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秋冬に大活躍する皮製品!正しいお手入れ方法を詳しく紹介します!

秋冬のワードローブに一着はいれておきたい皮の製品。みなさんもお気に入りの皮製品があると思います。長く使い続ける為のお手入れ方法ってご存知ですか?間違ったお手入れ方法をしていませんか?そこで今回は様々な皮の種類別にお手入れ方法を紹介しちゃいます!

【永久保存版】様々な皮の種類をご紹介!

【牛】最も利用されている皮素材
【豚】日本で自給できる唯一の皮
【馬】光沢の美しいコードバンが魅力
【鹿】日本となじみ深い耐水性の高い皮
【山羊】独自のシボと柔らかさが特徴
【羊】抜群の手触りで高級衣料に使用
【トカゲ】リング状のウロコが最上級品の証
【ワニ】独特のウロコ模様が豊かな表情を演出
【ダチョウ】個性的な突起が人気の高級素材
【ヘビ】ファッション性の高いアイテムに最適
…などが代表的な皮の種類になります。

【牛】・Cow

古くから最も皮製品に利用されている皮素材の代表格。仕上がりが美しく丈夫であり、流通量も多い。月齢や性別などによって下記のような名称があります。
・カーフ(表面のキメ細かさが際立つ最高級素材)
・キップ(美しさと手ごろさを備えた高級品)
・ステアハイド(最もポピュラーな牛皮素材)
・カウハイド(バランスのとれた牛皮の代表的存在)

出典:http://timeandeffort.jlia.or.jp

牛の皮ってこんなに種類が豊富なんですね!

【豚】・Pig

飼育から皮革製品までのすべてを、日本国内で一貫して生産できる唯一の皮革で、海外にも輸出されている。スエード状に仕上げたピッグスキン・スエードは人気が高く、カジュアルシューズなどにも使われる。革の表面に三つずつ並んだ毛穴は全層を貫通し、優れた通気性をもたらすため、靴の中敷に利用されることも多い。

出典:http://timeandeffort.jlia.or.jp

日本国内で一貫して生産されているなんてご存知でしたか?!

【馬】・Horse

繊維構造が粗く全体的に薄くもあるため、牛革に比べて強度は落ちるが、その分柔軟性に富んでおり、昔から衣料製品に用いられることが多い。なかでも、コードバンと呼ばれる採取量の少ない重量馬の臀部の革は、空気も水も通さないほど繊維が緻密で硬く光沢が美しい高級素材として重用されている。

出典:http://timeandeffort.jlia.or.jp

馬の皮って柔らかくて手触りが良いですよね。

【鹿】・Deer

柔らかで、手触りがよく、耐水性に優れているなどの特徴があり、日本では古くから武具や衣類に使われてきた。また、植物油でなめしたものはセーム革と呼ばれ、水分を吸収しやすいながらも硬くならず、伸びても元に戻る性質を活かして、レンズや自動車磨きにも使用されている。

出典:http://timeandeffort.jlia.or.jp

鹿の皮って日本では古くから武具などに使われていたんですね~。

【山羊】・Goat

独特の表面の細かなシボが見られる山羊の革。おとなの山羊革をゴートスキン、仔山羊のものをキッドスキンと呼び、ゴートスキンの革は薄いが強度に優れ緻密な繊維をもつ。柔らかいが丈夫で型くずれしにくい点も特徴だ。キッドスキンはゴートスキンに比べてさらに薄くて軽く、高級靴や手袋、衣類などに用いられている。

出典:http://timeandeffort.jlia.or.jp

山羊皮の手袋ってしなやかで丈夫だから使いやすい!

【羊】・Sheep

羊革のことをシープ、生後1年以内の仔羊をラムと呼ぶ。毛穴によるキメが細かく、薄くて柔らかいのが特徴。ただし繊維が粗いため、強度が必要な革製品にはほとんど利用されない。ラムの手触りは素晴らしく、高級な手袋や帽子、また毛付きのものはムートンとしてコートなどに使われている。

出典:http://timeandeffort.jlia.or.jp

羊の皮製品で有名なのはやっぱりムートンのコートとシープスキンのブーツ!

トカゲ・Lizard

爬虫類の中でも、ポピュラーな素材であるトカゲ革はリザードと総称され、比較的強度があるため様々な用途で使われている。トカゲの中で最も大きく革質も丈夫なリングマークリザードは、ウロコにリングの模様があり、最上級の品とされている。また最近では、この模様を薬品処理で除去して利用した革もある。

出典:http://timeandeffort.jlia.or.jp

トカゲの皮の財布なんて個性的でカッコいいですね!

ワニ・Crocodile

背の部分をカットし腹部の独特のウロコ模様「腹鱗板」を活かした「肚(はら)ワニ」と、背の大きなウロコを活かした「背ワニ」がある。革の表情が豊かで、ベルト、時計バンド、サイフといった小物類や婦人もののバッグなどに多く使用される。ウロコの模様が整ったクロコダイルがポピュラー。

出典:http://timeandeffort.jlia.or.jp

女性にとってワニ皮のハンドバッグは、いつか手に入れてみたいものですよね!

