【留袖や訪問着などにピッタリの袋帯】豪華で美しい袋帯をご紹介!
2016/08/17
セラフィム
なかなか着る機会の少ない着物。その中でも、留袖っていつ着るの?帯はどんなものを合わせるのがいいの?黒留袖には帯揚げや帯締めも白なの?そんな素朴な疑問を少しでも解消できるように画像を集めてみました。日本女性の着物のマナーが知れるかも?
黒留袖とは、結婚式で、両親や、仲人さん、親戚などの既婚の女性が着る黒の着物です。既婚女性の第一礼装として、五つ紋の入ったものが用いられることが多いです。
黒地の着物に、裾のほうにだけ柄が入った着物が留袖です。袖や、肩には模様が入りません。おめでたい柄で慶事を演出してくれます。
扇や松竹梅などのおめでたい柄の入った留袖です。五つ紋は、胸元と、袖に左右二つづつ、背中に一つ入ります。
鶴やお花の柄もおめでたさや、華やかさを演出してくれる柄ゆきですね。地色が黒なので、鮮やかな色が映えます。黒留袖には金や銀の入った帯がぴったりです。
右が金を基調とした柄や、草履、左が銀色を基調とした柄や草履の黒留袖です。どちらも華やかな席にふさわしいゴージャス感が表れています。
第一礼装としての留袖も、なかなか着る機会がないものです。着物パーティーなどでしたら、多少気崩して着てみるのも楽しかもしれません。
留袖には、丸帯、袋帯を使用して、二十太鼓を結びます。名古屋帯などは留袖には適しません。丸帯は、構造上どうしても厚みが出てしまうため、最近では袋帯が一般的のようです。
金や銀などの豪華なカラーを使ったおめでたい柄の帯が留袖にはふさわしいようです。白っぽい感じの方が、黒の着物に似合いそうですね。
鳳凰や、お花など色使いがステキな帯です。お太鼓になる所に柄を合わせて着付けをすれば、留袖に帯が一層似合いそうですね。
おめでたい松竹梅の柄が入った留袖用帯です。赤や朱色使いも華やかにしてくれるカラーの一つです。金色に赤系を混ぜても豪華な帯になります。
ブラック&ゴールドの組み合わせは、高級感のある組み合わせです。金色のトーンを変えて、色々な角度から違う色に見えるような味わい深い帯になりそうです。
留袖を着る場合の帯などのグッズです。末広と呼ばれる扇子を指すのが留袖の特長でしょうか。懐刀の代わりだそうです。ご挨拶の時などに膝にのせて使うようです。
礼装用の絞りの帯揚げです。黒留袖には白の帯揚げときまっています。絞りや、綸子などの帯揚げが一般的のようです。
黒留袖の帯揚げは、白と決まっていますが、刺繍や模様が入っていても、金や銀色ならいいようです。鶴などのおめでたい模様ならOKってことですね。
黒留袖には、帯揚げは白、帯締めも白を基調とした金や銀色が良いようです。帯との兼ね合いもありますが、白ならまず間違いなさそうですね。
黒留袖の他に、色留袖という着物もあります。五つ紋であれば、黒留袖と同格の最上位の礼装になります。
黒留袖を着るにはちょっぴリ若いような気がする場合などには、色留袖がぴったりです。若い人向けのピンクなどのカラーもあるので、会場を華やかに彩ってくれそうです。
色留袖なら、季節によっても、カラーを選べるのも嬉しいところですね。結婚式以外にも、お茶会や、式典などかしこまった席に着て行っても失礼に当たらない服装です。
黒留袖用の帯でも、色留袖に合わせる事が出来ます。金や銀色の帯なら、どんな着物にもぴったりですね。金や銀を使った帯を一本持っておくと重宝しそうです。
色留袖であっても、帯揚げは基本的には白を用います。薄目のカラーであれば、着物や帯とコーディネートした帯揚げを合わせてもいいようです。
色留袖の小物類の、帯揚げや、帯締めも基本的には、黒留袖と同じ考え方で白を基調としたものでよいようです。白は、どんな色にも合います。
かさね襟や、帯のカラーに合わせて、帯揚げや、帯締めをカラーに替えてると、色留袖をおしゃれに演出してくれそうですね。
右のお着物が色留袖、左が訪問着のようです。特長は、訪問着の方が肩や袖にも模様が入っている所です。どちらもステキな着こなしですね。
色留袖に、丸帯を合わせた着こなしです。紫の色合い違いの、帯揚げと帯締めを合わせて、個性的な着こなしになっています。
既婚の女性の場合には、身内の結婚式には、留袖がふさわしい着物です。帯も、金や銀を基調とした高級感のあるものがふさわしいようです。身内であっても、姉妹などや、叔母などの場合には、色留袖での出席でも失礼に当たりません。TPOに合わせた着物選びができるような洗練された女性になりたいものですね。
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