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【 画像盛りだくさん 】結婚式の着物選びのポイントをご紹介!!

厳かに雅と気品たたずむ着物。結婚式に着物を着る人が急増しています。では、どんな着物が良いのでしょう。ありきたりではつまらない、でも結婚式にふさわしい着物ってどんな着物だろう。そんな方々のために、おしゃれで見栄えのする着物の数々をピックアップ!そのコツとは?

結婚式と着物

「いつか自分が結婚する時は、洋装と和装、両方着たい!」
「色無垢は絶対に外せない!」
「一生に一度の結婚式なんだから、衣装で贅沢してもいいじゃない!」

こんな意見が聞かれます。
一昔前はチャペルでドレスだけで済ませていた時代もありましたが、今では和装を着たいという方が増えています。
美しい着物は日本の民族衣装。
そうです!世界に誇れる日本の着物、日本人が着物を着なくて誰が着る!!

・ プロから見た着物の選び方

という訳で、ここからはプロから見た結婚式におススメ着物と、NG着物をお送りします。

長年、カメラマンをしていて多膨大な数の着物を撮影してきました。
レンズ越しに見る着物たちにはあるポイントがありました。
素敵なのに見栄えのしない着物、一見普通そうなのに見栄えのする着物。
そこで見栄えのする着物やおしゃれな着物をご用意しましたのでご覧ください。

見るべきポイント

豪華だからと言って見栄えがするわけではありません。
時には、「これが?」というような着物が物凄く見栄えがして存在感を発揮します。
柄だけを見ずに、全体のバランスと着付けた時の色のコントラストを見ましょう。
どんなに見栄えがする着物も、帯、半襟などの小物、掛下などで様変わりしてしまいます。

・ 結婚式には着物! ≪ 白無垢 ≫

神田うのプロデュース

純白の白無垢にほのかな水色の差し色がいっそう清楚に見せます。
いろんなタイプがありますが、一番美しい白無垢の形で、上品で厳かで、結婚式にはおススメのです。

オフホワイト表地と、淡い薄桃色の裏地が女性らしい、初々しいガーリーフェミニンな白無垢です。
優しい雰囲気を醸し出す、花嫁らしい着物です。
結婚披露宴では、会場から感嘆のため息が聞こえそうです。

神田うのプロデュース

白無垢は、白地に上品な白の刺繍を贅沢に施した気品と格調のある着物です。
ですが、遠目には真っ白なだけに見えてしまうものが多いことは確かです。
そんな方はこんなフェミニンな白無垢はいかがでしょう。

神田うのプロデュース

ちょっぴりドレス感覚のレースの打掛です。
淡いピンクの掛下に、ピンクの花が施された可憐な白いレースの打掛です。
襟元と帯締め・帯揚げ、筥迫などの小物をピンクで華やかにしたらガーリーさが増して見栄えもさらにアップ。
結婚式は女性が主役ですので憧れるような着物で自分が楽しまなきゃ!

神田うのプロデュース

真っ白はちょっと寂しいという方や、色打掛を着ない方にはピンクが引き立つレースの打掛はいかがでしょう。
結婚式場にも披露宴会場にも花を運んでくるようです。

(ボソッと一言)
うのさん黒過ぎ・・・。

・ 結婚式には着物! ≪ 色打掛 ≫

赤地に豪華な刺繍の王道たる打掛です。
柄の一つ一つがしっかりと引き立ち、柄、色合いともにバランスがとても良い打掛です。

古典柄の豪華な打掛は、格調が高く、人の目に上質感と高級感をあたえます
特に赤と黒は着物にとって特別な色で、他の色に比べて高級感を感じられます。

青空のように抜けるような青が際立つ打掛です。
そこにピンクの花がチャーミングさと可憐さを演出して春風のような心地よさを感じます。
意外とこの青をベースにしている着物には少なく、全体の柄のバランスもとてもいいですね。

