着こなしの決め手は靴にあり!家庭でできる革靴のお手入れ磨き方
2015/11/24
booseki
2015/11/25 更新
ビジネスマンもOLも必需品の革靴。仕事以外におしゃれにも革靴は大活躍しますね。でも革靴で一番の問題は靴擦れ・・・革靴で靴擦れした経験がない人はいないのでは?靴擦れが怖くて革靴が苦手になってしまった人必見!靴擦れの原因と予防と対処法を詳しく解説します。
[表示する]
意外に怖い靴擦れについて
そもそも靴擦れとは靴と足が接触している部分の一部が、強い摩擦抵抗によって足の皮が炎症を起こすことを指します。特に革靴では、かかと部分の靴擦れが多いですが、親指や小指の靴擦れも少なくなく、どの部分にも起こり得ます。
靴擦れは油断すると症状が酷くなりやすく、水ぶくれや出血もともなう危険があります。そこからばい菌が入るリスクがありますし、大事な革靴に血がついてしまうと取れないことが多く大変です。
たかが靴擦れと思っていました・・・。かなり痛いですよね。でも放っておくと症状が悪化します!それがこんなに重病を引き起こすなんてご存知でしたか?これではますます靴擦れしやすい革靴がはけないですね。どうすれば良いのでしょうか。
革靴は選び方も大事です。
サイズが大きすぎると、歩くたびにかかとが脱げる状態になって、摩擦が強くなり、靴擦れになります。サイズが小さいと、かかとだけでなく足先なども強い圧迫を受け、やはり靴擦れになります。
靴を上から見た時の、かかとのふちのカーブが、自分のかかとの周囲のカーブと、一致していない場合、くいこんだり摩擦が強まったりします。かかとのくびれ(かかとを横または後ろから見たとき、地面に接地している部分から、足首にかけてのカーブ)が、靴の方がきつい場合、くいこんだりして靴擦れになりやすくなります。
素材が新しいなどの理由で、かかとにあたる部分が硬いと、特に素足やストッキング、薄手の靴下の時、かかとは靴擦れを起こします。(もちろんかかと以外の部分も靴擦れになる可能性が高いです)
・裸足で靴を履くことで強い摩擦が起きている
・ツルツルと滑りやすい素材の靴下などを履いていることで、必要以上に擦れが起きている
・厚手すぎる靴下で、かかとが圧迫されている
・山登りなど通常より強い摩擦が続いた
・足の一部に体重が偏る立ち方や歩き方の癖がある
革靴特有の「硬い」は絶対ありますよね。見た目だけで選んで形状が足に合ってないことも確かにあります。革靴は注意しないといけないことが多いですね。でもどんな場所でも活躍してくれる革靴ですから、上手に付き合いたいものです。
新品の革靴は革を柔らかくする
革靴はスニーカーとは違い、布ではなく当然革なので、かなり硬いです。柔軟性がないので、かかとやくるぶし、アキレス腱に硬い革が食い込んだり、こすれたりします。靴下を履いててもダメです。
革は水分を含むと柔らかくなり伸びる特性があります。そこをうまく使うわけですね。革製品は基本的に購入時に水につけないでくださいという注意書きがあると思うので、できれば専門のクリームを使いましょう
靴擦れ予防に革靴の中にインナーソールやカカトパッドを貼る
そもそも革靴が硬いのが問題なので、柔らかい足の皮膚と革靴の間にクッションを入れればいいんです。サイズが合わなくてこすれたり、長時間歩く時にも便利です。『インナーソール』や『カカトパッド』『靴擦れ かかと』 などで探せば出てきます。すぐに靴が脱げてしまう女性のヒール用などもあるので、オススメですよ。
足の摩擦を減らすワセリン塗るハンドクリームとかでも
靴に対策をする方法は、脱いだ時の見栄えがカッコ悪い。というこだわりタイプの人や、足の甲が擦れたり、靴擦れパッドなどで対策が出来ない場所の足の皮が剥けてしまう人には使えません。
そういった人向けに、摩擦を減らすためにワセリンを足に塗るという方法があります。こうやってサラリーマンやビジネスマンは足に豆を作って戦っているという事ですよ。保湿用のハンドクリームとかでも代用できるので足に塗ってもいいと思います。
革靴を柔らかくしたり、革靴に自分の足を合わせるようにインソールなどで工夫したり、ワセリンなどで摩擦をやわらげたり。結構簡単な予防ですね。これなら実践できそうです。
革靴は本当に靴擦れしやすい。こんな表情になったことありますよね?
部が、まだ赤くなっているだけだったり、水ぶくれがまだ破れてはいない場合は、患部がそれ以上の摩擦や圧迫を受けないようにする処置をします。
・かかとにクッション性の高い絆創膏やテープを貼る。
・靴のかかとの内側に摩擦を軽減するパッドをつける。
・摩擦を和らげるために靴下を履く。または重ね履きする。
患部が、すでに水ぶくれが破れたり、皮が剥けたりしている状態の場合は、患部がそれ以上の摩擦や圧迫を受けないようにするとともに、薬剤がついた絆創膏を貼る処置をします。
・傷口が治るまでは、同じ靴を履くのは避け、別の履きなれた靴などで患部が摩擦や圧迫にさらされないようにする。
・ハイドロコロイド素材を使用した絆創膏を貼る。
※ハイドロコロイド素材とは…
ハイドロコロイドは傷口から出てくる体液を吸収して白くふくらみ、傷口を効果的に保護し、ばい菌などから守ってくれます。また、その保護が、かさぶた代わりの役割をして、傷口を治るのに適した潤いのある環境(モイストヒーリング)にしてくれます。
もしもその靴擦れが、化膿するほど悪化している場合は、皮膚科を受診してください。化膿は放置すると影響が足全てに広がる可能性もあり、よくありません。患部を清潔に保ち、早めに皮膚科を受診し、適切な内服や外用の治療を受けましょう
段階によって対処法も違ってくるわけですね。いくら何でも化膿するまで放っておくのは良くないですね。でも忙しい現代人ですから、なかなかできないのも現実です。まず自分に出来ることを早めにすると良いですね。
つま先の形に合わせて靴を選ぶ
つま先の形なんて気にして革靴を選んだことなかったです。目からうろこです!私はエジプト型ですね。みなさんはどうですか?これを機会に自分の足の形を知るのも一つの手ですよね。
革靴・ハイヒール
ハイヒールは見ているだけでも靴擦れしやすそう。これも正しい選び方で靴擦れを回避しましょう。
いかがでしたか?革靴の靴擦れについて原因と予防と対処法をまとめました。靴擦れが嫌で革靴を敬遠していた人、こんな簡単なことで革靴を楽しめるなら・・・と思いませんか?正しく革靴を選び、楽しく上手に革靴と付き合って、おしゃれを楽しむ素敵な女性でいてくださいね。
この記事に関する記事
最近アクセス数の多い人気の記事
Copyright© 運営事務局