寝巻きに良い浴衣!どんな浴衣の寝巻きを選ぶ?寝巻き浴衣の着方は?
2015/11/25
Yuucham
2016/01/22 更新
夏のお祭りには毎年浴衣を楽しむ人も多いのではないでしょうか?でも、浴衣をそのまま着るだけではもったいない!半襟でさらに可愛く、お洒落に浴衣を楽しんでみませんか?浴衣の着方から半襟のデザインまで、ご紹介します!いつもの浴衣もまだ楽しめますよ!
半襟とは、和服用の下着である襦袢に付けて使用する替え襟のことです。
顔に近い位置で使用することから、オシャレを楽しむ人にとって着こなしのポイントとなっています。
普段着として使用することが少なくなった和装ですが、夏のお祭りやイベントに「浴衣」を使用するという人は多いのではないでしょうか?
夏には着用する機会の多い浴衣。その浴衣を、半襟でオトナの着こなしにしてみませんか?
今年は半襟をつけて、気になる彼をいつもよりドキドキさせてみたいですね。
浴衣が着たくなったら半襟の付け方、襟はどんなものがあるのか気になりますよね。
そんな疑問にお答えします!あなたにぴったりの半襟を見つけてくださいね。
こちらは浴衣の下に着用する襦袢です。襟のところだけ、布が多く付けてありますよね?
その部分が半襟になります。
半襟で襦袢が汚れるのを防いでくれるのが目的だったのですね。
半襟の付け方の動画です。とても丁寧に説明されているので分かりやすいですよ。半襟が縫える女性、かっこいいですね。
半襟を縫い付けるのはちょっと面倒かな?という人も多いかと思います。
安心してください。今は半襟と襦袢が一体型となっているものが多いです。
中でも、快適に和服を着れるように工夫された襦袢が人気です。
大うそつきスリップ
びっくりするような名前ですが、1枚でしっかり襦袢を着ているように見えることから、このような名前になったそうです。スリップと半襟が一体となり、夏でも着やすい素材で出来ています。
うそつき半襟
こちらは簡略化された半襟です。
画像のように襦袢の上に半襟だけ付けるので、簡単に半襟を変えることができます。
半襟とは、襟の長さより半分の長さの布であることからそう呼ばれるようになりました。
半襟で夏の浴衣のオシャレをもっと楽しめそうですね。
半襟をさらに楽しむために、浴衣の着方も知っておきたいですよね。
そこで、基本の浴衣の着方をご紹介します。
①
ヘアメイクを先に済ませ、襦袢の上に浴衣を羽織ります。背中の縫い目が丁度背中の真ん中にくるように通します。
そして襟先をくるぶしの高さで揃えます。襟は左手が上にくるようにします。
②
襟先をそろえたら、腰ひも(細い紐)をしっかり結びます。下半身がきれいになるように浴衣を固定しましょう。
腰ひもを結んだら、上半身は、おはしょりを整えて綺麗にします。
③
コーリングベルトを使って、浴衣の襟の乱れを防ぎます。コーリングベルトを付けたら、後ろの襟の形も整えます。こぶし一個分の余裕が理想です。
コーリングベルトは省略しても大丈夫です。
④
伊達締めを巻きます。ここはタオルでも代用がききます。
伊達締めの上に帯を結んで完成です。最近では、浴衣とセットで帯が結んである状態のものがあるので、それを付けても可愛いです。
浴衣の着方の動画です。初めて一人で浴衣を着る人に見て欲しい、分かりやすい動画です。この動画で着方をマスターしてみてくださいね。
半襟と浴衣のデザインの合わせ方の例をご紹介します。浴衣と半襟を合わせるとこんなにキレイに着こなせるんです!
オリーブ色が基調の落ち着いた着こなし。半襟でホワイトを入れてさらに清潔感を足して。奥ゆかしいオトナを表現。
菊の柄が印象的なブルーの浴衣。襟の部分のストライプが全体をすっきりさせてくれています。半襟は色違いのストライプで陰影を。
ネイビーの浴衣に赤の帯で若い人に着やすい着こなし。半襟のホワイトが初々しさを感じさせます。浴衣に合わせた柄の半襟を選んで。
白地のシンプルなデザインの浴衣に模様のある半襟を合わせて。黄金色の半襟と帯でシンプルな浴衣に差し色を。
花柄の布地にレースを重ねた半襟で幼さを残す着こなしを。ネイビーの浴衣がレトロな雰囲気を出してくれています。
モノクロストライプの浴衣に薔薇の半襟。モダンな浴衣に大人の色気を感じさせます。大きな薔薇の柄の帯で全体をまとめて。
深いグリーンの色の浴衣に赤の帯が印象的。半襟にホワイトを入れて清純さをプラスして。大人の浴衣の着こなしです。
白地に赤の模様で活発さを感じる浴衣です。半襟にもストライプの赤を使用することで、赤の印象をさらに強くしています。
こんなに可愛い金魚の柄の半襟もあります。シンプルな浴衣に差し色として合わせてみては?
金魚が表情豊かに見せてくれます。
浴衣に半襟を付けるだけで、上級者の着こなしになりました。半襟と浴衣を合わせてオトナの女性になりたいですね。
半襟についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
浴衣だけで着るよりも、キレイに着こなせてお洒落を楽しめるものでした。半襟はたくさんの種類があるので、好みの半襟と浴衣で夏の縁日を素敵な思い出にしてくださいね。
着ているだけで背筋がしゃんとする、和装をもっと楽しんでみたいですね。
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