそも、アンティークとは、単純な意味では、アンティークは、フランス語、日本語にすると骨董品です。では、骨董品(アンティーク)ってどういうものをいうのか?
骨董品(アンティーク)の定義は?
希少価値のある古美術や古道具のことである。フランス語ではアンティーク(Antique)と呼ばれる
骨董品として重要なのはあくまで「古いこと」と「希少価値」であり、物品のジャンルは問わず、食器や文具といった日用品、玩具、貴金属や宝石を含む装飾品、衣類、家具など、多岐にわたる。
ということですが、希少価値のある古道具というところが、難しいですね!
では、腕時計のアンティークは、どの年代のものからどういうものがあるのか追ってみたいと思います。
アンティーク腕時計の定義
さて、そこでどのようにアンティーク腕時計を定義するかが問題になりますが、私どもでは1960年代以前に製造されたものをアンティーク腕時計と呼んで良いのではないかと考えております。1970年代頃の時計はちょうど境目に当たる微妙な時期ではないかと思いますが、その年代は機械式時計が完全に成熟した時期なので、完成度が高くて魅力的な時計も少なくありません。
ということですから、アンティーク腕時計は、1806年から1960年代までに、製造された機械式の腕時計ということになります。
では、年代別にどんなものがあるのか見ていきましょう
ジラール・ペルゴがドイツ海軍将校用に製造した史上初の量産型腕時計だそうです。
いまでも、人気のブランド腕時計メーカーのオメガ、品のあるデザインですね。
1913年(大正2年)に製造された国産第一号の腕時計、100年も前に製造されたものとは言えないデザインです。当時、一日、30個製造するのが限度だったそうです。
国産の腕時計も結構早かったのですね、日本の技術力は、大したものですね
また、2013年には、セイコー腕時計100周年を記念し、国産初の腕時計「ローレル」をリデザインした限定モデルを発売しています。
こういう、アンティークモデルを復刻版として発売するケースも結構あります。
手ごろに、アンティークを楽しむには、復刻版を求めるのもよいかもしれません。
1926年、ロレックスが防水性と防塵性を備える世界初の腕時計を開発し、大きな第一歩を踏み出した。「オイスター」と名付けられたこの時計は、完全密閉のケースを備え、ムーブメントを完璧に保護することを可能にした。
もうこのころには、防水の腕時計が生まれていたのですね、技術の進歩は、凄いですね
1931年、ロレックスは世界初の自動巻メカニズムを持つパーぺチュアルローターを開発。真の芸術作品と呼ぶにふさわしいこの独創的な機構は、現在のあらゆる自動巻腕時計の原点となった
1931年(昭和6年)には、手巻きから、さらに技術が進んで、自動巻きのムーブメントが完成。
ロレックス
1905年、ウイルスドルフ(24歳)が、ロンドンに時計販売の専門会社を設立した。
オメガ
1848年 ルイ・ブラン(23歳)がスイス(ラ・ショー=ド=フォン)にて懐中時計の組み立て工房を開いたのが始まり。
ブライトリング
1884年、レオン・ブライトリング(24歳)が、スイス(サン・ティミエ)に複雑時計製作のアトリエを開いたのが始まり。コクピットウォッチ、クロノグラフ、ストップウォッチを主力にしている。
ゼニス
1865年、ジョルジュ・ファーヴル=ジャコ(22歳)がスイス(ル・ロックル)に時計工場を設立したのが始まり。ムーブメントを自製するマニュファクチュールの一つ
IWC(International Watch Company)
1868年、ボストン出身の時計職人フロレンタイン・アリオスト・ジョーンズが、スイス・フランス語圏から遠く離れたスイス(シャフハウゼン)に「インターナショナル・ウォッチ・カンパニー」を創設したのが始まり。スイスの伝統的技術とアメリカの機械自動化の製造技術を一体化した。
と上げてきましたが、アンティークの対象になる腕時計メーカーは、スイスのメーカーが多いことは、歴然です。日本では、SEIKO(1917年創業)、CITIZEN(1930年創業)がありますが、スイス以外のメーカーも探してみました。
ハミルトン
1874年頃 アメリカのペンシルベニア州ランカスターにアダムス&ペリー時計製造会社として創業
アメリカ発祥ではあるが、現在はスイスのスウォッチ・グループ傘下の時計メーカーである。
エルジン
1864年、シカゴ市市長のベンジャミン・ダブル・レイモンド氏と6人の役員会が設立。1881年、米国鉄道よりその品質を認められ生産を開始したのが始まり。アメリカを代表する腕時計メーカーだったが、1960年代に衰退実態は、消滅したが、、商標権を買い取った日本の福本電機「エルジンインターナショナル」によって比較的廉価な価格帯の腕時計ブランド名として存続している。
アンティーク時計に関する広範な知識が無い人たちの間では、時計はいつの時代もスイス製が高級であるという誤解が広まっているようです。第二次世界大戦頃までの時代においては、スイス製よりもむしろアメリカ合衆国製の時計のほうがはるかに優れていたことを知っておく必要があります。
アメリカの腕時計も、第二次世界大戦までは、全盛だったようですが、その後、衰退したようです。
アンティークという意味では、そのころのアメリカの筆時計は、価値があるのではないでしょうか?
