2016/10/06
anna1111
平凡な日常が普段着を和服にするだけで特別な日に変身します。たくさん着物を持っていなくても、帯や半襟などの小物を変えるだけでもガラッと印象は変わりますよ。最近はアンティーク着物も話題になっているそうですし、あなたも和服の普段着にチャレンジしてみませんか?
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フォーマルと違い普段着の和服は自由にオシャレができるので、様々な組み合わせができてとても楽しく着こなせます。
着物はもとより、帯に帯締めと帯揚げ、半襟に襦袢、また羽織に足袋やバッグなど小物まで和装にはアイテムがたくさんあります。
その日の気分でコーデしたら、きっといつもと違う日常が始まりますよ。
現在、殆どの女性が和服を身に着ける機会というのはそれほどありません。
お宮参りののしめ、七五三の子供用振袖、夏祭りの浴衣、成人式の振袖、卒業式の袴、結婚式の白無垢・打掛くらいしか和装をしない方も多いのではないでしょうか?
でも和服は特別な日でなくても着てもいいんです!
例えば、一番和服でお出かけし易いのが京都・奈良などの古都めぐりです。
ここにも限らず金沢など様々な場所に素敵な街並みがあり、そういうところでは着物のレンタルをしているところもあります。
観光がてら、和服で散策してみるのもいいですね。
または、恒例になっている女子会のドレスコードを和服にしてみるのはいかがでしょうか?
いつものお店、いつものメンバーでの集まりだって和服にするだけでとても新鮮です。
お花見や紅葉狩りに和服で行くのも粋ですね。
紅葉スポットは庭園や神社仏閣など着物で出かけやすいスポットが多いです。
桜や紅葉などに合わせて着物を選ぶのも楽しみの1つです。
意外と和服で出かけても違和感がないのが美術館や博物館です。
着物でキレイに着飾ってゆっくり美術品を眺めてまわってみませんか?
最近よく見るのがアンティーク着物を着ている女性です。
他の格式ばった和服よりアンティーク着物は原色使いが多くレトロな雰囲気で、ハットやブーツなどの洋装小物とも合わせやすいのが良いですね。
でも和服で出かけると目立ちそうで嫌…という方は、お正月に着てみてはいかがでしょうか?
お正月なら多くの方が和装をしていますし、普段着を和服にしていたって違和感はありませんよ。
男性だって和服を楽しんでいる方もいます!
意外と男性の和服ファンも多いんだそうです。
中にフード付きのトレーナーを着たり、タートルネックのインナーを着たり、ビシッとカッコよく王道の着こなしをしたり、普段着の着物を思い思いに楽しんでいます。
せっかくなら彼氏と一緒に和服でデートしてみてはいかがですか?
記念日等でなくても和服で出かけるだけで、きっと思い出に残る1日になると思いますよ。
とはいえ注意してほしいのが、和服にも「格」があり、フォーマルな場に着るべき着物、普段着として楽しめる着物などがあるのでTPOに合わせて楽しみましょう。
今回は普段着にオススメの着物をご紹介します。
紬・小紋は普段着に適しており、化繊素材の物から正絹素材の物まで様々なものがあります。
正絹だと普段着に向いていないのではと思われるかもしれませんが、丈夫で長持ちする分返って普段使いもできる着物です。
紬は素朴な風合いのものが多く、最も普段着として着用できます。
他の和服に比べて張りのある生地でできているので、着付けもしやすいですよ。
ランチや買い物などに着て行きたいですね。
小紋は格式張らないオシャレな印象なので観劇やお正月、ディナーなどにオススメです。
普段着なら名古屋帯、少し特別なお出かけならば袋帯を合わせても問題ありません。
着物は無いけれど浴衣は持っている、という方もいるのではないでしょうか。
最近はスーパーやショッピングモールなど、手近なところで販売しているのをよく見かけますよね。
浴衣なら家で洗濯もできてリーズナブルな物が多いので、最も手に入れやすい和服だと思われます。
最近は日中のお出かけでも着用している人も見ますが、一般的には「白地のものは夜、濃い色地のものは昼」なのだそうです。
花火大会や蛍狩りなどに着てみてはいかがですか?
小紋や紬より格は高いですが、訪問着ほど改まりすぎないのでちょっとしたパーティーなどにピッタリだそうです。
袋帯と名古屋帯両方合わせることができますので、シーン別に着こなしましょう。
ただし紋が入ると準礼装になるので普段着には向きません。
結婚式で招待客が華やかな着物を着ているのを見たことありませんか?
あんな着物を着てお出かけしたい!と思われるかもしれませんが、フォーマルな場で着る着物は普段着にはふさわしくありません。
色無地は法事などにも着ることができ、紋が入ると更に格が上がり礼装になる和服です。
訪問着は基本的に結婚式などのフォーマルな場に着て行くものなので、どちらも普段着には向いていません。
振袖は独身女性の、留袖は既婚女性の着る和服の中で最も格式が高いものになります。
振袖は成人式で着用した人も多いと思いますが、帯も華やかで、とても普段着としては着られそうにないですよね。
洗える着物
最近は家で洗える和服も流通してきています。
ポリエステル素材でできており、ネットに入れて洗濯するだけなのだそうです。
普段着にはぴったりですが、ポリエステルの着物全てが洗える訳ではないので購入の際にはご注意を。
木綿の着物
木綿の和服は肌触りが良く、物によっては家で洗うこともできるそうです。
冬には適していませんが、特に春と秋に着るのがオススメです。
ウールの着物
ウール素材でできているので、洋服同様に冬に着るべき和服です。
ただ虫に食われやすいそうなので、防虫対策に気をつけましょう。
冬になると街角で素敵に羽織りを着こなしている人を見かけますよね。
普段着の着物に羽織りを着るだけで、ワンランク上の和服姿に。
羽織りがあれば少しくらい着崩れてしまってもわかりません!
なかなか羽織りまで手が出せないという方は、ストールで代用してみませんか?
和柄なものでなくても単色でシンプルなものや、ファー素材のもの、刺しゅうやレースがついたものなど、普段の洋装時に使用しているものでも意外と合ったりするものです。
和服の着付けって難しいですよね。
でも自分で着られなくても大丈夫です。
個人の自宅で着付けを商売としてやっているところもありますし、美容院でしてくれるところもあります。
これを機に着付けをマスターしたい!という方は着付け教室に通うのがオススメです。
全国展開している着付け教室も良いですが、地元の広報誌にまず目を通してみて下さい。
公民館などで無料、もしくは格安で着付け教室を行っていたりしますよ。
では和服を購入するにはどこへ行けばいいでしょうか?
良く見かける百貨店や呉服屋さんは、初心者の方は避けましょう。
大抵そういうところで売っているものは質が高く、例えB級品でも値段が張るものばかりです。
近くに和服の古着屋さんがあれば便利ですが、無ければ通販で購入してみるのもアリです。
ネットだと数多くの和服が見つかるだけでなく、値段も格安のものが販売してあります。
和服は小物まで揃えるとかなりお金がかかってしまいますので、普段着なら尚更できるだけ安くてかわいいものを揃えましょう!
ネットオークションサイトで購入するのもいいかもれません。
高級品もありますが小物から和服まで数多く出品されているので、上手に入札して購入するのも1つの手段ですね。
普段着の和服を楽しむコツは、着物よりも帯や小物をたくさん持つことです。
和服コーデのポイントは、帯周りと襟元のおしゃれ、それと襦袢や草履のチラチラ見える部分なんです。
上手にアイテムを使って自分好みの普段着スタイルを楽しみましょう!
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