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    金属アレルギーでも対策次第でオシャレを楽しむことができる!

    案外金属アレルギーだと気付いていない人も多いのではないでしょうか?自分が金属アレルギーなのではないか、チェックしてみてください!もし金属アレルギーでもちゃんと対策があるんです!自分なりの対策を見つけておしゃれを楽しみましょう。

    金属アレルギーとは?その原因は?

    お店にはピアスやネックレス、たくさんの金属類の商品があり「かわいい!安い!」とつい買ってしまいがちです。まさか自分が金属アレルギーだとは知らずに…。

    一度発生すると治りにくいといわれている金属アレルギー。
    ある日突然、金属アレルギーになってしまったという方も多いのではないでしょうか。

    出典:http://www.qamar18.com

    私自身も実は金属アレルギーです。ピアスをつけるとなんだか痒くなったり汁が出てきて痛くなったり。何か対策をするわけでもなくそれが金属アレルギーだと気付かずに何年か過ごしていました。金属アレルギーとはいったいどういうものなのでしょうか?

    金属アレルギーの症状

    金属アレルギーのタイプおよび起こり得る症状

    ① 金属接触アレルギー(いわゆるカブレ)
    直接皮膚や粘膜に触れる金属は汗などの影響を受け、溶け出して体内に入り、その後再び金属が触れた部分に、かゆみ、発赤、発疹、水疱、びらんなどを起こします。また慢性化すると皮膚が厚くごわごわし治り難くなります。なお、口腔内では、口内炎や歯肉炎などを起こすことがあります。
    ② 全身型金属アレルギー
    食品に含まれる金属、薬、歯科金属などは、口腔粘膜や腸から吸収され、汗に濃縮されて全身から出ることとなり、その汗と接触した皮膚に症状を起こします。偽アトピー性皮膚炎(本当のアトピーと区別が難しい湿疹)、汗疱状湿疹(手掌や足底の小水疱)、扁平苔癬(四肢の扁平に隆起した発疹)、掌蹠膿疱症(手掌や足底の発赤や膿疱)などを起こすことがあります。

    出典:http://www.t-pec.co.jp

    歯の治療で使われる銀歯でもアレルギーを起こすことがあることには驚きました。

    ~金属アレルギーの具体的な症状の一例~
    ●ネックレスを外した後、ネックレスの形にそって「赤みを帯びた」
    ●金属の時計を付けていた腕がかゆくなった、指輪を付けていたら指が「かゆくなった」
    ●金属が触れていた部分に湿疹のような「ボツボツ」したものができた
    ●ピアスを付けていたら、「ジンジン」と熱を持つような感覚に襲われた
    ●ピアスを付けている耳が「痛い」

    金属アレルギーとはその名の通り、アクセサリーなどの金属を身に付けていて肌に異変が起こる事を表します。

    出典:http://hadalove.jp

    金属を身に着けてこのような症状が出た場合は金属アレルギーを疑った方がいいでしょうね。まず、金属アレルギーという言葉を知らない人もいるかもしれません。私がそうでしたので。もし身近な人がピアスやネックレスをしていて痒がっていたり赤くなっていたりしたら「金属アレルギーじゃない?」と声をかけてあげてください。人に言われて気付く事もあるかもしれません。

    当てはまる項目がないかチェックしてみてください!

    実は金属アレルギーかもしれません。対策が必要です!

    かわいいピアスやネックレスをつけたい!でも金属アレルギー…なぜ?

    金属アレルギーは金属と汗などが反応して発症します。金属は汗などの体液に触れると溶け出す性質があり、それがイオン化して身体のタンパク質と結びつくとアレルギー源となり、かゆみやかぶれなどの症状が起こります。

    主にピアスなどのアクセサリーは、金属アレルギーの原因として約8割を占めています。特にピアスを初めて着用する時は非常に危険です。ピアスは直接血液や体液に触れるので、症状が生じやすいです。また安いピアスにはイオン化しやすい金属が使われているケースが多いので発症の確率が高くなります。

    出典:http://www.skincare-univ.com

    質より量ってことで、安くてかわいいピアスたくさん持っていました。私はどのピアスをつけても症状が出ていたのでピアスってそういうものなんだろうと思っていました。しかしそれが金属アレルギーだったのです。

    ネックレスは特に汗をかくとすぐかゆくなっていました!かゆみを感じたら要注意です。

    金属アレルギーは対策を怠ると全身に広がる!?

