今年の冬はスエードが熱い!!汚れる前に防水スプレーは必需品!!
2015/12/09
にいすけ
2015/11/11 更新
スエードと言えば雨と扱いが難しいと言われる革製品です。特に雨に関しては諸説あります。スエードと雨の関係は後ほどの楽しみとして。スエード製品を上手に使いこなす方法。お手入れの方法などを今日は詳しくご紹介していきたいと思います!
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スエードと言えば起毛した皮ですね。靴やバッグなどでよく見かけます。
スエードの事を裏返した皮だと思っていた人もいたという笑い話もあります。それはスエードが別名バックスキンと呼ばれている事から。
でも実はスエードって皮を毛羽立たせた加工した皮製品だったのです。
見た目は同じようなのに呼び名が違うスエードとバックスキン
バックはbackではなくてbuck
鹿という意味だったのですね!
ちなみに同じような革製品のヌバックはnbuck。子鹿(の皮)という意味が元々あったようです。
バックは鹿の事
雨ジミが出来てしまっているスエードの靴
スエードは元々は鹿の皮。鹿の皮はたしかに水に強かったようです。
イギリス人などはスエードの靴を雨用の靴として履くほどです。
ただしそれは本物の鹿の皮のスエードの場合。現在市販されているスエードは牛の皮が使われてる事が多くこの定説は当てはまりません。
しかも雨に当たると雨のしみが出来てしまってもう二度と新品のような状態には戻りません!
スエードは雨にとっても弱い!
せっかく買ったスエードの靴も一度の雨でもう悲惨な事に
雨にうたれてしみがついてしまったスエードの靴。
こんなになってしまったスエードの靴。この雨じみがお手入れで何とかなるでしょうか。
スエードの靴って実は洗えるらしいんです
スエードを洗うポイントは靴全体を均一に濡らす事だそうです。スエードの表面にムラがあると雨じみはキレイにならないそうですよ!
スエード用シャンプーをよく泡立ててこんな感じに。雨じみの部分はとくに丁寧に泡を乗せてくるくる。
洗車をした事のある人はわかると思うのですが、雨じみのついたスエードを洗う時は小さく丸を書く要領でクルクルと洗っていきます。コツはクルクルですよ!スエードの靴がとっても心配ですが雨じみが落ちるならと心を鬼にしてクルクルします。
こんなになってしまって雨じみがあったとは言えスエードの靴が心配になってきます。
泡と一緒にスエードの雨じみ、汚れを落とすイメージです。ごしごししないで泡をやさしくこそげとる感じです。
キレイになるのを祈りつつ作業を続けます。
スエードは起毛系の革製品です。丁寧に完全にシャンプー成分をスポンジで吸い取って落としていきましょう。
シューキーパーを靴に入れます。
この後乾いたスエードの靴は丁寧にブラッシングしてくださいね!ブラッシングにより雨しみが目立たなくなる事もあるそうです。
これでスエードの靴の雨じみがついてしまった場合のお手入れは終了です!
あの白い雨しみはキレイに取れました。
スエード製品は買ったらまず雨対策に防水スプレー。
スエードの靴について、特に雨しみの取り方をご説明しました。いかがでしたか?雨しみのついたスエードの靴やバッグ。「もうつかえない」と諦めないで。専用シャンプーで洗ってみてはいかがですか?
雨しみは完璧には落ちないそうですが、雨に当たる前に近い状態まで戻るそうです。
ぜひお試しくださいね!
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