2016/04/25
NM75
2016/06/24 更新
デニムというと真っ先にアメリカが思い浮かびますよね?でも日本の岡山産デニムが今世界的に大人気なんです!誰もが知っているハイブランドもこぞって使用する岡山産のデニム、今回はその魅力とおすすめのブランドを一挙ご紹介していきます!
世界中で大人気の岡山デニムですが、なんで岡山でデニム?って思いますよね。それには深い理由があったんです!
岡山県倉敷市の児島が特にデニムで有名ですね。こちらはもともと埋立地だったため塩気が強く稲作に適さない環境だったのです。
そのため塩気に強い綿花の栽培が盛んになり、そこから繊維産業やアパレル産業が盛んになり、世界に評価される岡山のデニムが生まれたんです!
こうして岡山は江戸以降、厚地織物、藍染織物の一大産地として有名になっていきました。優れたデニムが生産される条件が揃っていくわけですね。
その後も作業着や学生服など、耐久性が求められる衣服を多く作ってきたことで裁断や縫製などの非常に高度な技術を持つようになったのです。岡山デニムの背景にはこういった歴史があるんですね。
こういった理由から、現在岡山県はデニム生地の製織工場やジーンズの縫製・加工工場などデニム関連の企業が集まる名産地となったのです。
岡山デニムの歴史、生産が盛んになった理由はお分かりいただけたと思います。では岡山のデニムはなぜ世界で評価されるようになったのでしょうか。
もともとデニム好きの間では岡山デニムといえば国産最高峰として有名でしたが、現在世界中で岡山のデニム生産、加工技術が非常に洗練されていると話題になっているのはなぜなのでしょうか。
まず、イタリアのフィレンツェで行われるメンズファッションブランドの展示会、ピッティ・ウオモに岡山のデニムが出展し非常に高い評価を得たことがひとつ挙げられるでしょう。
そうして世界中から注目を集めた岡山デニムは、ディオールやエルメス、シャネルなどの生産や加工を請け負うほど。岡山デニムの高い品質が評価されてのことですね。
世界的な評価を得た岡山デニムは、国内のデニムマニアだけでなく一般消費者からも注目されるようになりました。
そのためファクトリーブランドや気鋭の若手ブランドの参入が始まります。
現在岡山では、昔からあるデニムの工場やメーカーと新規参入の若手ブランドが切磋琢磨し、より高い品質と洗練されたデザインを追及しています。世界に誇る岡山デニムとして、今も成長し続けているわけですね。
そんな世界中で愛される岡山のデニムですが、いったいどんな特徴があるのでしょうか。岡山デニムが愛される理由についてご説明しましょう。
岡山のデニムには「岡山デニム品質タグ」というものが付けられています。これは岡山デニムたる条件を満たしたと岡山デニム協同組合に認められた商品だけが付けられます。
まず第一に染め・織布・縫製といったデニムの生産工程が岡山周辺で完結していること。そして岡山デニム協同組合が独自に定めた認定基準を満たしていること。
そんな岡山デニムの中でもブランドにより使用する織機が違ったりします。時間をかけヴィンテージ的な風合いを追求したものや、コンピューター制御の織機により高いファッション性を持つものなどがあります。
このように岡山のデニムはその高い品質が守られているのです。全体的に価格は高めですが、その高品質は一度足を通すと病み付きになってしまうほど!
そろそろ岡山デニムが欲しくなってきましたよね?そこで岡山デニムのおすすめブランドをご紹介していきます!
岡山デニムでも代表的なのが「桃太郎ジーンズ」
旧式力織機で織られたヴィンテージ感、無骨でボーイッシュな雰囲気が特徴的です!
ディティールにこだわり溢れる「Blue Trick」
一点一点職人の手作業で生産されるデニムはまさに最高品質。独創性に富んだアイテムの数々が注目を浴びています。
ユニークかつ独特の世界観「KAPITAL」
数多くの有名ブランドからOEMを請け負っていたため技術は折り紙つき!デニム以外も素敵なアイテムが沢山あります。
女性のためのライフスタイルデニム「Denim closet」
日本の女性に合わせた立体的なパターンと柔らかで繊細な生地が特徴。快適な履き心地とフィット感は他では味わえません!
日本が世界に誇る「岡山デニム」についてご紹介してまいりましたがいかがでしたか?きっとあなたも穿いてみたくなったんじゃないか思います!
江戸時代から培われてきた確かな品質と、新進気鋭ブランドのデザインが渾然一体となりどんどん素晴らしいデニムが生まれています。
他にも岡山には魅力溢れるデニムブランドがいっぱいあります。ぜひお気に入りの一本を探してみてください!
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