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≪ 特別なカラー ・ 黒 ≫黒が浴衣に特別な魅力をプラス

喪服姿の女性が美しいと言われるように、黒は女性の魅力を引き立てる不思議な力があります。エレガントで魅惑的で気高く美しいカラー、黒。浴衣も同じです。黒の浴衣でワンランク上の女性の魅力を見せつけてやりましょう。さあ、今年は今までとは一味も二味も違ったあなたに変身!

特別なカラー

配線コードの色は、このように目に留まる色を使います。
つまりこの3色は、他の色とは違った特別な色として私たちは認識しているんです。
白は、清廉、天使。服装では、ウエディングドレスや白無垢など。
赤は、情熱、灼熱、日の丸。服装では、打掛やカクテルドレス、振袖。
黒は、闇、暗黒、悪魔。服装では、喪服、フォーマルスーツ、ブラックドレス。
中でも白と黒は、世界共通の意識を持っていると思います。

例えばこちらの浴衣。
一瞬青の浴衣に目が行きますが、気にかかるのは黒の浴衣ではないでしょうか。
それは日常生活の中でも、私たちが無意識の意識の中で黒は特別な色として認識しているからです。

黒と赤の魅惑的な印象の浴衣ですね。
ではこれが、赤と白であったならどうでしょうか。
鮮やかで見栄えはしますが、黒ほど印象には残らないでしょう。
それは黒によって、この浴衣に妖艶な魅力を感じるからではないでしょうか。

黒の要素

黒という色には、影、闇、暗い、などの閉ざされた印象があり、それが好奇心を掻き立て、他の色にはない特別な印象を与えているのだと思います。
浴衣の一部に黒を入れるだけで印象をまったく違ったものにしてしまう力があります。
赤も白も黒も、エレガント、上品、気品、色気、可愛い、この5つの要素を持っています。
しかし黒だけは、「妖艶」さを兼ね備えている色ではないでしょうか。
そんな魅力と魅惑の黒の浴衣を紹介しましょう。

黒deおしゃれ浴衣

黒地に華やかに愛らしい花が散りばめられたメテユンデの浴衣です。
好感度が高く個性的な柄が際立ちますが、実は黒がとても引き立つ浴衣で、エレガントに女性を華やぎます。

大玉の花火のような、線香花火のようなカラフルで鮮やかな柄のメテユンデの浴衣です。
黒が入ることで単純に甘いだけではない、落ち着いた可愛らしさを演出しています。

こちらもメテユンデの浴衣です。
赤がチャームポイントの浴衣ですが、実は、4色あるうち他の3色が抜けても成り立ちますが、黒が抜けてしまうと成り立たないデザインの浴衣です。

白と黒と赤の配置がすっきりとした印象のメテユンデの浴衣です。
しかしながらこれも、赤いアザミの花がなくても十分成り立ちますが、黒の格子がなくては絶対に成り立たない浴衣です。

黒de絞りの浴衣

万華鏡のような美しい雪花絞りの有松絞の浴衣です。
ブルーが際立ちますが、黒い炭をぼかした色がこの浴衣のポイントです。
それによって幅広い年齢層の方に愛される浴衣です。

黒の王道、黒だけの有松絞の浴衣です。
デザインもシックで大人の女性におススメです。
女性らしさのない柄ですが、だからこそ大人の女性にしか着こなせないんです。

私の好きな縦に切り返しのある浴衣です。
縦の鹿の子絞りのラインと、薔薇のような絞り模様がお洒落で女性らしい有松絞です。
黒い浴衣はいろんな帯と半襟で遊べるので何倍も楽しめます。

先ほどの浴衣より可愛らしさをプラスした花柄の絞り調の浴衣です。
花びらの紫が華やかで、シックな浴衣より幅広い年齢層の女性に楽しんでいただけます。
柄の主張が強くなるほど帯や半襟の範囲が限られていきます。

黒de和風な浴衣

老舗・竺仙の浴衣です。
モノトーンの地に水墨画のような芭蕉の葉が古風で、しっとりした女性によく似合います。
やわらかい渋さは黒にしかできないことですね。
有松絞りもそうですが、さすが老舗は黒が多いです。

黒地に古典柄の麻の葉柄が古風で和の女性に着てほしい竺仙の浴衣です。
一歩引いた控えめで賢く、上品な日本女性そのものです。
他の色ではなしえませんね。

黒の紅型(びんがた)が上品で落ち着いた女性を彩っています。
黒だからこそシックにモダンで控えめな印象を与えます。

黒deモダンな浴衣

黒と白の緩やかな縦のラインがしっとりとした、レトロモダンな「ニコアンティーク」セレクションの浴衣です。
派手になりすぎない色香は黒ならではですね。

小さな花柄とレース柄が浴衣全体に施された「ニコアンティーク」セレクションの浴衣です。
まるで花弁が舞っているようなエレガントな柄付けは、黒と白だからこその相乗効果の賜物です。

カッコイイ女の黒浴衣

大胆な浅野は柄の「源氏物語」の浴衣です。
大胆なデザインがカッコイイですね。
源氏物語は「出来る女」、「大人の女性」の浴衣ですね。

大きなドット柄の個性的な浴衣です。
こんな大胆な柄を落ち着かせているのは地色が黒だからです。
でなければピエロの浴衣か子供の浴衣くらいしかないでしょう。

黒い海に古典柄の千鳥と波の柄が斬新な浴衣です。
曲線と千鳥が女性の可愛らしさを演出しています。
なのに大人カッコイイのは黒がなせる業ですね。

白と黒のモノトーンの、変わり市松文様の浴衣です。
大胆な配色でありながら、シックで女性らしさを感じる浴衣です。
大胆な中にシックさを兼ね備えられるのは黒だからでしょう。

キッズも可愛いー!

子供の浴衣も黒が入るとさらに引き立ちます。
ピンクや水色などのガーリーな色でふわふわ可愛いだけの浴衣は作れますが、可愛さを損なわずにグッとひきつけるような浴衣は出来ません。
黒は、脇役でも陰の主役になり、主役ともなればさらに際立つ色だと思います。
シックで派手で、上品で魅惑的で、暗くて明るくて、エレガントでカッコイイ、そんな対局を併せ持っているからこそ人は黒に引き付けられるのです。

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