実は種類が超豊富。胸元を飾りたいネックレスが見つかりますように
2016/08/25
えどのゆうき
全部が飾りなのがネックレス、飾りが1つなのがペンダント、の2種類で憶えていたかもしれません。実は、首周りの装飾は総てネックレスなんです。種類もたくさん!その由来を知ると、TPOも判ってきます。ネックレスの種類をご紹介していきましょう。
マリーアントワネットのネックレス
真珠と、ダイヤ・ルビーで飾った、豪華なネックレスです。東洋っぽい雰囲気もあって、美しいですね。ちなみに、「首飾り事件」のネックレスではありません。
原始時代から広く東西にみられ,宗教,呪術的な一種の護符,身分や権力の象徴,装飾などとして用いられた。材料は貝殻,動物の角,骨,歯,宝石,真珠,細工を施した木,金属,石などで,ことに現代は好みや流行により形状やデザインも多様。
出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
始まりは、獲物の一部を身に着けて、食べ物に困らないように、強さにあやかれるように…のお守りですね。貝殻は、種類は違えど古くから世界中でお金として使われているので、富の象徴のようです。
ドッグカラー
30~32cm、チョーカーよりも短く、首周りをぴったりおおう種類のネックレスです。幅が広く、豪華なアクセントになります。
チョーカー
35~43cmで、首または首の根元のラインの長さで、首を細く見せる効果があります。リボンや革など、素材の種類も豊富です。
プリンセス
45~50cm程、首元にゆったりめの定番サイズです。初めてネックレスを選ぶなら、パールのこの種類がいいですね。
マチネー
56~58cm程。胸にそってゆったりと下げる種類です。マチネーは演劇などの昼の部のことで、少し改まった装いという感じでしょうか。
オペラ
75~90cm、少し長めで、みぞおち辺りまでになります。オペラは夜の公演なので、ドレスアップした装いにあわせて、ネックレスも華やかになります。
ロープ、ロングロープ
マチネーの2倍(112~117cm)の長さをロープ、オペラの2倍(152~178cm)をロングロープといいます。2つの種類をまとめて、ロングネックレスと呼ぶことも多いようです。
下がる部分を結んだりコサージュなどで留めたり、何連かに巻いたりして使います。
ラリアット
普通の輪になったネックレスとは違う種類の、ひも状のデザインになります。先端を、結ぶ・とめる・クロスするなどして、アレンジできます。
ソトワール
幅が広く、オペラネックレスより長めで、XやY字型になります。元々はタッセル(房状の飾り)が付いていました。
メダルや勲章を首に掛けるているのも、このソトワールの種類の一つです。
リビエール
同じような大きさ(またはグラデーション)と形の宝石を、1列に並べた種類のネックレスです。クラシカルな印象ですし、石が大きければより豪華になりますね。
ビブ
「よだれかけ」の意味どおり、前側が大きい種類のネックレスです。部分的なので、ボリュームがあっても収まりが良いようです。
ペンダント
輪の部分はチェーンなどでシンプルにし、飾り(ペンダントトップ)を重視した種類のネックレスです。他のネックレスに比べると、控えめになりますね。
ペンダントトップのモチーフには、色々な種類がありまりますが、それぞれにこめられた意味があるんです。いくつかをご紹介しましょう。
ロケット
元々は、彫刻した聖像を身に着けるための容器だったそうです。中世には、薬や大切な物を入れて、ネックレスとして飾るのが流行し、種類も多くなりました。写真が登場してからは写真を入れるのが定番になっています。
ハート・リボン
リボンは結ぶことから、人との結びつきや絆を意味していますし、ハートは愛情や幸福の印です。
もちろん2種類のどちらかでも充分ですが、組み合わせれば、恋愛に、家族に、最強のモチーフですね。
馬蹄・クロス
馬蹄は、ヨーロッパで人気の種類です。くぼみに幸福を貯めこみ、下向きに開いたものは貯めた幸福を逃さないといわれます。クロスは、生命力や守護されることのシンボルになっています。
四葉・てんとう虫
四葉のクローバーも、てんとう虫も、どちらも幸運を意味しています。2種類の組み合わせ方も色々ありますが、フォルムも可愛いので、普段使いやプレゼントにぴったりですね。
天使・鍵
天使は思いを伝えてくれ、鍵は幸運の扉を開くといわれます。また、鍵と鍵穴の2種類を二人で持つとより愛情が強まると言われるので、ペアで持ちたいアイテムですね。
王冠・翼
王冠はすべての幸福、翼(羽)は飛躍の象徴です。このネックレスは翼がハートの形をしているので、恋愛・愛情面で最強のお守りになりそうです。
重ね付け ~パール
パール1種類だけの重ねづけは、カジュアルコーデでもエレガントに仕上げてくれます。ネックレスの珠の大きさを変えて、変化をつけましょう。
重ね付け
重ね付けはなるべく同系色でまとめ、長さの違うネックレスにすると、失敗がありません。同じ種類ならボリュームも変えれば、より上級コーデになりますね。
連にする・結ぶ
ロープ・ロングロープなどのロングネックレスを巻いたり結んだりして、イメージを変えることもできます。立ち姿ではロングが縦ラインを強調してくれますし、座る席では首元を華やかに飾りたいですね。
ショートナー
ネックレスを2つ折りにして2連に、といったアレンジをするパーツです。ブローチのように飾れる種類もあります。
クラスプ
ラリアットタイプのネックレスで端がクラスプ(繋げるためのパーツ)になっているものがあります。画像のものは、飾りをおおうタイプのパックマンクラスプですが、他にクリップタイプやマグネットタイプなどの種類があります。
ネックレスは、顔をひきたてたり、襟元やあいた胸とのバランスをとる役割を果たしながら、衣服の歴史に合わせて変わってきました。他のアクセサリーと同様に、変化はしてもファッションに不可欠な存在になっています。
ネックレスの色々な種類をご紹介してきました。気になるものはありましたか? フォーマルな席はマナーに則するとして、カジュアルウェアに、ドレスアップした時に、新しい種類のネックレスやアレンジに挑戦してみて下さい!
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