記事ID62018のサムネイル画像

小紋?訪問着?意外と分からない着物のいろいろな名称を知りたいっ☆

着物に色々な種類があるのはなんとなく知ってるけれど、名称がよくわからないっ!という人も多いのでは?フォーマルに着られる種類はどの着物?カジュアルに着るには?名称を知ればコーディネートや着物選びがしやすくなります。着物の名前を知りましょう♪

着物の名称って何があるの?

フォーマルに着られる着物や、カジュアルに着る着物。それぞれ名称はあるようだけど、よくわからない!買いたいけどなんて言って選んでもらえばいいの?意外と知らないことが多いですよね。

黒紋付き

黒一色のこの着物の名称は「黒紋付き」
最高の礼装となってます。未既婚問わずに着ることができ、華やかで格式の高い袋帯を合わせれば慶事に使え、黒の名古屋帯を合わせれば喪服として使えます。

黒留袖

下に柄が入っているこの着物の名称は「黒留袖」
慶事の礼装です。黒留袖は結婚式で新郎新婦のお母さんが着ている所をよく見かけますね。
既婚女性の祝儀用で紋が入っています。

色留袖

黒留袖と同様の格のこの着物の名称は「色留袖」
既未婚問わず着られる慶事用の着物です。華やかな雰囲気でお祝いごとにピッタリですね。

訪問着

一続きの華やかな絵羽模様が特徴のこの着物の名称は「訪問着」
略礼装となるので、ドレスでいうところのセミフォーマルと言ったところです。
結婚式などでも着ることができる便利な着物です。

付け下げ

柄がすべて上向きになっているこの着物の名称は「付け下げ」
訪問着とほぼ同格です。セミフォーマルとして使用できます。華やかな場所でのおよばれに。

帯の種類の名称を知りたい!

帯も色々な種類がありますが、きちんと名称がそれぞれにあります。名称や物によって格式の差が出たりするので、覚えておきたいですね☆

こちらの帯の名称は「袋帯(ふくろおび)」
もっとも格の高い帯のため、金銀の糸が織り込まれたものはフォーマルな服装で使用できます。
オシャレ着で使う人も増えている帯です。

折れている部分があるこの帯は「名古屋帯」
結びやすさが魅力で、セミフォーマルからカジュアルの着物まで対応!お太鼓が一重なので少し短めの帯。

浴衣などで見かけるこの幅の帯の名称は「半幅帯」
手軽な着付けをしたいときなどは、着物でも半幅帯を使用します。締め方のバリエーションも豊か。着物の半幅帯は浴衣の物に比べれば厚手です。

和装小物の名称も知りたい!

着物をきるのには、色々な小物が必要ですが、その小物に名称がついてます!名称を知っていれば買うときも安心☆

和装の足元といえばこれ!名称は「足袋(たび)」
足袋にも色々な柄があるので、小紋を着るときには少し遊び心がある足袋をチョイスしても◎

着物の下に着るこちらの名称は「長襦袢(ながじゅばん)」
長襦袢に半襟をつけ、襟芯を入れます。キレイに着物を着ることもできます。半襟で柄がある物を使えばとってもオシャレな印象に。

帯からちょっと出ている布の名称は「帯揚げ」と言います。帯の形を作る際帯枕というボリュームを出すための物を隠すための布です。

帯の真ん中を締めているこの紐の名称は「帯締め」
お太鼓を押さえる役割のある紐です。着物のコーディネートの大切なアクセントでもありますね。

長襦袢をや着物を整えた状態で締めるのに使うこの幅広の紐の名称は「伊達締め」
着付けには1~2本必要です。

伊達締めよりちょっと細いこの紐の名称は「腰ひも」や「仮紐」と呼ばれてます。
着物を固定したり帯のお太鼓を作る為の借り止めで使ったりします。
着付けには2~4本ほど使います。

名称は「帯枕(おびまくら)」
帯を美しく見せるために必須アイテムです。帯枕も色々な大きさがあり、振袖の代わり結び用など色々あります。

長襦袢の下に着ておきたい下着の名称は「和装下着」や「和装スリップ」などと呼ばれています。
和装スリップに汗取り用のタオルなどを巻いておけばずん胴が美しいとされる着物姿のための体型補正にもなり、一石二鳥です。
こちららは洗濯機でのお洗濯が出来る物がほとんど。

着物関連♪名称いろいろ☆

着物関連の色々な物の名称って意外に知らないですよね。でも、名称さえわかっていれば、お買い物の時やいざ着物を着るときに大活躍してくれること間違いなし!

着物を着付けた時に見える部分の名称の一覧。着付け師さんなどが口にすることが多い用語ばかりなので、覚えておくと便利です☆

着物自体の部分名称一覧表!すべての名称を覚える必要は全くありませんが、仕立てたりする際、採寸などで聞くことがあるかもしれませんね。
部分に細かく正式名称がついてます。

名称を知れば着物の世界が分かりやすく♪

専門用語のような言葉が沢山出てくるとビックリしちゃいますが、なんとなーくでも知っていればもっと着物が楽しくなります!
特に小紋は自由に着こなすことができるので、細かいことは気にせずにどんどん楽しみましょう♪

詳しいことは分からないけど、可愛く着られればOK!?まずは着物を見ることを楽しむだけでもとってもHAPPYな気持ちになれますね。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

アクセスランキング

最近アクセス数の多い人気の記事

TOPへ