2016/12/15
HAPPY.MIKA
2016/02/11 更新
指輪は見た目も美しくおしゃれですが、その内側に刻印をするのも素敵です。指輪の刻印は愛する人の名前でも良く、自分自身へのメッセージでも良いのです。大事な記念日や恋人どうしの日付や名前を指輪の刻印として刻むと心が安定し幸せを呼ぶことにも繋がるのではないでしょうか。
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人は指輪を外見で選ぶものです。しかしその内側に大事な言葉を刻印として刻むのも粋なものなのです。指輪の刻印は、言ってみれば「心のおしゃれ」とでもいうべきものかもしれません。
また女性は、レース柄の襟元やスカーフ、ハンカチを好みます。これは、人目につかない場所でも品良く装い、心を優美に保ちたい願望の現れではないでしょうか。同様に、指輪の刻印も、人目につかない場所を優美な言葉で彩り、心を麗しく保っていたい気持ちの現れではないでしょうか。
また人は、「自分の心だけを打ち明ける、自分だけの秘密の小部屋」を欲するものです。それは狭ければ狭いほど落ち着きます。指輪の刻印は本当に指にはめる小さな場所。だからこそ人は指輪の刻印を望むのではないでしょうか。
また、薔薇の花束を大事な人から贈られた場合、花束の中にそっと差し込まれたメッセージカード。そのカードがほんのささやかなものであればあるほど、贈り主の心が心に深く浸透するでしょう。指輪の刻印の言葉はそのカードを受け取った時の感動と同じではないでしょうか。
とても大事な愛する人からの贈り物が指輪だったら...宝石店のプロに依頼して、指輪の内側にお互いの名前のイニシャルだけでも入れてもらいませんか?それが短いながらも奥深い刻印となるのです。
例えば、カップルが「マコトとユカリ」とします。すると、「M to Y」は【 M(マコト)より Y(ユカリ)へ】という意味になり、「M & Y」は 【 M(マコト)と Y(ユカリ)】という意味になります。この「M to Y」「M & Y」が指輪の内側に刻まれる刻印となります。
日付とイニシャルを指輪の刻印にすることもできます。「2016年1月8日 マコトからユカリへ」という意味をシンプルに刻印にしたい場合は、「2016.01.08 M to Y」と刻んでもらうか、1月 (January) の略字Jan. を用いて、「2016. Jan. 08 M & Y」としてもらいます。これだけでも立派な指輪の刻印になりますね。
昔は男性は指輪をはめる人は少なかったのですが、最近はごく自然になりました。指輪をはめている男性はとても好ましく、家庭を大事にする印象があります。きっと指輪の内側にも素敵な刻印が刻まれていると思います。
婚約指輪や結婚指輪。特に結婚指輪は一生涯はめるほど熱い愛の証です。そこに英語の深い意味を込めた言葉を刻印として刻むのはロマンチックですね。
【Love Forever】「愛は永遠に」【My Only Love】「唯一の愛」【To All Eternity】「永遠に」【Now and Foreve】「今もそしてこれからも永遠に」【With Love】「 愛を込めて」...などなど、英語で2~3語を、イニシャルや日付と共に入れると素敵な指輪の刻印になりますね ♪
【Happy together】 「一緒に幸せになろう」【You're everything】 「あなたがすべて」
【Stay with me】 「 一緒にいて」...などもあります。こんな言葉を指輪の刻印にしたら、人生もう幸せいっぱいですね♡
【My heart is yours.】(私の心はあなたのもの)【I'm happy when you're happy.】(あなたが幸せだと私も幸せ)【I'm in love with you.】(ずっと君に恋している)...といった長文も、注文に応じて指輪の刻印として入れてもらうことができます。
フランス語には英語と異なり、柔らかみとムードがありますね。英語ではなくて、フランス語でぜひ大事な指輪に刻印を刻みたい人のために、いくつかフランス語の愛の言葉をご紹介します。
フランス語で一番有名な言葉、そして日本人も知っている言葉といえば「Je t'aime」(私はあなたを愛している)【ジュ・テーム】ではないでしょうか。これを指輪の刻印にぜひ入れてみたいですね!
「tous les deux」(いつも二人で)【トゥ・レ・デュ】というのもムード満点ですね。英語ですと、Always with you となるところですね。ぜひ指輪の刻印の言葉の候補にしたいものです。
「Je marche la vie ensemble」(人生を共に歩む)【ジュ・マルシェ・ラ・ヴィ・アンサンブル】...「人生」はフランス語では【ラ・ヴィ La vie】です。英語でしたら We live our life
together となるところでしょう。結婚は本当に共に歩むもの、生活を共にするもの。こんな誓いを結婚指輪の刻印としたいものですね♡
ところで上の画像の指輪はベル・エポック(Belle Epoque=フランス語で「古き良き時代」、19世紀末から第一次世界大戦勃発頃までの、パリが最も繁栄したと言われる時代)に 英国で作られたダイアモンドリングで、1890年頃の作品とのことです。
指輪のデザインは人目につきますが、その内側の刻印はわざわざ人に見せるものではないでしょう。自分だけの、または愛する人同士だけの大事な大事な言葉が刻まれているからです。
指輪の歴史そのものが大変古いことは、古代ギリシャ・ローマ文明の遺跡から判明していることですが、刻印は一体いつから?ということも興味がありますね。
指輪に刻印を施す歴史はとても古く、紀元前の指輪に、すでに“ハニー”を意味する言葉が刻まれたものがあるといいますし、中世になると、リングの内側に詩やメッセージを刻んだ
“ポージーリング”が流行します。
そう言えば、そもそもエンゲージリング、マリッジリング共に、なぜ「左手の薬指」なんでしょう?何か縁起担ぎ的な意味合いがあるのでしょうか?指輪の刻印そのものも不思議な雰囲気がありますが、指輪をはめる場所はいつから「左手の薬指」だったんでしょうか?
話は古代ギリシャ時代にさかのぼります。 当時、心臓にはその人の心(感情)の中心があると信じられていました。もちろん心臓の中心に愛もあります。またギリシャ神話では「左手の薬指には心臓につながる太い血管がある」といわれており、当時は解剖学的にもそう信じられていました。
以上のような訳で、指輪の刻印の歴史は紀元前にまで遡り、また左手の薬指に婚約・結婚指輪をはめるのも、左手の薬指は人間の心臓=心=愛に繋がる太い血管があると信じられていたからこそ、非常に大事な指に永遠の愛の証である指輪をはめるようになったのですね。
人間は太古の昔から装飾品に大変敏感で、そこに美や信条を込める意味合いで指輪の刻印も成されていたのだと思います。
「左手の薬指は愛に通じる」とまで信じられてきた指輪の歴史、また大切な愛する人からの贈り物である指輪に刻まれた刻印...こんな小さな指輪にまで、人間の深い心情が込められていることに感銘を受けてしまいます。
さて指輪の刻印の種類や歴史を見て来ましたが、今はペンダントも贈り物に最適で、刻印のサービスもあります。このペンダントには "You are more than what you have become" =
「今の君自身よりも君はもともと素晴らしい人なんだ」と刻まれています。
ペンダント以外にも、誕生石をネックレスにし、この小さな輝く宝石にメッセージを刻印してプレゼントにするサービスもあります。彼女に何を贈ろうかと迷う男性にとっては、大袈裟過ぎず、ちょうどよい贈り物になるでしょう。
いかがでしたか?女性に限らず、男性も指輪の刻印をしてもらい、お互いに楽しむカップルが増えているようです。ぜひ小さな指輪から大きな愛を育んで欲しいと思います。
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