バリエーション豊富なニットカーディガンをフル活用しちゃおう☆
2015/11/09
utaka815
ニットやカーディガンには様々な種類があるのはご存知ですか。ニットやカーディガンといえばウールのモコモコ素材のものを浮かべがちですが、実はコットン素材や混紡系のものもあります。今回はそんなニットやカーディガン種類をなるべくたくさん紹介します。
ニット カーディガンの種類について紹介していきます。ニット カーディガンは生産地や生地の違いで呼称が異なります。ニット カーディガンの種類を確認していきましょう。
ニット カーディガンって何?
はじめにニット カーディガンの定義を簡単に説明します。
そもそもニットって?
ニットとは、やわらかく撚(よ)った糸をループの連鎖で編み上げたものの総称の事をいい ます。(簡単に言うとニットとは編み物のことです)
ニット【knit】とは、糸やテープなどの細長い材料で編み目(ループ)を作り、互いにからませながら連結することによって網や紐、布状にすること、またその製品のこと。
カーディガンって?
カーディガンとはニットの中でも前開きになっている衣服のこと。
カーディガン【cardigan】とは、襟がなく、前明き式の上着の総称です。多くはニットで作られており、前はボタンやジップフロントのものもあります。また流行やデザインの多様化に伴い、襟がショールカラーになったものや裾にかけてドレープを描くものなど、様々な形のものがあります。
※ニットは洋服の大きなカテゴリの一つでありその中に、カーディガンがあります。
ウール系ニット カーディガン
ウールとは羊毛のこと。ニット カーディガンで最もメジャーな素材です。主に秋や冬に着用されるニット カーディガンの最もポピュラーなものです。
ハイゲージニット カーディガン
ハイゲージニット カーディガンとは細い糸によって編まれた非常に網目が細かいニット カーディガンの総称です。カシミヤなどの繊細な素材と相性が良いです。カシミヤで編まれた高級ハイゲージニット カーディガンは非常に保温性が高いことで有名です。
ローゲージニット カーディガン
ローゲージニット カーディガンはハイゲージニット カーディガンの逆で網目が粗いざっくりとしたニット カーディガンのことを指します。
アランニット カーディガンやフェアアイルニット カーディガンなど手編みが多いニットやカーディガンが多く用いられる製法です。
ローゲージ【low gauge】とは、編み目の密度が低い、編み目の粗いざっくりとした編地のこと。
アランニットやカウチンニットは典型的なローゲージニット。
セーターで、薄手とか厚手などは見た目や手にとった感じで違いがすぐ解りますね。薄手のセーターは細い糸で編目が密に、厚手のセーターは太い糸で疎に編まれています。(当然か??)その薄手とか厚手を数字で表しているがこのゲージ。
ゲージとは編機の針の密度を表す単位。1インチ(2.54cm)間のに針が何本あるかを表しています。例えば7G(ゲージ)であれば、1インチの間に7本の針があります。
コットンニット カーディガン
コットンニット カーディガンとはウールではなくコットンで編み込まれたニット カーディガンの総称です。ウールと違いチクチクした感じが全く無いため、非常に着心地が良いのが特徴です。春夏シーズン向けにさらっと羽織れるアイテムとして各メーカーから販売されています。
フェアアイルニット カーディガン
フェアアイルニット カーディガンとはスコットランドのフェア島原産の手編みニット カーディガンの総称です。手編みのット カーディガンのため、生産量が少なく4大コレクションに参加するようなハイブランドのニット カーディガンとしてよく展開されています。
やや甘撚りの細めの毛糸を何色も使い、細い編み棒で作られている。また伝統ニットとしては珍しい多色使いの幾何学模様が特徴で、異なる細かな柄を何段にも組み合わせて全体に編み込み、横縞模様にしたものや、ネックラインからバストラインあたりまで求心状にいれたものなどがある。
アランニット カーディガン
アランニット カーディガンとはアイルランドのアラン島(アラン諸島)で縫製されたニット カーディガンのことです。ケーブル編みのざっくりした感じが特徴的で、ウールやカシミヤ素材のニット カーディガンが代表的です。
フィッシャーマンズ・セーター(スコットランドやアイルランドなどの小島に住む漁師=フィッシャーマンが防寒用の仕事着として愛用した厚手のセーター)の原型のひとつで、波しぶきをはじいて寒さから身を守るために、脂肪分を抜かない未ざらしの太い毛糸(未脱脂羊毛)を用いて、凹凸のはっきりした地厚な編地で作られる。
ジョンスメドレー
イギリスのハイゲージニット製品が有名なニット カーディガンブランド。
非常に細かいゲージ(編み込み)の製品が多く、ウール製品でもコットンニットのような柔らかな肌触りが特徴的。
ジョン スメドレーは、ファインゲージニットウェアをリードするブランドとして世界中にその名前を知られています。
現在も家族によって経営されており、2世紀以上にわたって築き上げられた
信頼のおける手作業による仕上げ技術を保持しながら、更なる革新を続けています。
クルチアーニ
イタリアのニット カーディガンブランドです。シルクのような滑らかな肌触りが特徴で、カシミヤ100%の生地のものだとお値段6万円前後と安くはないですが、毛玉がつくこともなく非常に着用しやすいです。デザインがシンプルなのも特徴です。
1966年創業されたMaglital社の生み出す、モダンで洗練されたニットコレクション「Cruciani」は、いまや世界中の名だたるショップで取り扱われ、ハイクオリティなニットマーケットでのブランドイメージを急速に高めています。
ニット カーディガンの紹介いかがでしたでしょうか?
今後の購入の際に参考になれば幸いです。
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