着こなしの決め手は靴にあり！家庭でできる革靴のお手入れ磨き方
2015/11/24
booseki
2016/04/22 更新
- レザー(169)
お気に入りの革靴が・・・ひび割れトラブルにならないために
革靴は大人の女性の憧れ。革靴は丈夫なので一生物。でも、丈夫だからって放置していませんか？いつの間にかひび割れてしまった、そんなことにならないように革靴ひび割れの予防法をご紹介します。お気に入りの革靴を永く履き続けられるようお手入れしましょ。
目次
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クローゼットにずっと入っていた革靴。
カビが生えないようにと気をつけていたのにひび割れしてる！
大事にしまっていたのにどうしてひび割れしているの？
カビが生えないよう乾燥させていたことが裏目になっていたとは。
乾燥でシワができるのは人間の肌と同じですね。
革靴表面にできたひび割れ
指の付け根や足首などのよく動かすところが特にダメージを受けています。
よく見ると小さなシワやひび割れができていませんか？
つま先にできた傷、これもひび割れの原因に
履くときにつま先をトントンする癖があるとつま先に傷が・・・
ここから革がめくれたりひび割れたりするので早めに対処した方がよさそう
革靴にできたのひび割れのことをクラックとも言います。
本来は壁などの亀裂を指す言葉ですが、革のひび割れでも使うことがあります。
そもそも革製品はひび割れしやすい
革靴だけではなく、カバンやジャケット、ソファーの革も放っておくとひび割れてしまいます。
高価なだけあってそう簡単に捨てられないものばかりです。
革靴と一言にいっても種類はさまざま
王道のレザーパンプス
毎年、どの有名ブランドからも新作が出るほどパンプスは革靴の中でも王道中の王道。
色もデザインも豊富なのでお気に入りの一足を。
オックスフォードシューズ
「おじ靴」として人気のオックスフォードシューズ。
革靴のなかでもマニッシュな印象のデザインのものが多いですね。
どっしり履くならレザーブーツ
特に使用している革の部分が広いのがブーツ。
手入れの簡単な合皮のものもありますが、レザーブーツの方が丈夫で人気があります。
しかし、面積が広い分、傷や汚れ、ひび割れ部分が目立ちやすいということも。
ひび割れてしまった箇所が少ないならば直してはき続けたいですよね。
修理できるのでしょうか。
新しいのを買った方が安いのか、修理して履くのかは症状次第ということですね。
削って磨くことで細かいひび割れ程度なら目立たなくする方法があるようですが、革靴ビギナーの場合は専門の修理店に持ち込んだ方が良さそうです。
よく動かす部分のひび割れ。
かなり薄くなっていて今にもちぎれそう。まさに皮一枚といった感じになっている状態だったら？
履きシワのある部分のヒビ割れについてですが実際には「ひび割れ」＝「革切れ」ということになりますので繊維が切れた状態です。
一度切れてしまったものを完全に戻すことは残念ながら難しいです。
繊維が切れた状態になってしまったひび割れは修復できないんですね・・・
最後の手段はパッチあて
ひび割れてしまった部分にパッチを縫い付ける方法もあります。
きちんと仕上げればほとんど目立たなくなるとか。
やはり革靴をひび割れさせないためにも日々（ひび）のお手入れで予防するようにしたいものです。
土の上をあるいたら泥がついてしまった！
その状態のまま放置していませんか？泥は革靴を劣化させる原因になります。
泥はブラシで落とす
泥は水に溶けないのでブラシがけして落とすのが基本。
おおよその泥はすぐ落として、細かいものは乾いてから落とすようにします。
革靴でも水洗いは可能ですが、何度も洗うと素材が傷むので、できるかぎりブラッシングで対処します。
雨に濡れてしまったらケアを
