いつのまにかできてる!タイツの毛玉を取る方法と予防方法まとめ
2017/04/18
青山25
お気に入りのセーターに付いてしまった毛玉。どうして毛玉ができてしまうのでしょう?そして、どうしたらセーターの毛玉を取り去ることができるのでしょう?さまざまな毛玉取りの方法があるようですが、果たしてその方法は正しいのでしょうか?
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気がついたらセーターにできてしまっている忌々しい毛玉・・・。どうして毛玉なんてものができてしまうんでしょうねぇ。毛玉ができてしまった途端に、せっかくのお気に入りのセーターがなんだか貧乏臭くなっちゃって、一気にテンションが下がってしまいます。
1、着用による摩擦・洗濯による摩擦
2、繊維の先端に毛羽が発生
3、毛羽が集まり束を作り絡み合う
↓
毛玉完成
セーターの生地が、強度の弱い素材であれば、自然と毛玉がポロッと取れてしまいますが、素材によってはそのまま毛玉としてとどまります。
<毛玉ができやすい素材>
・アクリル
・ポリエステル
・アクリル+コットン
・ポリエステル+ウール
これらの強度のある合成繊維は、毛羽が絡み合って毛玉になった後、強度がある分そのまま脱落することなくセーターの上にとどまります。そのため毛玉ができやすいといえます。
<毛玉ができにくい素材>
・ウール
・カシミヤ
・アンゴラ
これらの動物繊維による製品は、毛玉ができたとしても、自然にポロッと落ちるため、結果的に毛玉ができにくいといえます。
毛玉ができやすい場所=摩擦が生じる場所
ということになります。
ですので、普通に歩いているだけで摩擦が生じる脇の下から腕の内側は、どうしても毛玉ができやすくなりますね。
セーターに毛玉ができるのは、摩擦が原因だということがわかりましたよね。
そうすると、セーターとコーディネートするものは、摩擦の起きにくい素材にする必要があります。
では、どのようなコーディネートなら毛玉ができにくいのでしょうか?
1にお手入れ、2にお手入れ、3・4がなくて5にお手入れ!
セーター着用後は、すぐに洋服ブラシでお手入れしましょう。
これで、その日の汚れはだいたい落ちますし、毛羽の絡みを整えることもできますね。
セーターの日々のお手入れは、着用後のブラッシングで充分ですが、やっぱりどうしても洗濯したいというときは、毛玉ができないように、正しい方法で洗濯しましょう。
セーターを洗濯をするのであれば、毛玉ができないように、ネットを使用したり、柔軟剤を使うなどし、やさしく洗いましょう。
柔軟剤は、セーターの毛羽立ちをおさえて、摩擦をへらしてくれますので、お洗濯の際には必ず使うようにしましょう。
ちゃんとセーターのお手入れしていても、毛玉はできるときはできてしまいます。
正しい毛玉の取り方としては、手でブチっとむしり取ることは厳禁です!
必ず、慎重に毛玉取り器を使用するか、ハサミで慎重かつ丁寧にカットするようにしてください。
なぜ毛玉をちぎってはいけないかというと、このように、生地から繊維が引き出されてしまって、その部分が薄くなってしまうんです。
つまり、生地が傷んでしまうんですよね。
では、できてしまったセーターの毛玉は、どうしたらキレイに取れるでしょうか?
セーターに毛玉をみつけたら、すぐにハサミで切ってください。それがベストな毛玉対処方法です。
たくさんできてしまうとハサミで一つ一つ切るのは大変ですから、少ないうちにハサミで切ってしまいましょう。
はさみの中でも特に優秀なのが、眉切りバサミ!
先端がとがっていて、少し上向きにカーブしているタイプのものです。
これなら生地を切らずに毛玉だけを上手にカットできます。
うっかりセーターにたくさん毛玉ができてしまったていたら、ハサミで切るのは難しいので、電動毛玉クリーナーを使いましょう。
電動の毛玉クリーナーは、セーターの風合いをそこねないようにサクっと毛玉を切ってくれます。
毛玉はちぎらず切らなければいけませんので、どうしてもセーターに毛玉ができてしまった場合には、電動毛玉クリーナーが便利ですね。
ちまたでは、いろいろな毛玉取りの方法が紹介されていますが、なかにはまちがった方法もあるようです。
確かに毛玉は簡単に取れるんだけれど、それじゃあセーターの生地が傷んじゃうよ・・・という方法も紹介されていたりするのです。
スポンジで毛玉取りって、けっこう紹介されていませんか?
たしかにこれ、気持ちいいくらいきれいに毛玉が取れます!
簡単でうれしいですよね。
ですが、、、これでは毛玉を「切る」ことはできません。
ちぎっているのと同じ状態になってしまい、セーターの生地は傷んでしまいますね。
毛玉取りブラシも、上手に使わないとセーターが傷んでしまいます。
擦るように取るのは絶対にNG です!
毛玉を引っ掛けるように、手首を使いながら上手に毛玉を取りましょう。
かみそりで毛玉を取るにはコツがいります。
切れ味がよすぎるかみそりだと、セーターの生地そのものを切ってしまうかもしれません。
切れ味が悪いかみそりだと、刃に毛玉が引っかかって、引きちぎってしまう可能性があります。
生地をピンと張って、適度な切れ味のかみそりで、やさしく髭を剃るように!
手荒く扱ったら失敗しますよ。
サランラップの刃で毛玉取りっていうのもどこかで見ましたが、これもようはかみそりの刃と同じようなもんですよね。
でも、かみそりの刃よりは切れ味悪そうだし、何と言っても扱いにくいのではないでしょうか・・・。
かみそり以上にコツが必要だと思います。
サンドペーパーだなんて、もうここまできたら正気の沙汰とは思えません(涙)
サンドペーパーで、生地を傷めずに毛玉を取ることなんて、できるわけないじゃないですか・・・。
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