    金属アレルギーの対策を怠るとその症状は深刻化してしまいます。

    金属アレルギーは、金属に触れなければ発症しないため日常生活の中ではあまり目立たず、女性の場合はアクセサリーをつけることが多いため発症しやすいですが、それでも首元や手元といった身体の一部分だけであるため、そこまで気にしない人が多くいます。
    少し赤くなる程度、かぶれる程度だから気にせずにアクセサリーを使い続けている、という人も多くいます。ピアスやネックレスなどでかぶれなどの金属アレルギー症状が出ているにも関わらず、アクセサリーを使い続けていた女性が、症状がひどくなりアレルギーが全身に出るようになったという報告があります。
    これまではピアスやネックレスなどのアクセサリーだけ症状が出ていたのが、ベルトのバックルや指輪、小銭、鍵、下着の金具など、全身で少し金属に触れただけでも症状が出てしまうようになりました。
    何故、このように症状が悪化するかというと、アレルギー源である金属、アクセサリーに長く触れ続けたことで、免疫細胞が増えてしまい、全身で反応が起こるようになったためです。

    出典:http://kinzokuallergy-shoujou-taisaku.biz

    確かに私もそこまで気にせず安いピアスを使い続けていました。症状が深刻化する前に対策を行うことが重要ですね!

    金属アレルギーの対策は?

    金属を身に着けない。

    それが出来れば苦労しないって話になりますが…

    金属アレルギーの人の一番の予防法は、金属を付けないことです。炎症は金属に触れていなければ、自然に治ります。出来ることなら付けないようにがんばりましょう。

    出典:http://sorememo.com

    何も身に着けないというのはちょっと淋しいですよね。何かいい対策はないのでしょうか?

    病院で原因の金属を調べてもらう

    自分がなんの金属アレルギーなのか、皮膚科で調べてもらうことが出来ます。

    どんなに金属アレルギーになりづらい素材で作られていて、純度が高く、高価でも、結局アレルギー反応が出る人はでてしまうものです。

    病院では簡単なパッチテストで調べてもらえるようですので、悩まれている方は一度診てもらうのがいいでしょう。

    出典:http://sorememo.com

    一度検査してもらうのはいいかもしれませんね。原因の金属がわかれば着用できるアクセサリーも探しやすくなります!

    汗をかく日は付けない

    汗に金属がひたることで、金属アレルギーの原因物質が発生すると考えられています。夏などの汗を多くかく時期は対策をしていたとしても付けないことをおすすめします。

    また、金属アレルギーだと思っていたら、単純にあせもだったということもよくある話らしいので、汗をかくことが予想できる日は付けないようにし、汗をかいたならすぐはずすようにしましょう!

    出典:http://sorememo.com

    ネックレスをしていて汗をかくとすぐにかゆくなります!かゆいと思った時にはすでにネックレスの触れていた部分が赤くなっていました。そうならないためにも汗をかきそうな日は金属を身に着けないことがよい対策かもしれませんね。

    金属アレルギーでもやっぱりピアスやネックレスはしたい!良い対策を見つけました!

    コーティング剤を使う

    メタルコート

    ピアスをよく洗った後水分を拭き取り、皮膚に接する部分に塗り20分くらい乾かしてから装着する。透明な樹脂被膜が金属イオンを封じ込め、金属アレルギーを予防します。見た目もそうですが、マニキュアのような感じです。

    金属アレルギーになりにくい金属を選ぶ

    チタン・ステンレス

    チタンは、溶けにくい性質で酸化を防ぐ為、アレルギーを起こしにくくなっています。

    しかしチタン表記だからいいという訳ではなく、中にはポスト部分のみがチタンでキャッチがニッケルのピアスも存在します。

    せっかくアレルギー対応を選んだのにキャッチのせいでアレルギー反応が出てしまった・・なんて事が起きないよう、購入の際は店員さんに確認しておくと安心して使えます。

    手持ちのピアスもキャッチが不安でしたら、シリコンタイプのキャッチに付け替えることをおすすめします。

    また、ステンレスも同じく優れた性質で、ステンレスの中でもサージカルステンレスは医療器具にも用いられる程錆びにくく熱に強い、アレルギー性が低くなっているのが特徴です。

    出典:http://hadalove.jp

    商品の表記だけで判断するのではなく、購入前にお店の人に聞くことがよい対策ですね。

    ニッケルフリー

    ニッケルフリーとは、ニッケルを含まずに作られたピアスの事です。

    しかし中にはニッケルフリーと記載されていても、ニッケルを微量含んで作られたピアスや、他の金属を含んで作られたものもあります。

    出典:http://hadalove.jp

    まずは短時間つけてみるなどの対策を!

