とってもかわいいハワイアン生地☆家でも南国気分を味わいましょう♪
2016/05/20
mariko01
「キルト」というと小さな生地をつなぎ合わせて作るイメージがありますよね!しかしハワイアンキルトは大きな生地にアップリケを縫い付けて作るのが特徴です♪一見難しそうですが初心者でも始めやすいハワイアンキルトのデザインややり方をご紹介します☆
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ハワイアンキルトとは!
ハワイアンキルトとは、イギリスから伝えられたパッチワークキルトがハワイで独自に発展したものです。アメリカンキルトとの大きな違いは色が2色ということと、デザインがシンメトリックなっているということ、デザインの周りにエコイーキングという水の波紋のようなキルティングがされているということです。
ハワイアンキルトの歴史
1820年やってきたイギリスの宣教師の妻より洋服や洋裁がつたわりました。その当時のハワイには生地が存在しませんでした。なのでアメリカンキルトに使われているような小さな生地もありません。大きな生地を模様に切り抜き、土台の生地の上にのせ縫いとめるやり方が主流になりました。
生地を折って切ることでシンメトリックになるアップリケ。実はそのモチーフひとつひとつに意味があるんです!
ハイビスカス
ハワイアンキルトのモチーフとして一番人気なのがハイビスカス。
意味は神にささげる花、新しい恋、信頼、輝かしい未来、新しい恋人を望む人に贈るなどです★
ホヌ(ウミガメ)
ハワイではウミガメは海の守り神といわれています。
ハワイアンキルトのウミガメモチーフは、災いや危険から身を守るとされ、サーファーや海にかかわる仕事をしている人のお守りとしてよく使われます。
モンテスラ
モンテスラもハワイアンキルトでよく使われるモチーフです。
モンテスラはハワイ語で「水が沸きあがる」という意味です。モチーフには幸せを呼び込む壮大な計画などの意味があります。
ウル(パンの木)
ウルのハワイアンキルトのモチーフには豊穣、新築のお祝い、繁栄、成長、幸運などの意味があります。ファーストキルトに最適のモチーフとも言われています。
伝統的なハワイアンキルトの生地
伝統的なハワイアンキルトでは100%コットンの無地の生地を2色使います。ポリエステル混紡の生地も使われますが、コットン100%の生地の方がアップリケもキルティングも楽に出来ますよ★
ハワイアンキルトは手縫いが基本!
ハワイアンキルトでは、すべてのスティッチを一針、一針、心をこめて手縫いしていきます。
長い時間をかけてせっかく作るので、できれば安いコットン生地ではなく、上質のコットン生地を使って作りましょう♪
ハワイアンキルト①
パームツリーをモチーフにした大判のハワイアンキルトのタペストリー。
伝統的なハワイアンキルトとは違いますが、ムラ染めの生地を使って作るのも可愛いですね!
ハワイアンキルト②
生地にハワイアンキルトを施して作ったファスナーポーチ♪モンステラとプルメリアモチーフがキュートです!こちらはキットを販売しています!小さな面積なのでトライしやすいですね、
ハワイアンキルト③
ハワイアンキルトで作ったベッドカバー♪シンプルに見えて凝ったデザインが美しいです!
ハワイアンキルトの教室が作ったものです!プロの方に教えていただくのも楽しそうですね。
ハワイアンキルト④
生地にハワイアンキルトを施して作った裁縫箱★
こんな裁縫箱があればますますハワイアンキルトのやる気がでちゃいますね♪
ハワイアンキルト⑤
ハワイアンキルトのマルチカバー★ベッドカバーにもソファーカバーにも使えます!
ぱっとかけるだけでお部屋の印象がガラッと変わりますね。
ハワイアンキルトには土台用の生地とアップリケ用の生地の2色を使用します。
買ってきた生地は必ず水通しをしましょう!生地手洗いで軽く洗い、半乾きの状態でアイロンかけをします。
生地にアイロンをかけしっかりと折り目をつけながら八つ折にします。その上にモチーフのパターンをのせ、鉛筆でパターンを生地に写しましょう!待ち針を打ち八つ折にしたままカットします♪
生地を八つ折にして作るハワイアンキルトの作り方①
同様に八つ折にして線のついた土台の中心線にあわせて、アップリケの生地を重ね、待ち針でとめます。全体に待ち針を打ったらアイロンの線上にしつけをかけます。次にキルトラインの7mm~1cm程度内側にもしつけをかけましょう。
生地を八つ折にして作るハワイアンキルトの作り方②
ラインのなだらかなところから3~4mm位の針目で細かく生地通しをまつり縫いをしていきます。全部縫い終わったらしつけ糸をはずしましょう。これでトップ生地の完成です!
生地を八つ折にして作るハワイアンキルトの作り方③
生地にキルティングラインを描いていきます。キルティングラインの幅は8mm~1cm位と本にはよく書かれているかもしれませんが、本場ハワイでは「小指の幅」でと言われているそうです。あまり神経質にならずおおらかに描いていきましょう。
生地を八つ折にして作るハワイアンキルトの作り方④
トップ布・キルト綿・裏布をかさね、しつけをかけます。まず八つ折ラインに沿って生地にしつけをかけ、次に縦方向、横方向にもしつけをかけましょう。
生地を八つ折にして作るハワイアンキルトの作り方⑤
キルティングをします!針目がそろっていることも大切ですが、もっと大切なのはすべての生地にきちんと糸が通っていることです。確認しながら進めましょう!最後にしつけをはずし、余分なキルト綿と裏布をカットすればハワイアンキルトの完成です★
少しわかりにくい、しつけの部分とキルティングの部分を動画でも見てみましょう!
ハワイアンキルトの作り方:しつけ編
ハワイアンキルトを作る際にとても重要なモチーフを土台の生地にしつけ留めする様子の動画です。しつけをしっかり行う事がハワイアンキルトを綺麗に作る為の第一歩です!
MonsteraHouseハワイアンキルト キルティング講座
ハワイアンキルトのキルティングのやり方の動画です。
アップリケにそってキルティングをしているところを見てみましょう!
大きな生地にアップリケを縫い合わせて作るハワイアンキルトおすすめです!
小さな生地を縫い合わせて作るキルトとは、また違った雰囲気を持つハワイアンキルト。鮮やかな色の大きなモチーフにハッとさせられる美しさがあります。キットなども売っているので初めての方でも手軽に始められますよ♪新たな趣味にいかがですか?
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