革靴で絶対靴擦れしてしまう!靴擦れの原因と予防と対処法教えます。
2015/11/25
tsumiki7
2016/09/15 更新
手入れがきちんと行き届いた美しい革靴を履いている人ってとても魅力的ですよね。スーツはビシッときめていても手入れができていないボロボロの革靴を履いていてはすべてが台無しです。手軽にできる革靴の方法をマスターして、より魅力的な大人になりましょう!
「オシャレは足元から」「靴を見ればその人がわかる」など指標の一つになっている靴。
ビジネスシーンやフォーマルシーンで大活躍の革靴は、特にお手入れを徹底しておきたいですよね。
一足何十万円もするようなものまである本革の革靴、きちんとお手入れをすると十年以上履くことだって可能です。
お手入れをすることで革靴は長持ちさせることができるんですね。
革靴のお手入れ方法をご紹介していきます。
革靴を履いているときに一番気を付けたいのは雨に濡れること。
雨に濡れてしまった革靴は型崩れしやすくなっています。
雨に濡れた革靴を何の対策もせず、そのまま乾かしてしまうと革が乾燥して硬くなって傷みの原因になります。
ここでは雨に濡れた革靴のお手入れの方法を解説します。
雨に濡れて型崩れしやすくなった革靴はまずシューキーパーを入れて乾かします。
シューキーパーとは靴の型崩れを防止したり、消臭に役立つアイテムです。
お値段も高くないので、最低一足分は持っておいたほうがいいアイテムです。
革靴を乾かすときの注意点は「日陰」で乾かすこと!
直射日光は革を痛めてしまう原因になるので、必ず日陰の風通しの良い場所で乾かしてください。
次は完全に乾いた革靴から汚れを落としていきます。
このときに使用するのが靴専用のクリーナーです。
靴専用のクリーナーは一度布に出してから使用します。革靴に直接つけると変色の原因になります。
布に少量つけたクリーナーを全体に伸ばしていきます。
汚れを落とした革靴に今度は靴専用クリームで革に栄養を与えていきます。
クリーナーを塗り終えた靴をきれいな布で拭き、汚れをふき取ってからクリームを塗っていきます。
クリーム少量を布にとって全体に薄くムラのないようにのばします。
のばし終わったら余分なクリームを別の布で拭きとり、磨いていきます。
最後に撥水スプレーをかければお手入れ完了です。
お次は普段の革靴のお手入れ方法を解説していきます。
といっても雨に濡れた場合のお手入れに少し手順が増えるだけですので、難しいことではありません。
ほこりや汚れを落とすために革靴全体をブラッシングしていきます。
強くこする必要はないので、やさしくブラッシングしてください。
靴底との接合部やヒール部分の汚れもしっかりと落とします。
雨に濡れた革靴のお手入れ手順でご紹介した、靴専用クリーナーを使って完全に汚れを落としていきます。
クリーナーを布に少量とって全体にのばしていきます。
ここも雨の日のお手入れと同じ要領でこなしていきます。
このとき、革靴にもう少し光沢が欲しいなと思ったときは撥水スプレーをかけずにもう一段階お手入れの手順を踏みます。
革靴に光沢が欲しいときに使うのがシューポリッシュです。
革靴全体に使用するのではなく、つま先やかかと部分のツヤだしに使います。
無色のものと色がついているものがあり、色がついているものを使用する場合は茶色の革靴なら茶色のシューポリッシュ、黒の革靴なら黒のシューポリッシュを使ってお手入れをしていきます。
色がついているものは使用するとその部分だけ色が濃くなるので、元の色を維持したい場合は無色のシューポリッシュを使用してください。
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少し力をかけて、矢印のように円を描きながら、つま先の先端から徐々に塗っていきます。できるだけ細かい円を描くように塗っておくと、最後につやが出やすくなります。
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水を2・3滴たらします。シューポリッシュを塗った部分に、指で水をつけると良いですよ。
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塗ったシューポリッシュに、水滴を混ぜるように布で磨きます。高速&できるだけ細かい円を描きながら磨きます。多少の摩擦熱を起こしてシューポリッシュ(油)を水分で溶かして、革の表面に均一になじませます。
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最後に、縦方向に磨きます。ほとんど力をかけずに、高速で表面だけを磨くのが大切です。凹凸がなくなり、とても美しいつやが出てきます。
シューポリッシュまでお手入れが済んだら、仕上げにもう一度靴全体を丹念に磨きます。
仕上げのお手入れにはナイロンストッキングを使うとより一層光沢が増すそうです。
磨いた後は撥水スプレーをかけて完成です。
革靴を水に濡らすことはできればあまりしたくないですが、革靴も実はジャブジャブと水洗いすることができます。
サドルソープという革専用の石けんがあり、革靴を洗うお手入れが全くのご法度というわけではないのです。(サドルソープが使えない革もあります)
洗うとさっぱりするので、臭いが気になる場合は思い切ってジャブジャブと洗ってお手入れしてみるのも良いかもしれません。
丸洗いする場合もまず最初に靴の汚れを落としていきます。
靴専用クリーナーを使ってください。
この段階で靴ひもは外しておきます。
表面を濡らすときは霧吹きを使うと便利です。表面がしっとりとするまで吹き付けてください。
洗う革靴が黒の場合は、水を張ったバケツにそのままドボンッとつけてしまっても大丈夫です。
黒以外の革靴は色ムラになりやすいので注意が必要です。
水で濡らした革靴をいよいよサドルソープを使って洗っていきます。
強すぎず弱すぎない力でスポンジを使って革表面をこすっていきます。
靴の内側はゴシゴシと洗ってしまいましょう。
洗い終わったらすすぎます。
すすぎ終わった靴はしっかりと水気をぬぐい、タオルドライをします。
そのあと、木製のキーシューパーがなければ新聞紙を靴の内側に入れて形を整えたあと、風通しの良い日陰で乾かします。
新聞紙を詰める場合は、つま先からパンパンになるまで詰めていきます。途中で新聞紙を取り換えると湿気対策にもなり早く乾きます。
革靴を丸洗いでお手入れしたときも靴専用のクリームで栄養を補給してあげる必要があります。
ここからのやり方は上で紹介してきたお手入れ手順と共通になります。
革靴を丸洗いしたことで傷ついている部分がわかりやすくなっているので、傷ついている部分にはクリームを多めに塗ります。
クリームまで済んだらお好みでシューポリッシュ、使わない場合は余分なクリームをぬぐってから磨き上げて撥水スプレーをかけてお手入れ終了です。
条件に合わせて革靴のお手入れ方法を解説してきました。
革靴のお手入れは難しいことではないので、一度やり方を覚えてしまえば簡単にできると思います。
いつまでも大切に履いてあげてくださいね。
最後に、革靴の保管方法を紹介して終わりたいと思います。
革靴は湿気を嫌います。一日履いたら2、3日休ませるのがベストです。
シューキーパーまたは新聞紙を入れて高温多湿の場所を避けて保管します。
外箱を使って保管する場合、外箱に入れる前に靴を陰干ししてしっかりと乾かしておきます。
そのあと、乾燥剤と一緒に外箱に入れて保管します。
長期間外箱に入れて保管する場合は、時々箱から出して陰干しするようにします。
人の印象は、靴で決まるともいいます。
スーツをビシッと決めていても、革靴がよれていると印象が悪くなるとも。
普段からお手入れをしてあげて、長く使ってあげてくださいね。
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