メルヘンチックなガーリーピンクに古典柄の色打掛です。
全体的に柔らかい色で柄があまり目立たないように見えますが、大きな柄の場合はそれが返って優しい空気を醸し出しています。
結婚式には花嫁らしい初々しさが感じられ、好感度の高い打掛です。

新芽の緑と花の香りが漂いそうな春の打掛ですね。
柔らかいピンクとイエロー、淡いミントグリーンの優しいコントラストが目を引きます。
甘さをおさえたガーリーな柄合いも、可憐で華やかでとても良い柄です
結婚式会場に春の暖かい風を運んできそうですね。

神田うのプロデュース

満開の桜の花で埋め尽くされた可憐な打掛です。
紫、ピンク、水色のグラデーションがとても美しいです。
他にはない打掛はさすがうのさんです。
結婚式には写真映え、見栄えのする着物です。

・ 結婚式には着物! ≪ 引き振袖 ≫

めでたい日本の赤に、おめでたい松竹梅の吉祥文様の艶やかな引き振袖です。
黒やグリーンの帯に変えたらレトロ感のあるしゃれた雰囲気になります。
王道の着物はやはり見ごたえがあります。
結婚式でも見栄えがします。

全身、色とりどりの花に包まれた引き振袖と、オフホワイトに可憐な花の引き振袖です。
どちらも優しのにしっかりと個性を出しています。
どちらかというと白の方が見栄えがします。
どちらも結婚式にはおススメです。

神田うのプロデュース

ガーリーだけど甘すぎず、上品な引き振袖です。
こんな素敵な着物なら、和装を着たいって人が増えるのも当然ですね。
王道にはできない華やかさを醸し出しています。

色違いのブルーもあります。
水色の地にピンクのバラが鮮やかに引き立ち、とってもガーリーですね。
どちらもとっても素敵で結婚式におススメですが、私はピンクを選びます。
ピンクの方が品があって、バラの花が目立つのではなく、上品に映えて見えます。

先ほどのような華やかさはありませんが、しっとりとして、やわらかい上質な上品さと古典ならではの気品が目に留まります。
帯と地色と柄の配分がとても良く、結婚式の記念写真では優しい個性が引き立ちます。

神田うのプロデュース

レトロモダン風な大きな柄合いと、赤をベースとした色合いが個性的で目に留まる引き振袖です。
アクセントのある柄と裏の赤が結婚式の記念写真ではグッと引き立ちます。

打掛も引き振袖も、大衣桁にかけてある時と実際に着た時では全く違います。
豪華だったり個性的だったりしても着た時にそれが全く引き立たない着物がいくらでもあります。
そして、小物に至るまで総てコーデして初めて着物の本当の姿が見えます。
着物だけ決めて、後は人任せ、なんてことがないようにすることが大事です。

・ 結婚式には着物! ≪ 振袖 ≫

推奨! 古典柄振袖

親族でも友人でも、結婚式に安心して着れる古典柄の着物です。
絞り柄は独特の風合いで目に留まります。
色の配分も良いですね。

抜けるような青と大きな古典柄がインパクトがあって目に留まります。
色合いもお互いを引き立てあって、結婚式にはおススメです。

紫に古典柄の上品でエレガントな着物です。
紫は着物では最上位の色で、日本人の感覚として、赤と黒の次に目に留まる色です。

大胆な色合いのアンティーク柄が個性的で目を引きます。
赤、黒、若竹色の組み合わせの着物は、見栄え、写真映え共にします。

古典柄の振袖は、親族も友人も安心して着れる着物です。
その中でも色のコントラスト、色と柄の配分、主張しすぎない個性的な柄合いなど、半歩引いた着物がおススメです。
赤、黒、紫、若竹色は、おススメの色です。

