たくさんあるネックレスのチェーンの種類、いくつ知っていますか？

さまざまな種類があるネックレスのチェーンですが、
国際的に明確な決まりはなく、国や地域によって違ってきます。
基本的な構造やデザインによって、ある程度決まった呼び名があります。

あずきチェーン

小さな輪が連ねた、Cカンをつなげたような形のチェーンです。
輪の向きが交互になり、流行にとらわれず長年の愛されるネックレスチェーンのデザインです。

喜平チェーン

あずきチェーンを90度ひねって、押しつぶして平らにした輪をつないだチェーンです。
喜平はひねった輪を揃えてつなぐため、向きが同じになります。

ダブル（あずき応用）

あずきチェーンのCカン形の輪を2重につないだ方法です。
喜平タイプのチェーンにもダブルにつないだものがあります。

トリプル

あずきチェーンのCカン形の輪を3重につないだネックレスチェーンです。
「トリプレットチェーン」と呼ばれることもあります。

フィガロチェーン（あずき応用）

あずきチェーンの大きなパーツと小さな丸いパーツを連ねたネックレスチェーンです。
綺麗なシルエットや程よい重厚感が、心地の良い存在感を持っています。

フィガロチェーン（喜平応用）

喜平チェーンのフィガロタイプのネックレスチェーンで、6面カットを施したタイプのものです。
フィガロチェーンは一般的には喜平チェーンをつないだものが多く、バリエーションも豊富です。

ボールチェーン

中が空洞のボール状の金属パーツを細い経線に通して連ねたチェーンです。
好きな長さに切って使うことができ、、ネックレスをコーディネートしやすいのが特徴です。

甲丸チェーン

ネックレスの輪の表面が丸くカーブしている形で、輪の幅が広く、楕円ではなく真ん丸なものをいう場合が多いです。

ストロベリー タイプチェーン

ストロベリー タイプのネックレスチェーンは片方が山形になっているデザインが特徴です。
ローラーで引いたような、ちょっと変わった雰囲気のあるチェーンです。

ベネチアンチェーン

スクエア形状のパーツを編み込んで作られたしなやかなチェーンです。
パーツが平らで光を反射する部分が大きく、より輝いて見えます。

スクリューチェーン

螺旋状にひねったデザインのネックレスチェーンです。
スクリューチェーンは別名でローリングチェーンやツイスト・チェーンともいわれます。

フレンチロープチェーン

トリプルをロープのようにデザインしたネックレスチェーンで、
大き目のペンダントトップを下げる時によく使用されます。

フォックステールチェーン

狐の尻尾のようにデザインされており、細やかにつなぎ合わせたコマが綺麗なネックレスチェーンです。
高級感、重厚感があり、チェーンだけでも存在感があります。

スネークチェーン

蛇の皮の模様のようなチェーンです。
蛇のようなしなやかな動きをする織り方になっており、さまざまな模様があります。

ヘリングボーンチェーン

2重に編んだものを圧縮したしなやかさがあるチェーンです。
精巧な編み目が生み出すゴージャスなイメージが人気です。

スエッジチェーン

喜平タイプをギュっと押し固めて、刃のようなシャープな輝きと独特の質感を出したで、
喜平タイプのスエッジチェーンは同じ方向に並びます。
スエッジチェーンには喜平タイプの他にもさまざまなタイプがあります。

ビサンチンチェーン

2本ずつ3組のリングを1チームの丸カンを使って、特定の形状に編み上げてつないだネックレスチェーンです。

マリタイムチェーン

船の錨を繋ぐのに使われる、チェーンの形としてはよく見かける形ですが、
ネックレスチェーンとしては、とてもレアなチェーンです。

ペンダントトップを通すものとしてだけではなく、チェーンだけでも印象的なものがたくさんあります。
チェーンにこだわることで、襟元のおしゃれもグッとランクアップします。