見てるだけでうっとりしてしまう、美しい緑色の宝石を紹介します
2016/12/22
tomoyo1984
2015/10/26 更新
宝石といえば見ているだけでうっとりしてしまいますよね。今回はそんな宝石の中で深い味わいと魅力のある紫色の宝石を集めてみました。紫色の宝石といえば有名なアメジストについても詳しく調べてみました。他にもあまり知られていない紫色の宝石も登場します☆
宝石の定義としては主に「美しいものであること」「希少性があること」「耐久性があること」という3つの条件が挙げられる。しかしながら硬度に劣る真珠などが古来より宝石として認められてきたように、美しさが宝石と認めるに足るものであるという点が最も重要視されており、厳密に定義を当てはめることはあまりされず、宝石の種類は100種とも200種とも言われる。
宝石といえば美しくて高価なものというイメージですよね。女性なら誰しも少なからず憧れを抱く対象だと思います。
そんな宝石は実に様々な種類があり、世界中で発見されています。
誕生石(たんじょうせき)は、1月から12月までの各月に因む宝石である。自分の生まれた月の宝石を身につけるとなんらかの加護があるといわれている俗習の一種である。1月1日から12月31日までの各日に因む宝石もあるが、こちらは特に誕生日石と呼ぶ。
私たちの生活の中でよく耳にする誕生石。
プレゼントに相手の誕生石を調べてそのアクセサリーをあげるなんていうこともよくあります。
そんな誕生石の中で紫色の物ってあるんでしょうか?
私たちの生活の中に根付く誕生石。
そんな誕生石で紫色の宝石は実は一つしかないんです!
誕生石で使われている宝石で紫色なのはアメシストしかないようです。
ではこのアメシスト、よく名前は耳にするけどどんな宝石なのでしょうか。
次からこの紫が美しい宝石アメシストについて見ていきましょう!
うーーーん、正直、組成を見ても何がなにやら分かりませんね。
とっても綺麗なものなんだろうという予想しか立ちません。
アメシスト(アメジストとも/和名は紫水晶-むらさきすいしょう/英名はamethyst)は紫色の水晶です。石言葉は「誠実・心の平和・高貴」、2月の誕生石に指定されています。
名前の由来は古代ギリシア語で「酔っていない」という意味を持つ言葉(a-methustos)ですが、これは紫水晶が酔いを防いでくれるという迷信に基づいています。古代ギリシア人やローマ人は酒宴の際に好んでアメシスト(紫水晶)を身につけ、またアメシスト(紫水晶)製の酒盃も作ったくらいです。
ギリシア語で「酔っていない」の意味を持つとは面白いですね。
アメシストで作った酒盃なんて素敵!
直にお目にかかってみたいものです。あわよくばそれでお酒が飲めたら最高ですね!
古くよりアメシストには神秘的な力が宿ると信じられてきました。紀元1世紀頃に活躍したローマの博物学者・大プリニウスは、犬の毛にアメシストを付けて首に巻きつけておくと、蛇よけになると記しています。
聖書のラテン語訳であるウルガータ訳の翻訳者として知られるヒエロニムス(340年頃~420年)は、タカが自分のヒナを守るために、巣の中にアメシストを置いた、と言っています。
中世ドイツのベネディクト会系女子修道院長・ヒルデガルト・フォン・ビンゲンは、虫刺されに効果があり、また肌を美しくすると述べています。
カソリックの聖職者たちは、アメシストが純潔や清純さを象徴すると考えており、通称「Papal ring」(教皇の指輪)と呼ばれる指輪の中にも、アメシストをあしらったものが見られます。
一方、現代のパワーストーンセラピストの間では、アメシストは頭を明晰化し、心を浄化すると信じられているようです。
蛇よけや肌が美しくなるといった言い伝えがあるんですね。
紫色でとても美しい宝石なのでそういった力があると言われれば信じてしまいそうです。
現代では頭脳明晰になり心を浄化するという意味合いが見出されているようです。
なんだか受験生にあげたくなりますね☆
無色の水晶に鉄イオンを含ませ、その後で放射線を照射すると、人工的に容易にアメシスト(紫水晶)を作り出すことができるのです。
また、熱によって再び色が変化してしまうのは、熱により鉄イオンの配列が再び変化してしまうためで、変色後は黄色や緑色を示すことがあります。
シトリン(黄水晶)やスモーキークォーツ(煙水晶)が時として、「焼き紫水晶」(Burnt Amethyst)と呼ばれるゆえんは、こうした色つき水晶は紫水晶を加熱することで容易に作り出すことができる点にあります。また、紫外線に当てることでも変色を引き起こすことができ、色を大きく変化させたアメシストは、「カラーチェンジアメシスト」(orカラーチェンジタイプアメシスト)と呼ばれたり、また緑色透明の水晶が「グリーンアメシスト」と呼ばれたりします。
なんとアメシストの紫色、人工的に作ることができるそうです!
焼き紫水晶という呼び名はなんだかあまり美しくないですね…。
アメシストの産地としてはブラジル、ウルグアイ、マダガスカルが有名で、ブラジル産のものは淡い紫、マダガスカル産のものは赤やすみれ色に近い紫、ウルグアイ産のものは深い紫という大雑把な特徴があります。
産地によって色が違ってくるんですね。
やはりその地の特色が宝石の個性を育てるようです。
紫色の宝石で代表的なアメシストを見てきましたが、まだまだ世界には紫色の宝石がたくさんあります!
そのほんの一部をご紹介します☆
これぞ宝石!といった感じの輝く紫色ですね。
なんともゴージャスな雰囲気が漂います。
とっても濃い赤紫色の宝石です。
これは身に付ける人を選びそうですね。
こちらはとっても薄い紫色の宝石です。
これだけささやかな紫色だとどんな服にも似合いそうです。
なんと日本で発見された紫色の宝石だそうです。
あまり日本と宝石のイメージがないので珍しい宝石です。
こんなマーブル模様の紫の宝石もあるんですね。
透明度はありませんがこれはこれで味わい深いです。
いかがでしたか?
紫色の宝石をまとめてみました。紫という色のイメージは高貴な感じですが、どの宝石もとっても味わい深い色をしていましたね。
身につけているだけで高貴な気分が味わえそうな紫の宝石、一つくらい手にしてみたいですね!
この記事に関する記事
最近アクセス数の多い人気の記事
Copyright© 運営事務局