では、大体、アンティーク腕時計の概要が分かったところで、アンティーク筆時計を買い求める点で、気を付けなければいけないこと等調べてみました。
時刻調整、ネジを巻き上げるなど、腕時計を利用する上での基本中の基本な操作、リューズの操作方法は、搭載されている機能で若干違いがありますので、お店の人に操作方法を確認します。
まずは、現物を見た際には、お店の人に一言ことわってから、リューズでゼンマイを巻いてみましょう。 先にも述べた通り、メーカー・機種によっては、リューズの操作方法が違うので、お店の人に操作方法は確認をしてください。
リューズを引いた状態で、ゆっくり針を動かして時刻の調整してみましょう。調整するときは、時間は進ませる方で調整をします、一般的に逆回しは宜しくないと言われています。
ということですが、アンティークですから、もう、世界に一品しかない品物ですから、製品の状態を確認して購入しましょう。
せっかくですから、いくつか、アンティーク腕時計をご紹介します。
お値段は、その時の人気等で、変動するので、ご参考までに!!!!!
ROLEX GMTマスター (GMT MASTER) [アンティーク] / Ref.1675
ロレックスですが、これは有名なモデルですね、だれでも、一度は、見たことはあるのでは?
1954年に登場、100万円前後
1954年に登場したGMTマスターはデイトジャスト機構を備える非常に優秀な腕時計です。クロノメーター・ムーブメントに24時間針が追加されていて視認性の高い文字盤となっています。
今まで様々なロレックスを使ってきましたが、ヴィンテージ ロレックス は今回が初めてで、コンディションの良い時計をずっと探していました。この時計を見て、赤青のベゼルカラーやジュビリーブレス等、現行SSモデルに無い特徴惹かれて即購入を決めました!
エルジン腕時計 青緑色・金細工 【1897年製】
とても、エレガントなアンティーク腕時計です。アメリカで作られた製品、その当時のアメリカの技術力がうかがえます。
希少性
時代的に作られた数も限られているもので、デザインが良くかつ状態の良いものとなるとなかなか手に入れるのが難しいものです。
状態面で割れや傷などを許容できるようでしたら、まだ入荷はありますが、状態の良いものは入荷が非常に限られます。
ロンジン腕時計 【1944年製】
アンティークの香りがする一品ですね。
デザインが、シンプルでいいですね。
オメガ ラウンド レディースモデル
女性用のアンティーク腕時計、1958年のオメガ製です。
お求めやすいお値段のようです。
ステンレスの丸みを帯びたコロンとした愛嬌のあるラウンドケースに、立体的なΩマークのこの年代の希少なホワイトフェイス。全体的な雰囲気はとても可愛らしく女性らしい逸品です。
ハミルトン女性用腕時計 上品な六角形 【1960年頃】
ハミルトン、アメリカ製です。エレガントな一品ですね。
現代品でもこのデザインは、見つからないのでは?
いかが手下でしょうか、アンティーク腕時計、腕時計といえば、スイスですが、アンティークの世界では、アメリカもかなり良い製品があるようです。
この機会に、アンティークに触れてみては、ご自分が生まれた年の腕時計、もしくは、ご両親が生まれた時のもの等を探してみるのも面白いかも
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