ブーツの手入れってどうやるの？革製ブーツのお手入れ方法まとめ

パンプスやスニーカーなどよりも面積の広いブーツ。雨じみや誰かに踏まれた跡なども目立ちやすいので、日々のお手入れを欠かさず行いたいところです。

手入れを怠ってしまい、汚れがとれなくなったり壊れてしまってはブーツが勿体ないです。ブーツはものによってはかなり長持ちするので、簡単なお手入れ方法を覚えてしまいましょう。

茶色や黒色のシンプルな定番ブーツ。濃い色が多いため、汚れやホコリが目立ちやすいです。シンプルなデザインが多いため、形を保つことが重要です。皮の艶感も長持ちさせたいですよね。

防水保護スプレー

水に弱い革が雨に濡れる前に、ブーツ全体に防水保護成分を含むスプレーを使います。革自体をトラブルから守り、強い革へと変化させてくれるのです。

ブーツキーパー

靴箱に常備しておきたいのがブーツキーパー。購入直後から使用することで、形を保ったまま使用することができます。

ショート用ブーツキーパー

スプレーやブーツを磨く時も、ブーツキーパーがあればお手入れがぐっと楽になりますよ。ショートブーツ用のコンパクトなブーツキーパーの売っています。

これまで何の手入れもしてこなかった…という既に履いているブーツでも、綺麗に拭きあげてから防水保護スプレーを使いましょう。

ブーツの手入れ方法

①毛のブラシ（出来れば天然のもの）で埃や砂の汚れを払い落とします。
②ブーツのためのクリーニング・保護・栄養補給ムースなどのケアグッズで全体をクリーニングします。
③仕上げに防水スプレーを全体的に振りかけて、乾拭きをして完了です。

手順はこれだけで、使う道具も少ないです。実はブーツのお手入れってこんなに簡単なのですよ。お手入れのタイミングは、基本的には2週間に一度で十分です。

ブーツが雨に濡れてしまった場合は、ケアグッズで補給した栄養分が抜けてしまいますので、手入れを欠かさないようにしましょう。

濡れてしまったあとの手入れは、陰干しでブーツが乾いた後に。革が痛むので直射日光は厳禁。陰干し推奨です。

革ブーツは、蒸れやすく汗などの雑菌がブーツにだけではなく身体にも影響を及ぼします。足の臭いや、水虫などを引き起こしてしまいます。

ジッパーがあるブーツは全開にして、内側に除菌消臭スプレーをふりかけ、そのまま2･3時間ほど置いておきます。その後はブーツキーパーにセットするだけの簡単なお手入れです。

日常的にブーツを履いていても、ブーツキーパーを使うことを忘れないようにしましょう。ロングブーツの場合は特に、形を保つためのポイントです。

蒸れやすいブーツは、きちんと除湿が出来ていないとカビが生えてしまうことがあります。もしカビが見つかったらどのようにお手入れすればいいのでしょうか？

ブーツにカビを見つけたら、すぐにブラシか乾いた布でカビを払い落としましょう。カビの跡が残ってしまった場合は、ブーツの内部までカビが繁殖してしまっている場合があります。

ブーツのカビ除去用のクリーナーがありますので、再発を防ぐことが大切です。ブーツの色・種類によってはクリーナーで色落ちする場合があるので、目立たない部分で試してから使用しましょう。

どうしてもカビや汚れが取れない、色落ちしてしまったという場合でも、ブーツの修理店に持っていけば解決することがあります。

革製品のブーツのお手入れ方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？思っていたよりも意外と簡単そうではないでしょうか。

基本的な道具が揃っていれば自宅でも簡単にお手入れ出来るブーツ。少しの手間でブーツを長持ちさせて、大切にブーツを履きましょう。毎年買い換えるよりもずっとコスパもいいですよ。