本当は簡単!自分の好きな布でパッと縫えるかわいい浴衣の縫い方!
2016/11/02
おーのきみ
夏になると、着てお出かけしたくなる浴衣ですが、既に何着か持っていて、買う必要はないのだけれど、少し飽きてしまった、なんてことはありませんか?定番の浴衣でも、帯留めを合わせれば、さりげなく粋に着こなせます。今回は帯留めの使い方を徹底的に分析します。
帯留め」とは、着物を着る際に、「帯締め」に付ける、飾りのことです。
このような飾りに発展したのは、明治以降のことで、それ以前は、帯を留めるための実用的なものでした。
本来は着物に使用するもので、部屋着やパジャマに当る浴衣には、使用しませんでした。
しかし、浴衣を夏のお出かけ着として着るようになった現代なら、
帯留めを浴衣と合わせるなんていうのも、粋で素敵ですよね。
こんなレジンのものなら、涼しげで夏にもぴったりです。
ちなみに、帯締めって……?
こちらの画像が、帯締めになります。
着物の帯を締める際、帯締めがないと、帯を固定することが出来ませんが、
浴衣の場合は、違った結び方をするので、通常なら、帯締めは必要ありません。
しかし、浴衣に帯留めを付けたい場合は、必要なので覚えておいてくださいね。
※下の帯留めの付け方の説明にも登場します
帯留めの付け方(浴衣編)①
帯留めの裏側は、画像のような金具が付いています。
まずは帯留めに帯締めを通してください。
帯留めの付け方(浴衣編)②
普通通りに浴衣を着て、帯を結びます。
後ろにある帯の結び目に、帯締めを通します。
帯留めの付け方(浴衣編)③
帯締めを前で結びます。
結び目は後で隠しますが、隠しやすいように、結び目は小さくしてください。
帯留めの付け方(浴衣編)④
帯締めの結び目を後ろに回し、帯の結び目の中に隠します。
帯を崩さないように、慎重に回してください。
完成です!
実際に浴衣に帯留めを付けると、このような感じになります。
帯だけよりも、華やかな印象になりますね。
帯留めの使い方を動画でご覧ください。
「帯締めに通すだけ」と、とても簡単ですが、よりわかりやすくご紹介します。
女の子なら誰もがときめくこと間違いなしな、可愛い帯留めを集めてみました。
草原の動物たち♪
キッチュな色使いの、テントウ虫にお花、バンビにひよこたち、
みんなの注目を集めること間違いなしな帯留めです。
シンプル浴衣にも、カラフル浴衣にも合わせられます。
ゴールドの猫ちゃん
5匹の猫ちゃんたちが、リースのように輪になっている帯留め。
小さな星がきらっと光って、ワンポイントになっています。
真っ赤なリンゴ
真っ赤なリンゴが、夏祭りの縁日のリンゴ飴のような、こちらの帯留め。
モノトーンの浴衣のポイントにいかがでしょうか?
実際に、帯留めをどんな浴衣に合わせるか、コーディネートの例を見ていきましょう。
(着物の画像もありますが、柄や色使いの参考にしてくださいね)
浴衣の柄、帯の柄、それに帯締めの色をぴったり合わせているので、柄×柄なのに、まとまっていますよね。
そこに、白い蝶の帯留めを付けることによって、さらにまとまり感がアップしています。
こちらは、上の画像のものと色違いの帯留めになります。
浴衣のベースカラーを帯留めのカラーを合わせて。
花柄に蝶なので、お花畑のようです。
夏の定番の金魚柄の帯に、さらに金魚の帯締めを付けて。
幼くなってしまいがちなモチーフなので、黒でシックにまとめます。
金魚柄の浴衣にも、合いそうな帯締めですよね。
こちらはリンゴ柄の浴衣に、リンゴモチーフの帯留めを合わせています。
帯のカラーと柄も、リンゴを剥いた内側みたいですよね。
ブルーのさわやかなドット柄の浴衣に、紺の帯がとても涼しげですよね。
そこに、ブルーとピンクの丸いボタンモチーフの帯留めを付けて、ポイントに。
帯留めのDIYは意外と簡単です。
この方法を知ってしまうと、身の回りのものが、何でも帯留めに見えてくるかもしれません……。
帯留めのパーツ
表側に、モチーフを貼り付けるタイプの帯留めのパーツです。
手芸屋さんや、インターネットショップで、簡単に手に入ります。
お気に入りの箸置き
おうちにもあるかもしれませんが、雑貨屋さんやお土産屋さんにも売っている箸置き。
それを上のパーツに張り付けるだけで、あっと言う間に帯留めの完成です。
帯留めのパーツ
ブローチのピンに通すタイプの帯留めのパーツです。
手芸屋さんや、インターネットショップで、簡単に手に入ります。
お気に入りのブローチ
古着屋さんやヴィンテージショップのもの、ママやおばあちゃんのお下がりなど、
少しレトロなものが浴衣にマッチして、良いかもしれません。
帯留め用パーツをブローチのピンに通すと、こんな感じになります。
通すだけなので、パーツをはずしたら、ブローチとしても、普通に使うことが出来きます。
お気に入りのブローチでも安心ですね。
小さいけれど、ぐっと浴衣をオシャレに見せてくれる帯留め。
この夏は、帯留めをつけて、今までと一味ちがった浴衣の着こなしで、
花火や夏祭りにお出かけしてみてはいかがでしょう?
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
最近アクセス数の多い人気の記事
Copyright© 運営事務局