ダチョウ・Ostrich

鳥類最大のダチョウ。オーストリッチレザーとして用いられるのは、主にアフリカ産のもので、羽を抜いたあとが丸く突起しており、これが独特の美しい模様となって珍重されている。革質も丈夫で柔軟性に富み、ワニ革と並ぶ高級素材として幅広く利用されている。

出典:http://timeandeffort.jlia.or.jp

オーストリッチは上品な風合いの皮ですね。

ヘビ・Snake

全身に美しい斑紋のあるパイソン(ニシキヘビ)が、主に利用される。中でも菱形の模様をもったダイヤモンドパイソンの人気が高い。海ヘビやコブラなどのスネーク類もウロコ模様の違いに応じて活用され、バッグ、小物、ブーツやジャケットなど、ファッション性の高い製品に使われる。

出典:http://timeandeffort.jlia.or.jp

爬虫類皮の中でも一番メジャーなのがヘビ皮ですよね。存在感のある皮ですね!

では次に、素材別に皮製品のお手入れ方法をご紹介していこうと思います!

皮製品お手入れの基本

皮って汚れて時間が経っちゃうと、汚れ自体が落としにくくなってしまいます。
汚れたらできるだけ早くお手入れすることが皮製品を長く使う上で大切です。
皮の種類によってはお手入れ方法が異なるので、その皮に合ったお手入れ方法で愛着を持って末永く皮を利用しましょう。

使うことがお手入れにもなる

革製品は基本的に使うことでお手入れにもなります。皮革製品は、人間が使うことで、手の油などが製品につくことで、革の保護にもあたります。そのため、日々使っていること(触ること)自体が日々の革製品のケアとなるわけです。
もちろん、毎日毎日使うと痛みも早いので、週に1度~2度程度は休ませるようにしましょう。

特におろしたての革製品の場合は、水に弱いため雨の日などぬれやすい日は使うのを避けておくなどして休ませることが大切です。

出典:http://www.leather-navi.com

毎日のお手入れは乾拭きと適度なブラッシング

日々の革製品ケアとしては乾拭きとブラッシングです。乾いた柔らかい布で革の表面を拭いたり(ゴシゴシ拭いてはいけません)、ブラッシングすることで汚れを落としましょう。なお、スエードなどの起毛タイプの革は布での乾拭きはできませんので、起毛素材専用の皮革用ブラシでブラッシングします。

ブラッシングで革についたホコリや砂などの汚れをおとし、磨くことにより革にある油分が表面に出てくることでツヤが生まれます。

軽く汚れてしまった場合は、早めにケアをすることで、汚れも取れやすくなります。また、保革油や防水スプレーなどをあらかじめ塗っておけば、革への汚れを軽減することができます。

出典:http://www.leather-navi.com

【素材別】皮のお手入れ方法

牛皮製品のお手入れ方法

汚れたら柔らかい布(着古したTシャツでもOKです。)で拭いて下さい
そして使用頻度にも異なりますが2~6ヶ月に一度は、専用のブラッシング、なければ柔らかい布でほこりを払い落とし、
革クリーム・オイルを薄く塗り、乾いた布で乾拭きして下さい。
オイルを塗ることにより革にとっては栄養補給になりひび割れや老朽化を防ぐことが可能です。

*革によっては染みや色の変化が起こる場合があるので、必ず目立たない部分で試して問題がないか確認してから塗って下さい。

また、雨などに塗れた場合は布で軽く押さえるように水分をとってから陰干しなど自然乾燥して下さい。
早く乾かそうとドライヤーやストーブなどで熱を加えるのは絶対に駄目です。
革の繊維のもとになっているコラーゲンはタンパク質のため熱によって強度や柔軟性を失っていき硬化してしまう場合があります。

出典:http://www.lostbilt.com

牛皮のお手入れ方法は皮のお手入れ方法の基本みたいですね(ブラッシング・クリーム・乾拭き)。注意事項として乾かすのにドライヤーやストーブなどは絶対に使わないようにしましょう!

豚皮のお手入れ方法

豚革(ピッグスキン)の革製品は他の革と比較しても丈夫で傷つきにくいという特徴があります。具体的なお手入れについては、通常の革製品と同じです。
通常のお手入れは乾いた柔らかい布でふきあげて、皮革用クリームで栄養補給します。他の革と同様に水には大変弱いので、できるだけ濡れないようにするほか、濡れた場合はすぐにふき取り風通しの良い場所で陰干しをします。

出典:http://www.leather-navi.com

豚皮のお手入れ方法の大事なことは、絶対に水に濡れないよう心掛けることみたいですね。

馬皮のお手入れ方法

コードバンは使い始めはやや固い革という印象があるかもしれませんが使い込むことでなじんできて、色合いや風合いなどが個性的になっていきます。
普段のお手入れは、乾いたやわらかい布などで、ホコリを落とします。このとき、あまり力を入れてゴシゴシとするのではなく、やさしく何度もなでるようにしてふきあげます。なお、コードバンの革靴の場合は皮革用のブラシでブラッシングをしましょう。
念入りなケアをする場合は、皮革用のクリームなどを塗りましょう。ハンドクリームなどでもOKですが、気になる場合は専用クリームを使うようにしましょう。クリームを塗った後も、乾いた柔らかい布で光沢がでるまでしっかりと磨きます。