    プラチナ・金・銀

    プラチナや18K類などの金、銀などのアレルギーになりにくい素材でも、肌の弱い方はアレルギーを起こしてしまうケースもありますので、初めて付ける際は様子を見ながら付けましょう。

    ここで注意ですが、ジュエリー店ではなく気軽に購入出来るようなアクセサリーSHOPで金を扱っている事があります。

    アクセサリーSHOPで金を購入する際は、ポストのみが金でキャッチが金でない場合もありますので、事前に確認するようにしましょう。

    出典:http://hadalove.jp

    私がまだ金属アレルギーだと知らなかった頃、何気なく買った18Kのピアスはアレルギーを起こしませんでした。とにかくお店の人に確認することが一番の対策ですね!

    樹脂

    ピアスに多く用いられている素材が樹脂です。樹脂とは、金属を一切含まないピアスの事で、こちらも金属アレルギーの方におすすめです。

    樹脂を使ったピアスの種類もとても豊富で、アクセサリーSHOPでしたら間違いなく取扱いがあるでしょう。

    出典:http://hadalove.jp

    自分自身が金属アレルギーだと知ってからは私なりの対策として樹脂製のピアスしか買わなくなりました。これは金属を含まないのでアレルギーがでないのは間違いないです。

    ※上記とは逆に金属アレルギーを起こしやすい素材があります!

    ・ニッケル
    ・コバルト
    ・錫(すず)
    ・マンガン
    ・イリジウム
    ・アルミニウム
    ・クロム
    ・銅

    これらの素材はアレルギーを起こしやすく、特にニッケルはピアスにも多く使われていますので注意が必要です。

    金属アレルギー対応のピアスを付けても、違和感を感じる・かゆみを伴うなどの症状が出たら、肌に合わないサインです。

    その場合はすぐにピアスを外して下さい。

    また、耳が荒れてしまったら無理にピアスを付けてはいけません。

    穴が塞がってしまうからと無理矢理付けてしまう事で、更に状態は悪化してしまいます。

    荒れてしまった場合は、すぐに皮膚科へ行って医師に相談して下さい。自己流に処置せず、早めに医師に診てもらうことが大切です。

    出典:http://hadalove.jp

    症状が出て放置するのは危険ですので、悪化する前に受診しましょう。

    肌に触れる部分を樹脂製に交換する!

    樹脂製フック

    直接肌に触れる部分を樹脂製に変えることでお気に入りのピアスも装着可能です。

    アレルギー予防スキンプロテクター ウィスピア

    金属ピアスポストに被せて使います。

    先日アクセサリーショップに行き店員さんに「金属アレルギーなんですが…」と声をかけてみました。店内の商品はほとんどメッキ加工されてるので樹脂以外の商品はおそらくアレルギーが出てしまうだろうと言われ、おすすめされたのがこの2つの商品でした。メッキ加工されたピアスでもフックを変えることで装着できるようになるとは!そのお店買ったものであればその場で交換もしてくれると言っていただきました。ご丁寧に色々教えてもらえてとても嬉しかったです!今までアレルギーが出てつけていなかったピアスもこれがあればまたつけることができると思い、この2つの商品を買って帰りました。私にとってこのアイテムが一番の対策だと思いました。とてもおすすめです!

    金属アレルギーでも対策次第でアクセサリーをつけることができる!

    私自身これまで金属アレルギーの知識は全くなく何の対策もせず今に至っていました。経験上18Kのピアスなら大丈夫だと思っていたくらいでしたが、今回いろんな対策を見つけました。諦めていたネックレスやピアスも素材次第で身に着けることができそうです!過去に買ったアクセサリーも無駄にせずこれからはしっかり対策をすることで着用できることがわかりました。これから私なりの対策でいろいろ試していきたいと思います。この対策を見て少しでも金属アレルギーの悩みが減るとうれしいです。

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