2017/06/11
yukodola
これが独身最後のセレモニー、結納。両家が顔を揃える大切な、特別な日。嫁ぎ先へのお披露目第1歩です。服装は?靴は?ヘアは?ネイルは?悩みますよね。でも、これを見ればもうお悩み解消。結納の席のOkな服装、Outな服装を分かりやすく紹介します。
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結納とは、婚約が成立したしるしとして両家が取り交わす儀式です。
皇族が行う「納菜(のうさい)の儀」が一般に広まったものとされています。
結納のタイプは大きく分けて3タイプあり、そのパターによって服装は決めましょう
振袖は未婚女性の第一礼装で、これ以上ふさわしい服装はありません。
結婚後は基本的には着ることができなくなりますから、独身最後の記念に結納の席で着たいという人が多いんです。
成人式以来、袖を通していないという方も多いと思いますが、結納の席での服装としては成人式ほど自由なものは選べません。
成人式の場合、イベント性が高いので自由ですが、結納はセレモニーですので古典柄で落ち着いたコーディネイトが望ましいですね。
結納のような正式な儀式の場合、写真のような柄物の半襟は避けましょう。
白か淡いピンク色の刺繍半襟であればOKです。
赤はおめでたい色という印象が高いので、艶やかであっても問題のない服装です。
写真の振袖には問題点は何もありませんが、結納の席では髪飾りは控えめにしましょう。
柄だけ見るとモダンで大胆なように思えますが、地色も柄も落ち着いていて全体的に古風に見えます。
髪型もいいですし結納の服装としては問題ありませんが、ただ、やはり半襟だけは白に替えましょう。
正式な結納の服装としては髪型も着物も論外ですね。
あまりにもおふざけが過ぎていて、相手を軽んじていることになります。
白地に可愛い梅鉢柄の振袖ですが、結納の服装としてはアウトですね。
レトロモダンで古風そうに見えますが、やはり遊びが強すぎます。
帯も派手で、このような振袖は成人式におススメです。
淡い色合いのとっても可愛い振袖です。
初々しさは伝わってきますが、これも柄がアウトです。
漫画本から抜け出したような柄ではなく、おめでたい柄の古典柄が格式高く結納の服装としてはふさわしいです。
服装が洋服でOKな結納は略式タイプになります。
とはいえ、結納に違いはありません。
おしゃれ感をおさえ、清潔感があって上品でエレガントな服装を選びましょう。
シックで品も良く、エレガントさとチャーミングさをそなえた結納にふさわしい服装です。
パールのネックレスなど付ければとてもいいですね。
ただし、写真のようなファーはNGです。
明るい色合いで清潔感もあり結納の席では好感度が上がる服装です。
バッグのピンクはいただけませんが、軽いフォーマルなバッグならOKです。
パーティーではないので、いくらエレガントでもこのような服装は避けましょう。
結納という儀式にふさわしい格式を備えなければいけません。
寒い冬でもニットはいけません。
ニットはカジュアルすぎて結納の席には不釣り合いの服装です。
いくらエレガントでもさけましょう。
いくらシックでドレッシーでも結納の席の服装にノースリーブは控えなければなりません。
正装でも略式でも長袖か半袖にしましょう。
ニースリーブの場合はジャケットを着ればOKです。
どんな服装も、髪はまとめるかアップにした方が清潔感があり好感が持たれます。
肩よりも長い髪は、おじぎをしたときなどに顔にかかってしまうので見ている方はあまり良い印象を持ちません。まとめておいた方が良いでしょう。
アップにしない場合でも、サイドの髪は後ろで束ね、前に落ちない工夫をしましょう。
ふんわりヘアの場合、可愛いのですが頬の周りにあまり髪の毛があると清潔感がそがれます。
服装に見合った清楚で上品なヘアスタイルで好感度を高めましょう。
普段ならとっても可愛いヘアスタイルで、相手の両親も可愛いと思ってくれるでしょうが、結納の席にはナチュラルすぎて不釣り合いです。
髪のハネはおさえましょう。
結納の席に合わせた服装には、やはりフォーマルなパールのネックレスですね。
あまり大玉すぎるとおしゃれ感が強くなるので写真くらいがベストですね。
フォーマルなパールでも、ゴージャスすぎるものは結納の服装にはふさわしくありません。
一連、もしくは2連までのネックレスにしましょう。
いくら似合ってもこのようなネックレスでは服装の上品さを欠くことになります。
フォーマルの席にはイヤリングやピアスもパールがベストです。
しかし略式の結納なら小さく揺れるイヤリングやピアスでもOKです。
ただし、あまり長いものはさけましょう。
結納の席に、大振りすぎたり派手なものは上品さに欠け、印象が悪くなります。
フォーマルらしいものを選び好印象に。
結納にふさわしいヒールは、淡い色合いや白、黒などのシックでクラシックなものにしましょう。
ただし、靴底が赤など奇抜なおしゃれ感のあるものはふさわしくありません。
おしゃれは足元からといいますが、フォーマルや準フォーマルな服装にはそれに見合う靴でなければ品格を下げてしまいます。
いくらシックなヒールでもサンダルはNGです。
結納のような準フォーマルな席には踵とつま先が空いているものはフォーマルになりません。
それと生足もNGです。フォーマルの席には肌色のストッキングをはきましょう。
できれば透明かクリアな淡いピンク色が好ましいですね。
服装がフォーマルなので指先も清潔感のあるネイルが好まれます。
ホロやストーンは控えた方がいいですが、付けているのがバレナイ程度ならいいでしょう。
とても可愛らしいネイルですが、残念ながらNGです。
フォーマルな服装なのですから遊び心のあるタイプはいけません。
色はOKでも爪が長すぎるのも印象が悪くなります。
結納には、大きく分けて格式が高い正式タイプ、準略式タイプ、略式タイプの3タイプあります。
それによって服装も変わってきますので、両家でどのタイプの結納にするか、どんな服装にするかを相談したうえで決めましょう。
結納の日、主役は新郎新婦ではなく、両家だということを忘れないでください。
冒頭にも申しましたが、これは両家の儀式です。
あくまでも控えめに、清楚に上品に好感度が上がるような服装を心がけてください。
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