コードバンは革製品の中ではやや水にも強い性質がありますので、水に濡れた場合も神経質になる必要はありませんが、乾いた布で水気をとり風通しのよい場所で陰干ししましょう。

出典:http://www.leather-navi.com

牛皮同様に基本のお手入れ方法(ブラッシング・クリーム・乾拭き)で良いみたいですね。

鹿皮のお手入れ方法

具体的なお手入れについては、他の革製品よりも手間いらずです。汚れは別として特に手間をかけなくても柔軟性を維持します。

出典:http://www.leather-navi.com

鹿皮がお手入れいらずなんて驚きです!ただし、表面の汚れなどはブラッシングで落としましょう。

山羊皮のお手入れ方法

具体的なお手入れについては、牛革の場合とほとんど変わりません。

出典:http://www.leather-navi.com

山羊皮も牛皮・馬皮と同様、基本のお手入れで大丈夫みたいですね。

羊皮のお手入れ方法

具体的なお手入れについては、牛革の場合とほとんど変わりません。羊革専用クリームを使うようにするとよいでしょう。

出典:http://www.leather-navi.com

羊皮のお手入れ方法も牛皮や馬皮などと同様に、ブラッシング・クリーム・乾拭きの基本的なお手入れ方法。ただ、クリームだけは羊皮専用のものを使うようにしましょう。

トカゲ皮のお手入れ方法

リザードレザーの『鱗(ウロコ)』は、魚の鱗の構造とは全く違っていて、
薄くても頑丈な繊維構造となっているので、
「鱗が剥がれるようなトラブルは起こりずらい」と言われています。
そのため、基本的にはメンテは必要としませんが、
やはり、革内部の脂分が抜けて乾燥してくると、
逆立ったり、ヒビ割れてしまう事がありますので、
どうしても『レザーオイル』や『クリーム』などを入れてメンテナンスしたい場合は、
オイルタイプとマットタイプの皮革用クリームを使い分けても良いかと思います。

出典:http://www.arukus.com

鱗って剥がれやすいイメージがありましたがトカゲの鱗は頑丈なんですね!
お手入れもあまり必要ないみたいだし、以外にも扱いやすいのかも?!

ワニ皮のお手入れ方法

普通に使っていて汚れたと感じたら、ブラッシングと柔らかい布で乾拭きが基本です。
下手に薬品など使い、手を加えるよりは汚れたら綺麗にするのを心がけるのがベストです。
使えば使うほど艶が増しクロコ特有の風合いが楽しめます。

専用のスプレー(エキゾチックスプレー等)を使う場合は、まず汚れを落とし綺麗にしてからムラなく吹き付け(保革、防水、ツヤ出し)、柔らかい布で優しく乾拭きして下さい。

出典:http://www.lostbilt.com

ワニ皮のお手入れ方法はクリーム等の薬品は使用しないほうが良さそうですね。
その分、丁寧なブラッシング掛けで汚れを落として優しく乾拭きしてあげましょう。

ダチョウ皮のお手入れ方法

ダチョウ革は立体的な革構造をもち布のように絞っても問題無いほどに丈夫で柔軟性に富んでいますので基本的にメンテナンス不要です。

汚れたら柔らかい布で乾拭き、ブラッシングが基本です。
牛革用の一般的なオイルも使うことはできますが、水分を吸収しやすい素材のため薄く均等に塗らないとムラになる場合がありますので注意が必要です。

出典:http://www.lostbilt.com

ダチョウの皮ってそんなに丈夫で柔軟性に富んでいたんですね。
女性にオーストリッチの財布は人気なので、基本的にお手入れ不要は嬉しいですね。

ヘビ皮のお手入れ方法

ヘビ革は一見、弱そうに思いますが鞣し後は丈夫な革になり、
鱗(ウロコ)も魚の鱗(ウロコ)と構造が違い頑丈な繊維構造となっているため基本的にメンテナンス不要です。
汚れたらウロコ模様の流れに沿って柔らかい布で乾拭きして下さい。
*この時、模様の流れに逆らって乾拭き(摩擦)すると模様が乱れたり表面を傷つけるためご注意下さい。
水にはあまり強くありませんので、汚れを落とし綺麗にしてから防水スプレーがおすすめです。

出典:http://www.lostbilt.com

基本的に爬虫類の皮は頑丈なので、お手入れ不要が多いですね。
ヘビ皮はウロコの模様の流れに沿って、汚れを柔らかい布で乾拭きしてあげることがポイントですね。

色々な皮のご紹介と素材別の皮のお手入れ法いかがでしたでしょうか?

一様に皮といっても牛皮などのメジャーなものから、希少価値の高い爬虫類の皮まで様々な種類があって皮の世界は奥が深いですね。
皮製品は、使えば使うほど風合いが出て格好良くなっていきます。
素材別にきちんとした正しいお手入れ方法を行うことで、長く使っていけるはずです。
日々のお手入れを欠かさずするよう心掛けましょう。

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