単衣って何?着物の単衣とは夏用に作られた着物の種類の名前です。
2016/05/31
wakahaya
着物の着付けというと、難しいというイメージがありますよね。しかし、昔の日本人は毎日、誰だって自分で着ていたのです。あなたにだって、出来ないはずがありません。やり方さえわかれば、簡単に着られますよ。そこで今回は、着物の着付けを詳しい図解と動画でお伝えします。
最近は安くて可愛い、アンティーク着物が、じわじわブームで、着物を着てお出かけ♪なんて、憧れますよね。
自分で着られるようになれば、ぐっと着物が身近になります。
いざという時にも、自分で着られると、とても便利ですよね。
今回はそんな着物の着付けを分かりやすく説明していきます。
用意するもの
・着物
・長襦袢
・肌着
・裾除け
・衿芯
・帯締め
・帯
・帯揚げ
・帯板
・帯枕
・タオル
・腰ひも(3本)
・伊達締め(2個)
・足袋
着物の着付け~準備編~①
最初に足袋を履きます。
後から履いても良いのですが、着物を着なれていない方は、
足袋を履いている時に、着物が着崩れることがあるので、
最初に履くことをおすすめします。
着物の着付け~準備編~②
肌着を着ます。
肌着には、ワンピースタイプ、スリップタイプ、セパレートタイプなどがあるので、
お好きなものを選んでくださいね。
着物の着付け~準備編~③
補正をします。
補正用のグッズがなければ、タオルを腰に巻いてください。
ウエストのくびれは、なくしてしまいましょう。
着物の着付け~長襦袢編~①
長襦袢を羽織って、衣紋(首の後ろの部分)を
首からこぶし1個分程度、後ろに引っ張ります。
着物の着付け~長襦袢編~②
下前(右見頃)をシワにならないように、なで下ろします。
襟がゆがまないように、注意してください。
着物の着付け~長襦袢編~③
上前(左見頃)を下前にかぶせます。
襟の開き具合が、左右対称になるように整えてください。
着物の着付け~長襦袢編~④
腰ひもを結びます。
後ろに回して、前で結び目を作ります。
結んだ先のヒモは、ひもの脇側に入れてください。
着物の着付け~長襦袢編~⑤
腰ひもの上に、伊達締めを結んでください。
腰ひもを同様て、結んだ先は脇側にはさんで、すっきりさせてください。
着物の着付け~長襦袢編~【動画】
図解で説明したところを動画で復習できます。
実際に見て、理解を深めてくださいね。
着物の着付け~着物編~①
着物を羽織り、袖を通したら、
左右の襟が同じ位置になるように合わせます。
衿の後ろは、長襦袢と同様に開け、
前に引っ張りすぎないように注意してください。
着物の着付け~着物編~②
背丈に合わせて、着物の着丈を決めます。
衿の下の方を持って、着物の裾を思い切って持ち上げます。
その後、床すれすれの長さになるように、下ろしていきます。
着物の着付け~着物編~③
上前(左見頃)の裾の位置を決めます。
前身頃の縦の切り替えの縫い目が、
右足の親指くらいにくるように、合わせてください。
着物の着付け~着物編~④
②の状態で、右見頃を右に引っ張っておいてから、
閉じていた左見頃を開きます。その後、右見頃を閉じます。
着物の着付け~着物編~⑤
③に、開いていた左見頃をかぶせて、
左手でそのままウエスト右側をずれないように、押さえます。
右手で、ひもを持ちます。
着物の着付け~着物編~⑥
ひもを腰に巻いて、前で結びます。
紐の先は、脇側に入れて、出てこないようにしてください。
着物の着付け~着物編~⑦
おはしよりの部分を綺麗に整えたら、次は、衿を整えます。
長襦袢の衿が均等な幅で見えるように、整えてください。
着物の着付け~着物編~⑧
ひもを結びます。
強く結びすぎると、後から気分が悪くなるので、
着崩れを防ぐ程度の強さで結んでください。
着物の着付け~着物編~⑨
たるんでいる部分や、しわがあったら、
脇側に向けて伸ばしていき、脇でタックのように折ります。
着物の着付け~着物編~⑩
⑨のひもの上に、伊達締めを結んでください。
腰ひもを同様て、結んだ先は脇側にはさんで、すっきりさせてください。
着物の着付け~着物編~【動画】
図解で説明したところを動画で復習できます。
実際に見て、理解を深めてくださいね。着物の着付け動画
名古屋帯で練習してみましょう
着物着付けの初心者さんにオススメなのが、名古屋帯です。
画像のように、片方の端が半分に折ってあるのが特徴です。
折ってある方の先を「手先」、折っていない方の先を「たれ」と呼びます。
名古屋帯の結び方は、こちらの動画をご覧ください。
着付け初心者さんには、少し難しいかもしれませんが、何度か練習したら、
手が自然に動くようになるので、あきらめずに挑戦してみてくださいね。
作り帯という手もあります
やはり、着付け初心者さんには、
どうしても、帯結びが難しい!という場合もありますよね。
実は、腰に巻きつけるだけで、結ばなくてもOKな、作り帯を使うという手もあります。
簡単な上に、軽くて付け心地も良いので、着物を着なれていない方にもおススメです。
どんな着物でも、基本の着方は同じです。
着付けのしかたをマスターすれば、
今後、どんな着物でも自分で着られるようになりますよ。
最初は難しいかもしれませんが、ぜひトライしてみてくださいね。
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