革靴は水に濡れて乾くと硬化しやすくなります。
そのときにひび割れになってしまう可能性があるので、いつもより慎重なケアを。
革靴の乾燥にはゆっくり時間をかけて。急激に乾かすとひび割れの原因になります。
表面が乾いても中の水分がちゃんと抜けるまで2日ほど休ませてあげましょう。
シューキーパーの使い方を知らない人も多いのではないでしょうか。
あまり強い力をかけすぎると、濡れてやわらかくなっている革靴が破けてしまうので、力加減には注意が必要です。
レディース向けのものも
ネジ式でサイズを調節できるシューキーパーならばレディースサイズの革靴でも使えるので家族で共有できます。
その日の天気に合わせて靴を選ぶ
天気によって服を考えるように、雨が降りそうなときは革靴を履かないという選択も。
どうしてもという場合は、防水スプレーをかけておきましょう。
急に雪が降る場合も
雨や雪が降る日は革靴やレザーブーツは避けたほうが良いかもしれません。
革は濡れるとダメージを受けやすいということもありますが、滑りやすいです。
革靴のお手入れに必要なもの
革靴のメンテナンス用品のメインはブラシとクリーム。
でもたくさんあってどれを買ったら良いのかわからないですよね。
汚れを残していると革が呼吸できずにひび割れするとか。
原則として汚れ落としはブラッシングとクリーナーで。
でも革靴も水洗い可能です。
乾かす時はじっくり時間をかけなければならないので余裕があるときにしましょう。
使うブラシは3種類
革靴メンテナンスに必要なブラシは3種類。
１．汚れを落とすブラシ
２．クリームを塗るためのペネトレイトブラシ
３．仕上げ用に少し硬めのブラシ
水分も補うなら乳化製クリーム
ひび割れ予防に効果的なのは水分も補える乳化性クリーム。
油性の靴墨クリームより光沢は出ませんが、革に栄養を与え長持ちさせることができます。
ツヤや光沢を出したいときには油性ワックスで仕上げを
「缶入り」と言われる靴墨。
成分が蝋のクリームは仕上げに使うとツヤが出て防水効果がでます。
使いすぎるとひび割れの原因になるので適量を。
シューキーパーには脱臭・殺菌効果も
革靴のかかと部分がゆるくなって脱げやすくなっていませんか。
革は足から出る水分を吸って変形するので、履いたらシューキーパーで形を整えます。
また、木製のシューキーパーには脱臭・殺菌効果もあるので水洗いの頻度を減らすことができます。
メンテナンスしたいけれど道具を全部買い集めるのが大変！というときは一式セットになっているシューケアセットを買ってみるのがおすすめ。
TANGENTGC（タンジェント・ガーメントケア）
贅沢に天然由来の原材料でつくられたシューケアセット。
エッセンシャルオイルで香りづけされているのが特徴です。
革靴を磨きならアロマの香りが楽しめるなんて素敵ですね。
M.モゥブレィ・エドワードセット
まるでクッキーの缶みたいなパッケージのエドワードセット。
M.モゥブレィブは革靴愛好家にも愛用者が多いシューケア用品のトップブランドということもあり、品質が安定しています。
KIWIシューケアセット
レトロな缶にキウイのイラストがかわいいシューケアセット。
革靴だけではなく、革のカバンのお手入れにも使えるので結構便利です。
COLUMBUS ミニバケツ入りシューケアセット
バケツに入った老舗メーカ「コロンブス」のシューケアセット。
インテリアとして靴箱においてもかわいいので、帰ったらすぐ革靴の汚れを落とせますね。
ちょっとしたプレゼントにも喜ばれます。
革靴のお手入れは意外と簡単です。
簡単だからこそ、判る人にはお見通しになってしまいますね。
汚れもひび割れもない靴を履いて大人の女性をめざしましょう。
革靴は一生もの
大切にお手入れすれば革靴は一生ものです。
移り変わっていく風合いやなじんでいく履き心地を楽しめるのも長く付き合うからこそですね。
