2016/12/23
花より団子
振袖の記念写真を撮るときに、うしろ向きから振り返った感じを撮ることも良くありますよね。帯締めの美しさは、振袖の美しさにもつながります。ステキな帯結びで、ハレの日の振袖姿をより一層華やかに。帯締めの基本形の三系統ごとに画像をまとめてみました。
立て矢結び
江戸時代、大奥の腰元が結んでいた立矢結び。現在では花嫁の振袖に合わせることが多く、成人式など自分が主役の時に向く結び方とされています。
斜めに矢のような形の結び方。大人っぽく個性的な印象。後ろはすっきり仕上がります。
文庫結び
江戸時代には武家の女性が結んでいたことから格調高い結び方とされています。リボンの様な形で可愛らしさの中にキリットした印象の帯の結び方です。
羽根を多くしたり、飾り紐でアレンジするとより華やかになります。
現代では袋帯がほとんど使われます。
金、銀などの箔を使った豪華で華やかな帯がよく合い、振袖の場合、変わり結びをするので帯丈は長めのものを選ぶとよいでしょう。
袋帯の並みの長さは4.20mほどですので、変わり結びにするには4.40mほどあった方が締めやすいです。
こちらはふくら雀の帯結びのアレンジバージョンですね。振袖の後ろ姿も、アレンジしだいで、個性もでて、お花のようで美しいです。
バラの帯結びだと、振袖姿も目立ちます。後ろからも前からも目立つ振袖姿になってくれそうですね。
帯の柄の出方も計算された帯結びですね。振袖姿を華やかに彩ってくれそうです。帯のひだが多いとより華やかに見えますね。
リボンの形が印象的なふくら雀の帯結びアレンジです。帯の憂さ面も有効利用しているところがすごいですね。こちらも帯の柄に気を使っているのが分かります。艶やかな振袖姿になりますね。
左から右への斜めのリボンがスタイリッシュな帯結びの立て矢結びです。振袖姿をシャープな印象にしてくれそうです。
立て矢の帯結びのアレンジ系です。リボンにひだをたくさんいれることで、クールなイメージの立て矢結びをカワイイ印象にしてくれています。振袖は後ろ姿も気が抜けませんね。
角ばったリボンと、流れるようなひだが対象的な印象を与えてくれる帯結びです。個性的な振袖姿を望むなら、立て矢結びは有効と言えそうです。
扇のようなひだが豪華な印象を与えてくれる帯結びです。白色の帯がより一層振袖に、花凛さを引き立ててくれています。
リボンの大きさも非対称な立て矢の帯結びです。振袖と帯の色合いも同色系でマッチしていて、全体的に一体感がありますね。
大きなリボンが特長の帯結びが文庫結びです。左右対称のリボンがとってもかわいらしい印象を与えてくれます。
ちょっぴり大人ぽさも感じる帯結びになった、文庫結びです。リボンの上にもリボンが乗っているような感じがステキな振袖姿になります。
リボンにひだをとって、二重に仕上げたステキなフォルムの帯結びです。左右対称に仕上がっていて、振袖をチャーミングにしてくれそうです。
垂れる部分が長いリボンの帯結びだと、ぐっと大人っぽい印象になりますね。振袖の柄によっても、リボンの大きさを変えるのが技術ですね。
コンパクトなリボンながらも、かわいらし印象の帯結びです。古典柄の着物によく合う雰囲気の帯結びに仕上がっています。
後ろをかわいく帯をむすんだら、やはり前から見てもステキな振袖姿にしたいですね。
帯揚げにお花を作って飾った素敵な振袖姿です。レースの帯揚げも使っているようですね。可愛い仕上がりになっています。
帯揚げでお花を作ったり、帯締めで変わった結び方をしたりと、こだわりが感じられます。帯締め、帯揚げ以外にも、伊達襟や半襟もこだわっていて、おしゃれな振袖姿です。
帯揚げで作った丸いフォルムのお花がとってもキュートです。ビーズをあしらった帯揚げも取ってもゴージャスで、振袖を彩ってくれています。
帯締めでリボンを作っても女性らしくてとってもかわいらしいですね。強調するでもない、さりげなさがとってもおしゃれです。
帯締めで作ったハートの形がとってもカワイイです。帯だけでなく、帯揚げや帯締めでいろんな結び方もできるのですね。
振袖の帯のアレンジは、三系統が主流ですが、着付け師さんや美容師さんのアイデア次第で、変わり結びはたくさんあります。基本の三系統を覚えておけば、着付けをしてもらう人に伝えて自分のイメージに近い結び方をしてもらえそうですね。
また、小物でも遊びができるので自分好みの着こなしで振袖を楽しんでください!
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