推奨! レトロモダン振袖

着物の王道カラーの一つ、黒地にレトロモダンの柄が引き立つ着物です。
見栄え、写真映えがするので結婚式におススメです。

白地にとりどりの花をまとった個性的なレトロモダンな着物です。
親族にはおススメしませんが、友達の結婚式におススメの一枚です。

キュートで可愛いく、レトロモダンでは好感度の高い着物です。
大振りの梅鉢柄が見栄え、写真映えします。
友達の結婚式といえど、多少は目立ちたい方におススメです。

単調な色合いの着物ですが、この全体の色合いこそが目を引く着物です。
上品な柄合いにガーリーな水色が良いですね。
友達の結婚式におススメです。

レトロモダンの振袖は、友達におススメの着物です。
個性的な柄合いはおしゃれで見栄えがする着物で会場が華やかになります。
行き過ぎた柄合いは不快感を与えます。
ちょっと控えめな柄合いの方が好感度も高く、着ている人の好感度も高くなります。

推奨! ガーリー振袖

キュートで可愛い振袖です。
10代の親族、友人におススメの着物です。
やわ夜会色合いなので好感度も高く、会場を華やかにします。
ピンクに若竹色を混ぜた水色のコントラストが甘さを押さえてチャーミングな印象を与えます。
控えめがゆえの注目と、着映えのする着物です。

エメラルドグリーンに水色、紫の花々がクールで好感度の高い着物です。
黄色の差し色が利いて、これまでの着物にはない爽やかな印象を与えます。

キモノハーツ

メルヘンチックな柄合いと色合いがとても生える着物です。
おしゃれをしたい友達の結婚式におススメです。
裾の黒が物語の世界を引き締めていますね。

友人の結婚式だって可愛いおしゃれがしたい、そんな人におススメです。
親族ではないので多少の遊び心があっても大丈夫。
しかし、あなたの着物次第で友人の印象、自分の印象をさげてしまいます。
自分のためにも、気に入ったおしゃれなら着物だからと安易に着てはいけません。

NGコーデ

結婚式に喪服を思わせるような着物はタブーです。
自分の心証を下げるばかりか、両家に失礼になります。
友人のことを思いやった着物選びをしましょう。

レトロモダンの素敵な着物ですが、結婚式にこんな着つけは非常識です。
自分の品格を下げるばかりか、列席されている方々に友達の心証まで下げてしまいます。
フォーマルの場には節度を持った着付けをしましょう。

論外の着付けです。
仮装や仲間内のパーティーではありません。
結婚式は厳粛なセレモニーです。
失礼な着方やブーツを履くなど常識を欠いた装いです。

全く持って無礼千万。
いくらカッコイイからと言って花魁のような着付けは礼節をかいています。
成人式にこのような女性を見かけましたが、大人の女性が式典に不敬な着付けをするとは嘆かわしいことです。
自分の品格を貶めるだけですので、結婚式には礼節を重んじた着付けをしてください。
男性にも決して受けはよくありません。

友人の結婚式は、両家と会社関係など、社会的にも関わりのある場です。
常識ある大人の女性がするべき恰好ではありません。
常識を踏まえ、友人のためにも自分のためにも礼を尽くしは装いを心がけましょう。

・ 着物の見方

blog.goo.ne.jp/felicita-kinuya/e

とっても素敵な引き着物で、1度は推奨商品に選んだものの、よくよく考えると成人式の振袖のようで結婚式のおススメから外しました。
成人式の振袖とかぶらないものを選んだ方が良いのではと考えた次第です。

斬新なデザインのおしゃれな着物です。
しかしながら、色が乏しいので平坦な感じなってしまい、写真では引き立たない着物です。
もう少し差し色があるといっそう見栄えが増して写真写りも良くなるのですが・・・。

結婚式は、幸せの象徴で、とても大切なセレモニーです。
服装一つで自分のイメージも、結婚する友人のイメージも下げてしまいます。
大切な友人なら、思いやりのある着物、着付けをしましょう。

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